【目次】

黒ロングスカートでつくるコーデ


【1】黒ロングスカート×黒ニット×レザーブルゾン

【1】黒ロングスカート×黒ニット×レザーブルゾン
スカート¥120,000(ストラスブルゴ〈ザ ハイアリン〉)、ブルゾン¥99,000(ウールン商会〈ブルーガール〉)、ニット¥25,000(オルドス ファッションジャパン)、ブレスレット[太]¥37,000・[細]¥33,000(showroom、SESSION〈サヤカ デイヴィス〉)、バッグ¥236,000(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴¥107,000(ピエール アルディ 東京)
[Precious11月号102ページ] 撮影/熊澤 透

重く見えがちな上下黒アイテムを使ったコーディネートも、片方を柄にすることで、軽やかさが加わります。主役のスカートは、起毛感のある素材がアニマル柄をまろやかに演出。シンプルなボックスプリーツだから、応用力も高く着こなしやすいのが特徴です。インパクトのあるスカートの柄を生かすには、レザーブルゾンを合わせて、シンプルにまとめて。

【2】黒ロングスカート×オフタートルネックニット

【2】黒ロングスカート×オフタートルネックニット
ニット¥280,000・スカート¥450,000・リング各¥41,000・バッグ¥290,000・靴¥135,000(クリスチャン ディオール〈ディオール〉)
[Precious12月号116ページ] 撮影/宮本直孝

指を触れるたび幸福感をくれる、ふっくらと立体的なカシミヤニット。今季らしいボリュームonボリュームのシルエットを楽しむなら、シルク素材のロングスカートとの贅沢なレイヤードを。光を受けるたびに繊細な光沢を放つキャメル色のカシミヤが、ゴールドジュエリーにも負けぬ洗練された華やかさを実現してくれます。

【3】黒ロングスカート×カシミヤニット

【3】黒ロングスカート×カシミアニット
ニット¥199,000(三喜商事〈アニオナ〉)、スカート¥150,200(エム&アソシエイツ〈クリスタセヤ〉)、ストール¥18,500(トラディショナル ウェザーウェア 青山ウィメンズ店)、イヤリング¥82,000(アルテミス・ジョイエリ)、リング¥250,000(showroom SESSION〈ヒロタカ〉)、バッグ¥236,000(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴¥157,000(トッズ・ジャパン)
[Precious2月号62ページ] 撮影/熊澤 透

カシミヤニットとAラインスカートがつくるやわらかなシルエットを、引き締め効果のある黒でシャープに仕上げたスタイル。大人かわいい着こなしが、黒とのシックなメリハリ配色で都会的な印象になります。さらに、ハーフ&ハーフの配色分量でコントラストを強調すると、洗練度がぐんとアップします。

白ロングスカートでつくるコーデ


【1】白ロングスカート×ドレープニット

【1】白ロングスカート×ドレープニット
ファー付きカシミヤニット¥160,000・パンツ¥55,000(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、ピアス¥1,844,000(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ¥269,000・靴¥74,000(JIMMY CHOO)
[Precious12月号88ページ] 撮影/熊澤 透

身ごろと袖がゆったりとつながり、背中にきれいなドレープが生まれるニットは、襟ぐりのふんわりファーが華やかで、女らしいシルエット。プリーツスカートに見えるグレージュのパンツに、ポインテッドトウのパンプスで細い足首を強調して、甘く淡いグラデーションをキリッと引き締めた上級スタイルです。バッグのゴールドチェーンの煌きもアクセントになって効果的。

【2】白ロングスカート×ブラウス×テーラードジャケット

【2】白ロングスカート×ブラウス×テーラードジャケット
ジャケット¥298,000・ブラウス¥133,000・スカート¥168,000・バッグ¥154,000・靴¥119,000(フェンディジャパン)
[Precious12月号156ページ] 撮影/戸田嘉昭・小池紀行・宗高聡子(パイルドライバー)

