【目次】
- 「合う色」は?
- 「パンツ」の装いに柔らかさをプラス
- 「スカート」コーデをレディに導いて
- 「ワンピース」と合わせエレガントに
- 「きれいめ」上品スタイルに茶色サンダルがマッチ
- 「カジュアル」抜け感を宿しながら大人らしさをキープ
「合う色」は?
主張が強すぎず、コーディネートに馴染ませやすい茶色のサンダル。モノトーンやベージュなどのベーシックカラーにマッチするのはもちろん、鮮やかなカラーアイテムをソフトに見せてくれるというメリットも。まずは、茶色サンダルに「合う色」を解説します。
「黒」の強さを和らげ親近感をプラス

ダークカラーのひとつである茶色は「黒」の着こなしにフィット。また黒の強さを中和してくれるので、親しみやすい印象に。俳優のレベッカ・ホールは、カットアウトトップスで隙を作ったブラックコーディネートに、茶色のサンダルを掛け合わせまろやかに整えました。
「白」と合わせて清潔感をアピール

茶色のサンダルと「白」のアイテムを掛け合わせ、清潔感漂う着こなしへ。黒よりもソフトな茶色が穏やかな引き締め効果を加えてくれから、品のよいメリハリコーディネートが出来上がり。
「グレー」でスタイリッシュに

茶色と「グレー」はいずれも中間色同士なので、相性がばっちり。主張の強すぎない茶色サンダルとクールなグレーを組み合わせ、スタイリッシュに導いて。
「ベージュ」を合わせしなやかさを獲得

茶色と相思相愛なカラーといえば「ベージュ」。柔和な配色に徹して、しなやかさを獲得。ほっこりしないよう、異素材ミックスにして立体感を宿すと好バランスです。
「茶色」同士を繋ぎ大人のワンカラーコーデをつくる

サンダルだけでなく、ほかのアイテムも「茶色」でまとめ、上品さ漂う大人のワンカラーコーディネートをメイク。異なる質感をミックスすること、柄アイテムを取り入れること、茶色の色味を変えるという3つのコツを押さえておけばワンカラーも簡単。
「カーキ」とのアースカラーが洗練された印象に繋がる

茶色と「カーキ」を組み合わせたアースカラーコーディネートは、ビターな配色になるので洗練の美が宿ります。穏やかなカラーが地味にならないよう、ツヤのある素材をうまくミックスしましょう。
「ネイビー」を合わせ上品さを引き上げ

もともときちんとした印象を備えた茶色サンダルに、ノーブルな「ネイビー」を掛け合わせ上品さを醸して。ネイビーは寒色、茶色は暖色なので、メリハリをクリアできるのもポイント。
「カラー」どんな色も受け止める万能サンダル

あらゆるコーディネートに馴染み、上品さをキープしてくれる茶色サンダルは「カラー」アイテムにもよく似合います。見本のようなパステルトーンのほか、ヴィヴィッドカラーなどを自由に組み合わせ、茶色サンダルの活躍の場を広げて。
「パンツ」の装いに柔らかさをプラス
ハンサムさを備えた「パンツ」の装いをまろやかにドレスダウンするべく、柔らかな茶色のサンダルを組み合わせて。かしこまった雰囲気が和らぎ、こなれた印象にまとまります。
ストイックな黒パンツを優しく見せて

白のショート丈シャツと、シンプルプレーンな黒ワイドパンツを組み合わせ、色と形で対比をつけてワンツーコーディネートを美バランスに。黒パンツの重みを削ぎ落とす、肌感の出るソフトな茶色サンダルが外し役として貢献。
ニュアンスホワイトに馴染む茶色サンダル

ニュアンスを感じるホワイトコーディネートは、編み目のしっかりしたニットを取り入れ間延びを解消。さらにテーパードパンツを選ぶとすっきり見え、膨張問題をクリアできます。まろみのあるホワイトには、品のよいベージュのサンダルがしっくり。ヒールタイプを指名してスタイルアップを叶えて。バッグは茶色とおなじ暖色のオレンジをセレクト。
主張が控えめなモカブラウンを溶け込ませる

ワインレッドのシャツとキャップ、ライトベージュのパンツ、モカブラウンのサンダルを合わせた穏やかなカラーコーディネート。パンツがデニム素材なので、フラットサンダルを選ぶと調和が生まれます。仕上げに白のニットを肩に引っ掛け、ワントーンがぼんやりしないよう微調整。
穏やかな茶色小物がエフォートレスルックにハマる

白でまとめたオーバーサイズジャケットとワイドパンツのセットアップ風スタイルは、かさっとした風合いのパンツが軽快さを盛り上げます。白のカットソーとフラットサンダルを投入し、こなれ感を後押し。ナチュラルなブラウン小物ならエフォートレスなムードが高まって。
「スカート」コーデをレディに導いて
フェミニンな「スカート」コーディネートに、上品な茶色サンダルを掛け合わせてレディなムードを堪能。主張の強すぎない茶色を素足に馴染ませ、軽快さもクリア。
レースアップサンダルをアクセントにする

ミニマルシックな白ハイネックニットと黒セミフレアスカートのコンビ。白黒配色の強さをなごませる、ベージュとブラウンの小物をトッピングしてしなやかに。レースアップサンダルで飾り気を出せば、けっして物足りなくなりません。
茶色を散らしてバランスよく

