キャサリン皇太子妃の魅力のひとつといえば、たっぷりとしたロングヘア。胸下までの長めレングスですが、長身なのでバランスよく、優雅なファッションを引き立てています。また手入れが行き届き艶のある質感で、風になびく様子はまるでジュエリーのよう。
そんなボリュームあるヘアに埋もれない存在感を放つのが、ドロップタイプのイヤリング。ストレートから波ウェーブまで、日々の多彩なヘアセットに合わせて、気品ある優美なものや、モダンなデザインなどをスタイリングしています。華やかな顔周りにゆるぎないエレガンスを感じる、最新スタイルをスナップからチェックしていきましょう。
■1:ブロンドヘアにお気に入りのピンクストーンを合わせて
2022年10月6日、北アイルランドのキャリクファーガスを訪れた際の一枚です。
いつもよりだいぶ明るく見えるヘアカラーは、ブロンドのハイライトによるもの。実はヘアカラーがご法度であるという王室。そこでキャサリン皇太子妃はグレイヘアをヘアマニキュアなどで定期的にケアしているのだそう。ハイライトは白髪を染めないトレンドにもフィットしていますよね。
合わせたイヤリングは公務の場で頻繁に披露している愛用の品。ピンクのロードクロサイトが、ゴールドフープから垂れ下がったデザインです。淡いストーンの色味がライトなヘアカラーとマッチし優しげなムードが漂います。
■2:華麗な波巻きにはダイヤモンドで品格をプラス
10月5日、イギリスのギルフォードにある病院を訪問。動きのあるリッジカールが軽快さと華やかさを演出するウエーブヘアには、清々しい白い輝きのホワイトゴールド&ダイヤモンドのイヤリングをオン。ダイヤモンドがあしらわせたフープに、ペアシェイプのダイヤモンドが下がり、洗練された輝きを放っています。
■3:グロッシーなストレートヘアにモダンなシェイプで都会的に
9月27日ウェールズのスウォンジーで、清潔感あるストレートヘアにゴールドのフープをスタイリングしていたのをキャッチ。イヤリングはウェールズ発ブランドのもの。サークルではなく角のあるデザインにモード感が漂い、ストレートヘアを小粋に見せています。
■4:タイトヘアに大きなイヤリングでエッジを効かせて
6月22日、ロンドンのブリクストンハウスで開催されたイベントではとびきりクールに。ボリュームを抑えたストレートヘアを片方だけ耳にかけすっきりと出したフェイスラインに、幾何学フォルムの大きなイヤリングが映えます。ロイヤルオペラハウスの天井にあしらわれた華やかなディテールを表現したというデザインは、タイトなヘアとベストマッチ。
■5:ワンカールには清楚な輝きでソフトなフェミニンスタイルに
4月27日、英国・ロンドンの王立助産師大学と王立産婦人科医大学の本部を訪れたときは、内巻きにワンカールしたヘアを耳にかけ、パールで装っていました。バロックパールがフープにセットされたデザインのイヤリング。大袈裟すぎることなく、動くたびに優美に揺れて知的な魅力を放ちます。
■6:瑞々しさを授けるポニーテール+マザーオブパール
3月22日、ジャマイカのキングストンにあるノーマン・マンリー国際空港に到着したキャサリン妃。高い位置でまとめたヘアに、まろやかな輝きのマザーオブパールのイヤリングを合わせて。大人のポニーテールは、フロントをセンターパートにすると、高めでも落ち着いた雰囲気に。耳前に後れ毛をひと筋たらせば、こなれ感も演出できます。イヤリングはパリ発プチプラブランドのもの。アンティークライクな風合いが洒落感を高めます。
キャサリン皇太子妃のハッと目を引く顔まわりの秘密を、スナップで紐解いてみました。
最新ヘアカラーは9月に初披露した際、英メディアで大きな話題に。ダークな栗色のイメージから、明るいハニーカラーに変身し「ゴージャス!」と早速コピーした王室ファンが続出したとか。
常に話題を呼ぶ皇太子妃のヘア&イヤリングコーデ、ウェブ会議の顔映えや上半身勝負の着席での食事会などにぜひ活用してみてくださいね。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子