「ソックスブーツ」はボリュームスカートに合わせ足元にメリハリをプラスするのが正解です。このブーツの大きな魅力はソックスのように見えるストレッチ素材によって、きゅっと引き締められた足首。その繊細さを際立たせるために、ボトムには思いきりボリュームのあるフレアを選びましょう。そして、トップスはシャープなテーラードできりっと引き締め、黒と白を交互に配することで、メリハリのリズムを強調するのもポイント。

【3】白ロングスカート×カウチンニット

【3】白ロングスカート×カウチンニット
"edit & co. Cowichan〟のカーディガン¥110,000・"YURIPARK CAPO COMPLETO〟のニット¥66,000・"adele couturier〟のスカート¥38,000(edit & co.)、靴¥18,000(プレインピープル丸の内〈ボサボ〉)、ブレスレット各¥24,000・リング¥20,000(リンクス オブロンドン青山店)、その他/私物
[Precious11月号63ページ] 撮影/浅井佳代子

伝統的なカウチンニットに女らしいスカートを選んだコーディネート。厳寒のカナダで生まれたハンドメイドのカウチンニットには、カジュアルを美しくする名品の存在感が。こちらはキモノスリーブや細身シルエットなど、スタイリッシュに着こなせる一着です。しなやかなロングスカートに合わせて、女らしく着こなして。

【4】白ロングスカート×ブラウス×レザーコート

【4】白ロングスカート×ブラウス×レザーコート
ザ ロウのコート・スカート、ラルフ ローレンのブラウス、トッズのバッグ・靴(すべて私物)
[Precious2月号86ページ] 撮影/佐藤 彩

温もりを感じるベージュ系のグレージュコートを主役にするときは、ぼやけた印象にならないように、小物で濃淡をしっかりつけて引き締めましょう。上質なレザーコートの光沢感を生かしたいので、小物はマットなクロコダイル素材のものを選ぶのが正解。シンプルなシルエットで控えめながらも華やぎを演出して。

グレーロングスカートでつくるコーデ


【1】グレーロングスカート×黒Tシャツ×ファーストール

【1】グレーロングスカート×黒Tシャツ×ファーストール
クルチアーニのカシミヤTシャツ¥56,000・マンツォーニのストール¥60,000・サポート サーフェスのスカート¥46,000・ミチノのバッグ¥150,000・プロエンザ スクーラーの靴¥98,000(ストラスブルゴ)
[Precious12月号63ページ] 撮影/佐藤 彩

黒のカシミヤTシャツ+タイトスカートの組み合わせは、きわめてシンプルなエレガントスタイルだから、ボリュームのあるフォックスファーのストールでラグジュアリーな迫力を。鮮やかなターコイズブルーバッグやチャンキーヒールの靴など、トレンド要素のある小物をちりばめれば、上級センスの漂う着こなしが完成します。頼れる最愛のブラックTシャツは小物や配色で表情豊かな演出をしましょう。

【2】グレーロングスカート×ローゲージニット

【2】グレーロングスカート×ローゲージニット
スカート¥60,000(ドゥロワー丸の内店〈ドゥロワー〉)、ニット¥78,000(ブラミンク〈ブラミンク〉)、手袋¥22,000(ヴァルカナイズ・ロンドン〈デンツ〉)、リング¥14,000(TOMORROWLAND〈ジェニーバード〉)、ペランのバッグ¥200,000・マノロ ブラニクの靴¥223,000( ブルーベル・ジャパン)
[Precious11月号103ページ] 撮影/熊澤 透

トレンドのチェック柄は、最愛のグレーで大人っぽい表情を楽しむのがおすすめです。主役となるスカートの英国調チェック柄は、カジュアルなフリンジがアクセント。体型に合わせて調整がしやすいラップタイプなのも魅力です。トラッド色の強いスカートだから、ふんわりそでのローゲージニットやニーハイブーツでハズすのが正解。丸いレザーバッグも都会的なアクセントに。

