2022年 Precious 12月号の「好きなコーディネート」1位~10位を発表します
今回10位~1位に選ばれたコーディネートは、寒さが増すシーズンでも外出するのが楽しくなるような着こなしテクが満載! 冬ならではのブーツスタイルから、会食やパーティにぴったりの華やかコーデ、旅行や街歩きにちょうどいい上品カジュアル、ビジネスシーンにふさわしい信頼感と動きやすさが共存した装いなど、バリエーション豊富なラインナップです。
それではさっそく、10位から順を追って1位まで見ていきましょう。このなかに、あなたがこれからの着こなしに取り入れてみたいコーディネートはありますか?
【10位】黒のニットジレ×タートルニット×スカート×ベージュのロングブーツ
今シーズン、久々にトレンド回帰したロングブーツ。今年らしいバランスに仕上げるには、筒幅広めなタイプを選ぶのが鍵に! 「カジュアルすぎないブーツスタイル」として注目されたコーディネートは、ダークカラージレ×ベージュブーツで大胆かつ上品なメリハリを演出しています。
カーリーな編み地がチャーミングなニットジレでトレンドライクにまとめた黒の着こなしは、シャープになりすぎないブーツ選びが重要な洗練ポイント。ストローベージュの柔らかなスエード素材のロングブーツを足首近くでくしゅくしゅとたゆませて、リラクシーなこなれ感を演出。それだけでおしゃれの経験豊かな大人のセンスが光ります。
【9位】ベージュのダブルフェイスコート×黒のジャケット&パンツ×黒ローファー
カーディガン感覚で着られるジャージーのテーラードジャケットと同素材パンツのコンフォートセットアップに、軽やかにレイヤードできる一枚仕立てのダブルフェイスコートを合わせた着こなしは、新年の仕事始めに挨拶回りで日帰り出張…といったシーンにもぴったり。
歩きやすいローファーや、軽快に移動できるコートの丈感もポイント。「動きやすくて洗練されたパンツスーツスタイルのお手本」とキャリア女性から支持されました。
【8位】キャメル色のムートンコート×グレージュのカシミアセットアップ×白スニーカー
「抜け感のある着こなしが素敵」「色のバランス配分が絶妙」などのコメントが寄せられたのは、寒さからしっかりと守ってくれるムートンコートが主役の装い。繊細なロングヘアシアリングをピーコートに仕立てた一枚は、優雅で軽快。片面はスエード素材で暖かく、リバーシブルで着られるのも便利です。
スポーティなデザインのカシミアセットアップに羽織れば、エレガントで気負いのない、さりげなくリッチなぬくもりスタイルが完成します。
【7位】ボルドー色のジャケット×グレーのチュールワンピ×グレーのパンプス
甘さを抑えたグレー系グラデーションカラーのチュールワンピースは、繊細に揺れるエアリーな表情が魅力。合わせる小物も同じグレーやシルバー系でまとめたコーディネートには、「シックだけど華やかなグレートーンのまとめ方が参考になる」という声が。なかには「レディライクなファッションをしたくなった」という方もいらっしゃいました。
ダークだけれど女らしさを宿したボルドーカラーのジャケットを羽織れば、コーディネートを程よく引き締めつつ、上品な大人の落ち着きを演出できます。
【6位】黒ニット×チェックのロングスカート×茶のロングブーツ
クラシックな乗馬ブーツを、3層のカラーブロックソールで印象的に仕上げたロングブーツは、リラックス感のある広めの筒幅と旬の“少し重め”エッセンスが効いたハイブリッドデザイン。深いスリットが入ったロングプリーツスカートから覗く姿にヘルシーな色香が漂います。
この組み合わせには多くの方から「スカートとブーツの合わせ方が印象的」という感想が。また、「すっきりしているのにおしゃれに見せるポイントが散りばめられている」という声もいただきました。
【5位】白のタートルニット×「セリーヌ」のデニムパンツ
5位にランクインしたのは、「セリーヌ」のルーズフィットデニムを使ったコーディネート。ざっくりとした白ニットとのなにげないコーディネートが「シンプルだけど様になる上品デニムスタイル」と反響を呼びました。大きめバックルのベルトでしっかりウエストマークする着こなしが、今年らしく仕上げるポイントです。
シルエットが美しく、スタイルよく見せてくれるデニムは大人のカジュアルスタイルに欠かせない相棒。トレンドを超えて常に関心が高い存在であることが、この結果からよくわかります。
【4位】白のファージャケット×コーデュロイパンツ×ボリュームブーツ
