最近流行りの「バインミー」って何?

バインミーとは、フランスパンに具を挟んだベトナム風サンドイッチのこと。フランス領だったこともあるベトナムでは、食文化の面でもフランス色が濃く残っています。そのひとつがバインミー。

やわらかなフランスパンにレバーペーストや特製バター、肉、野菜、パクチーなどの香草をサンドしてつくられるバインミーは、ベトナム国民にとってなくてはならないソウルフード。野菜をたくさん摂取できて手軽に食べられるので、「忙しいけれど体にいい食べ物を食べたい」と願う女性を魅了しています。

ここ数年で専門店も次々に出店され、パン好きや食通の間でも話題のバインミー。オリジナルに忠実なクラシックなバインミーを発売する店から独自の具材で勝負する店など、個性で選ぶ時代になりました。今回はいま食べておきたい注目のバインミーを紹介します。

■1:「オーガニックバインミー」というジャンルを確立【スタンドバインミー】

プレミアムバインミー ¥1,080(税込)

昨年、学芸大学にオープンした「スタンドバインミー」。女性ふたりが立ち上げた同店では、1日15本限定の「プレミアムバインミー」が話題を集めています。「プレミアムバインミー」とはハーブ、レバーペースト、紅白のなます入りのバインミー(通常¥780で販売)に、プラス¥200することでオーガニックパンにグレードアップされる仕組み。

そしてこの「オーガニックパン」がすごいんです。山梨産の無農薬全粒粉に、ふすま(穀物の外側の皮の部分)を入れて焼き上げたパンは、カリカリとした食感ながらひと口噛むごとに旨味が広がるスペシャルな味わい。そこにオリジナルのレバーペーストとサッパリとした味わいのなます。さらには定番のパクチーに加えて、ミントとディルが爽やかな後味に仕上げてくれます。

スタンドバインミーのナチュールワイン

さらにこちらのお店はバインミーだけでなくフォーなどの料理と、豊富なヴァンナチュールワインもウリ。昼はバインミーでお腹を満たし、夜はヴァンナチュールワインとおつまみをセットで。ひとりでサクッと飲みたいなんてときに便利なお店です。

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■2:大人のための「プレミアムファーストフード」【バインミーバインミー】

バインミータップカム ¥810(税込)

渋谷駅に直結する立地のよさから、乗り換えついでに手土産を買ったり、帰宅前にテイクアウトで購入したり。なにかと便利な東急百貨店東横店の地下1階「東急フードショー」に入店している「バインミーバインミー」。「アボカドとチーズのバインミー・オリエンタル」や、「ベトナムチョコレートとチーズとバナナのバインミー」など、オリジナル商品もメニューにとりそろえるこちらで定番人気なのが「バインミータップカム」です。

歯ごたえはありながらも、ふんわりしている本場のパンの食感を再現するため、バゲットには米粉とキヌアを混ぜ込んで、外はさっくり中はしっとりを実現。2種類のハムにチャーシュー、国産の野菜をたっぷり挟み、特製ソースで仕上げたこちらは食べごたえ抜群。パクチーは2倍まで無料、というのもパクチー好きにはうれしい限りです!

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■3:店内で粉から焼き上げている本格派【エビスバインミーベーカリー】

バインミーサイゴン ¥630・ハーフサイズ ¥450(税抜)

鮮魚店や焼き鳥店などの飲食店がたち並ぶ創業50年超えの商店街、「えびすストア」内に2017年オープンした「エビスバインミーベーカリー」。

こちらのウリはベトナム本来のパンにこだわり、店内で粉から焼き上げているという点です。店頭で粉からつくり、焼きたて・出来立てパンのサンドイッチというのは都内でも珍しい。

そしてこだわりはパンだけではありません。「バインミーを知るにはベトナムについて、食文化も知らなくては」という考えのもと、本格的なバインミーを販売するためにスタッフはベトナム北部の老舗店「hung yen bakery」にて修行を積んだそう。ベトナムのパン工場にて何十年と続くベトナム伝統の製パンを学んでフィードバックし、クラシックなバインミーを販売しています。

そして同店いち押しがこの「バインミーサイゴン」です。「パテ、チャーシュー、肉でんぶが入ったバインミーがいちばんおいしい」というベトナム人の教えに沿って、余計なものは足さず、クラシックスタイルに忠実につくり上げた「バインミーサイゴン」は、どこかほっとする懐かしい味で1度食べたらハマるはず。

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「忙しいけれど体にいい食べ物を食べたい」という現代女性のライフスタイルにもぴったりのバインミー。ぜひ一度試してみてください!

この記事の執筆者
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WRITING :
児玉志穂
EDIT :
渋谷香菜子