タイトロングスカートでつくるコーデ


【1】タイトロングスカート×黒ブラウス×ファーストール

【1】タイトロングスカート×黒ブラウス×ファーストール
ブラウス¥120,000・スカート¥105,000(IZA〈ヌメロ ヴェントゥーノ〉)、ファーストール¥56,000(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店〈ユナイテッドアローズ〉)、ネックレストップ¥420,000・チェーン¥1,200,000(シャンテクレール 東京店)、バッグ¥82,000・靴¥98,000(JIMMY CHOO)
[Precious12月号145ページ] 撮影/小池紀行(パイルドライバー)

クラシカルなベルベット素材は今シーズンの注目株。照明に合わせて艶めくブラウスをまとえば、オールブラックの着こなしでも優美な魅力が引き立ちます。ドットチュールのパンプスやファーなど異なる黒を重ねたり、メタリックな光を放つ小物をちりばめて、重く見せないことがポイント。クチュールライクな艶ありブラウスで美人オーラを放ちましょう。

【2】タイトロングスカート×ローゲージニット

【2】タイトロングスカート×ローゲージニット
スカート¥167,000・ニット¥201,000・ピアス¥120,000・リング¥78,000・バッグ¥468,000・靴¥95,000(ボッテガ・ヴェネタ ジャパン)、クラリネットケース・楽譜/私物
[Precious11月号83ページ] 撮影/浅井佳代子

ローゲージニットをクラシカルなひざ下丈スカートと組み合わせた「まじめ」なコンビネーション。一見ベーシックなようで、こっくりとした色同士でまとめたワントーンがとても新鮮です。スカートで洗練を目指すなら、選ぶべきは細身なひざ下丈!

【3】タイトロングスカート×黒ニット×黒コート×ミックスファーストール

【3】タイトロングスカート×黒ニット×黒コート×ミックスファーストール
コート¥76,000(MOGA)、ニット¥25,000(Theory luxe)、スカート¥28,000(wb)、ストール¥852,000(ランバン ジャパン)、ピアス¥1,260,000・リング¥1,900,000(シャンテクレール 東京店)、バッグ¥275,000(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイアンソニー・ヴァカレロ〉)
[Precious2月号95ページ] 撮影/水田 学(NOSTY)

表情の異なるミンク&フォックスファーのストールで、冬のブラックコーディネートに華を添えて。白がアクセントになったスリーラインが、モダンな印象をもたらします。ファーの存在感を生かすように、リングやバッグは黒で控えめに。

ロングスカートに合わせたい靴


【1】ロングスカート×ヒール

【1】ロングスカート×ヒール
カシミヤのタートルニット¥83,000(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、カシミヤのストール¥187,000(三喜商事〈バンフォード〉)、キャメルのスカート¥46,000(コロネット〈エアロン〉)、ピアス¥355,000・ブレスレット¥850,000・バングル¥2,750,000(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ¥140,000・靴¥74,000(JIMMY CHOO)
[Precious12月号93ページ] 撮影/熊澤 透

カシミヤのTシャツを着る感覚で、冬は白ニットをベーシックに多用すると着こなしの幅が広がります。シンプルな着こなしが、決して地味にならず、ボトムや小物がより引き立って見えるのです。フレアスカートで女らしさを表現し、淡色ストールをさりげなくなじませて、好感度の高いスタイルに。

【2】ロングスカート×パンプス

【2】ロングスカート×パンプス
ライダースジャケット¥180,000(アストラット 青山店〈アストラット〉)、ニット¥35,000・スカート¥130,000(ブラミンク〈ブラミンク〉)、バッグ¥219,000(トッズ・ジャパン)、ネックレス[シルバー×フレッシュウォーターパール]¥177,000・バッグに付けたブローチ 右/[web限定商品]¥39,000・下/¥46,000・左/¥92,000(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、靴¥66,000(ストラスブルゴ〈ニナ リッチ〉)
[Precious1月号152ページ] 撮影/唐澤光也・宗高聡子(パイルドライバー)

