前回お届けした“ペルレ ウォッチ”に続き、今回ご紹介するのは同じく“ペルレ”コレクションから誕生したシークレットウォッチ。しかし腕時計ではなく、「ヴァン クリーフ&アーペル」というジュエラーのエレガンスを余すところなく体現するペンダントウォッチです!
密やかに秘められた時間の詩情を湛える“ペルレ シークレット ウォッチ”
時の流れを測り、時刻を知るという行為に、ときめきとエレガンスを授ける「ヴァン クリーフ&アーペル」ならではのウォッチメイキング。洗練と大人の遊び心が融合したクリエイティビティが華やかに開花した2023年の新作のなかでも、まるでそっと秘密を明かすように時を告げる“ペルレ シークレット ウォッチ”は、ひと際優美な佇まいで私たちを誘惑します。
着想源は、17世紀のヨーロッパに登場した懐中時計。“ペルレ”を象徴するゴールドビーズが、カバーにあしらわれた貴石やオーナメンタルストーン(装飾用石)の色調を引き立て、調和しながら、胸元にドラマティックなインパクトを添えます。
カラージェムの鮮やかな色彩をまとった3モデルと、ジュエリー界において、これまであまり用いられてこなかったオーナメンタルストーンに光を当てた3モデル、計6バリエーションの展開です。
カラージェム&オーナメンタルストーンが、胸元にエレガンスを授けて
1906年の創業から、鮮やかなカラージェムをメゾンのクリエイションの中心に据えてきた「ヴァン クリーフ&アーペル」。今回の作品では、エメラルド 、ルビー、サファイアを立体的なカバーの曲線に丹念にセッティングし、優美な輝きを放つそのさまはメゾンが貴石に抱く愛着を物語るかのようです。
一方、オーナメンタルストーンをあしらった3モデルは、また異なる個性と魅力を湛えています!
今回採用されたのは、紫みを帯びた半透明のブルーの底から明るい筋が不規則に浮かび上がるソーダライト、コレクションに初めて採用されたほんのりスウィートなローズクオーツ、そしてブルーグレーからライトブルーへのカラーグラデーションと規則正しい縞模様、繊細な半透明の質感が神秘的なカルセドニー。
いずれのストーンも、品質、ニュアンスの調和、艶やかに磨き上げられた表面などをメゾンの専門家が吟味し、選定されています。
それぞれストーンの色味と調和する異なるカラーのゴールドとの組み合わせで、詩情豊かなエレガンスを発揮します。
ジェンダーレスなサイズ感やデザインの、いわゆる「ラグジュアリースポーツウォッチ」の全盛が続いていますが、一方、フェミニニティやエレガンスを前面に出したジュエリーウォッチから醸される豊かな幸福感こそ、今、女性たちが希求していることではないかと感じています。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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- TEXT :
- 岡村佳代さん 時計&ジュエリージャーナリスト