「インパクトのあるリッチカジュアル」と注目されたのは、グレージュスエード×チャコールグレージャージーのブーツが主役の着こなし。ニュアンスのあるシックカラー配色なので、淡色ボトムとも絶妙になじみ、装いの印象を穏やかに引き締めてくれます。
ブーツの履き口に配されたボアや、ファージャケットのふわもこ感がアクセントになり、「かっこよさのなかに可愛さも感じられる」点もお気に入りの理由としてあがっていました。
【3位】ネイビーのワンピース×黒のタートルニット×レースアップシューズ
ベビーカシミアをたっぷりと使ったエッグシェイプのワンピースは、襟元のタックや着物スリーブもしなやかで、大人の風格を優雅に演出してくれる一枚。「シルエットがきれいで遠目にも存在感がある」と高く評価されました。さらに薄手のタートルニットを合わせることで、寒さ対策もスマートにクリア。
足元をキリリとハンサムに仕上げるメンズライクなレースアップシューズや、ダイヤモンドの輝きがベゼルを飾るビッグフェイス時計、ネイビーのワンピースに映えるエクリュカラーのバッグなど、小物使いもワンピースの魅力を引き立てる大切な要素となっています。
【2位】ベージュのカシミアコート×白のタートルニット×パンツ
「上品かつ清潔感も感じられる色合わせが素敵」と多くの票が投じられたのは、白でまとめたシンプルなデザインのニットとパンツ、ブーツに、まろやかなベージュのカシミアコートを合わせたスタイリング。しなやかな着心地のダブルフェイスのコートは、丁寧な仕立てと美しい光沢で心まで満たしてくれる一着です。
また、回答のなかには「ビジネスシーンで必要な信頼感を与えてくれる」という意見もあり、お正月休みを終えて新たな気分で仕事始めを迎える際にも適したコーディネートと言えそうです。
【1位】ネイビーのピーコート×ベージュのタートルニット×デニムパンツ×茶のローファー
『Precious』12月号の好きなコーディネート1位に輝いたのは、インテリジェンス漂うピーコートが軸の、品格デニムスタイルでした。
ゆったりしたシルエットと長めの丈がモダンな印象に導くピーコートは、金ボタンやエポーレットなどのミリタリーディテールが装いをエレガントに引き締めます。細身ストレートのデニムとシアリングバッグが軽やかさを演出し、ボリュームソールのローファーが今年らしい表情を添えるポイントに。
「ピーコートを着たくなった」「リアルに着こなせそうなベーシックコーデ」「シンプルななかに上質感が漂っている」「ローファーが今っぽくて新鮮」など多くの声が集まりました。
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以上、ファッション誌『Precious(プレシャス)』12月号の読者アンケート調査で、好きなコーディネートに選ばれたスタイリングを10スタイル、お見せしました。
このなかに、あなたが真似してみたいスタイリングは、ありましたか?
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現在発売中の『Precious』1月号の<ファッション大特集>は最高の洗練を叶える!主役級「冬スカート」の極意。冬の装いをなによりも盛り上げるのは、女らしくて華やかなスカート。この時期は、ブーツやタイツなど、足元の選択肢が増えることもあり、新たなスカートスタイルに挑戦する絶好のチャンス。今回は、上品な着映え力で人気継続の「フレアスカート」、端正なかっこよさが頼りになる「タイトスカート」の2タイプに分けて大研究。コートや小物との旬バランスな合わせかたや、担当スタイリストのこだわりのルールなど、スカートの魅力を徹底解剖しました。そのほか、進化する「バッグイン小物」最新版、出張+プライベートで延泊するなら? 2泊3日の「スマートワードローブ」、プレシャス&MEN'S Precious ウォッチアワード2023、ふっくら肌が甦る「クレンジング&洗顔」見直し講座、ほの艶「ウエットヘア」で切らずに印象チェンジ!など、充実のラインナップです。
ぜひお手に取っていただき、ご活用いただけたら幸いです。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
お近くの書店やオンライン書店などで、『Precious』1月号を是非、お買い求めください。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 『Precious12月号』小学館、2022年