ロング丈のジャガードスカートに黒のライダースを合わせた、カジュアルなコーデ。ライダース×ジャカードスカートの甘辛ミックスのインパクトに負けないように、仕上げのネックレスアレンジで華やぎをプラス。パールのネックレスの輝きでドレスアップするのが着こなしのポイントです。バッグに付けたブローチ使いもセンスのいいアプローチに。

【3】ロングスカート×ブーツ

【3】ロングスカート×ブーツ
ニット¥210,000・スカート¥910,000・ブーツ¥200,000・リング¥38,000(クリスチャン ディオール〈ディオール〉)
[Precious12月号48ページ] 撮影/浅井佳代子

光の雫で彩ったような月が編み込まれたネイビーブルーのニットに、同じくネイビーのチュールスカートを。幾重にも重なったスカートは動くたびにニュアンスが深まって、ドラマティックな美しさを演出してくれます。

【4】ロングスカート×ショートブーツ

【4】ロングスカート×ショートブーツ
スカート¥20,000(エストネーション〈エストネーション〉)、コート¥198,000(オルドス ファッション ジャパン)、カットソー¥19,000(デペッシュモード恵比寿本店〈ディウカ〉)、ストール¥149,000(エルメスジャポン)、ピアス¥68,000(showroom、SESSION〈ヒロタカ〉)、靴¥114,000(JIMMY CHOO)
[Precious11月号103ページ] 撮影/熊澤 透

鮮度の高いカーキ色はカジュアルになりすぎず、どこかに女らしさを添えるのが正解。スカートは比翼仕立てのシンプルデザインで、さらっとしたコットン素材だから、3シーズン活躍しそう。コートとカットソー。それだけでは物足りないので、大判のストールを投入。白いプリント模様が浮き出し、清潔感のある着こなしが完成します。

ロングスカートに合わせたい冬のアウターコーデ


【1】ロングスカート×ムートンファーベスト

【1】ロングスカート×ムートンファーベスト
カシミヤニット¥348,000・ムートンファーベスト¥930,000・スカート¥200,000・バッグ¥410,000(ブルネロ クチネリ ジャパン)、靴¥48,000(プレインピープル丸の内〈バルバート〉)
[Precious12月号104ページ] 撮影/生田昌士(まきうらオフィス)

ムートンファーとスリーブレスデザイン、柔和な「ラテ」色で、クールなライダースベストがやわらかな表情に。カシミヤニットとのレイヤードなら、頬に当たる冷気も心地よく感じられるほど暖かな着心地を得られます。

【2】ロングスカート×ロングコート

【2】ロングスカート×ロングコート
スカート¥45,000(ADORE)、コート¥120,000(MOGA)、プルオーバー¥31,000(エストネーション〈コート〉)、ピアス¥72,000(トーカティブ)、靴¥94,500(リエート〈サントーニ〉)
[Precious11月号102ページ] 撮影/熊澤 透

スカートの上に、さらにもう一枚布を重ね、スリットをあしらったデザインだから、歩くたびに揺れ動く姿がドラマティック。キャメル、ブラウン、ベージュの秋冬秋らしい色を重ねたスタイリングなら、旬の気分を満喫できそうです。タイツは、全身をつなげるブラウンを選択し、脚長&美シルエットを完成させましょう。

【3】ロングスカート×ピーコート

【4】ロングスカート×ピーコート
スカート¥25,000(ウィム ガゼット 青山店〈ウィム ガゼット〉)、ニット¥22,000(スリードッツ青山店)、コート¥130,000(J&M デヴィッドソン 青山店)、リング¥185,000(ストラスブルゴ〈ハム〉)、バッグ¥325,000(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴¥24,000(ファビオ ルスコーニ 六本木店)
[Precious2月号69ページ] 撮影/熊澤 透

アコーディオンプリーツのミモレ丈スカートがつくる流行のシルエットも、配色美で魅せるグレージュを選べば、若い世代とは一線を画す装いに。アンゴラ混のラメニットを同系色でそろえつつ、コートでオリーブカーキを投入して洗練配色を完成させましょう。

この記事の執筆者
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