汎用性の高い黒タートルニットとなら、レザー素材のモダン柄スカートも扱いやすいです。レザーグローブ、シアーストッキングを合わせ黒のなかに奥行きを宿して。センシュアルなストッキングに寄り添う華奢ストラップのサンダルは、スカートの色を拾った茶色を指名しまとまりよく。
快適さをキープしながら優しく引き締め

ざっくり編みのカラフルニットスカートをイエローのバルーンスカートで受け止め、着映え力の高さを確保。ベージュのような柔らかなクリームイエローならポップに傾きすぎず、品のよさを両立できます。ボディラインを拾わないワンツーに似合うフラットサンダルは、茶色を選ぶと穏やかな引き締め効果を加えることに成功。
グレージュスカートと茶色サンダルの配色がシック

グレージュという洗練カラー、レザー素材とIラインのスタイリッシュなデザインのスカートには、細めのストラップとビターなブラウンのサンダルを合わせてシックなムードを後押し。黒Tシャツに白ニットを巻いたモノクロの上半身コーディネートで、小気味よく仕上げました。
「ワンピース」と合わせエレガントに
さらっとまとえてテク要らずで着映えが叶う「ワンピース」に、品のよい茶色サンダルをプラスしエレガンスを体現。大人に似合う実例を厳選しました。
ベージュ×茶色の上品配色が効く

広めのアームホールによる脱力感がこなれた印象を叶える、ベージュのワンピースを着用していた俳優のニコール・アリ・パーカー。キレのよいサイドスリットや共布のロングベルトがあれば、躍動感を演出できます。ハリのある構築的なワンピースなので、シューズは細ストラップタイプを選びメリハリを表現。色はベージュに似合う茶色を採用して。
ビターブラウンとレザーを使って辛口に

キレイを叶える、ノースリーブのIラインワンピースとアンクルストラップサンダルのコンビ。深みのあるビターブラウンというカラー、ストイックなレザー素材にこだわると、辛口になりスタイリッシュさがぐんとアップ。バランスよく肌見せしつつ、優しいクリームホワイトのバッグを携えれば、優雅さを両立できます。
華やかワンピースを程よくドレスダウン

風に舞う鮮やかピンクの花柄ワンピースがあれば、それだけで絵になること間違いなし。デイリー仕様にするために、サンダルは気負いないフラットタイプを選択。サムループの凝ったデザインと品のよいブラウンにすると、ワンピースから浮かずに調和を取れます。
リラックススタイルを品よく誘導

プレーンな素材の白ワンピースは、ホルターネックとボリュームスリーブのディテールがお洒落心を満たします。ゆったりワンピースとフラットサンダルでもラフにならないのは、清楚な白を品のよい茶色で受け止めているから。
鮮烈な赤をデイリーに取り入れて

ギャザーやプリーツのディテール、鮮やかな赤が映えるワンピースを、フラットサンダルでカジュアルダウンしてデイリーに引き寄せ。赤と茶色のおなじ暖色でまとめ、一体感を意識すれば好バランスです。
「きれいめ」上品スタイルに茶色サンダルがマッチ
ここからは、テイスト別の着こなしをご紹介します。優雅さ漂う茶色のサンダルは「きれいめ」なテイストと相性よし。洒落感もしっかりクリアできるコーディネートをピックアップ。
色味、素材の異なる茶色をレイヤード

爽やかな印象のフレアシャツワンピースは、ライトブラウンを選び、軽やかさをキープしながらしなやかさを獲得。赤みブラウンのベルトを投入し、くびれを強調すると美バランス。足元にはビターブラウンのレザーヒールサンダルを迎え、ワンカラーのなかに奥行きを授けました。
スパイスと優しさを共存させて

目を引くパイソン柄の辛口スカートも、ベージュを選びつつ、白と茶色を合わせたニュアンスカラーコーディネートなら優しげな雰囲気に。ノースリーブトップス、Iラインスカートの縦長スタイルには、ヒールサンダルを加えすらっと見せて。
穏やかな茶色サンダルなら涼感を損なわない

涼やかな見た目に整う、ミントグリーンのセットアップと白小物の組み合わせ。柔らかなグリーンなので、白小物もクリーミーな色味をセレクトして。引き締め効果を加えながら、涼感を損なわない存在感控えめな茶色サンダルが好都合。
深みをもたらすグレイッシュなトーン

白ワンピースと茶色サンダルは、いずれもグレイッシュな色味を選び、深みをもたらすと洗練された印象に。ドレッシーなワンピースなので、フラットサンダルを使って足元をリラックスさせることでこなれ感をクリア。
「カジュアル」抜け感を宿しながら大人らしさをキープ
きれいめだけでなく「カジュアル」なテイストにもマッチする茶色サンダル。落ち着いた印象の茶色で足元を引き締め、ラフに傾かないように調整。
こだわりの茶色小物でプレーンな白を飾る

ジレとタイトスカートの白セットアップは、規則正しく整列したボタンがIラインを強調してくれます。プレーンな素材がのっぺりしないよう、シグネチャー付きのかごバッグやサムループスエードサンダルのこだわり小物でデコレート。茶色を清楚な白に寄り添わせ、好印象にまとめました。
ヘルシーなデニムスタイルに灼けた茶色を添えて

くたっとした形がリラクシーなブルーシャツに、それよりも薄いブルーのパンツを合わせたデニムONデニムスタイル。ヘルシーさ漂う着こなしには、灼けたような茶色のサンダルがよく似合います。デコラティブなアクセサリーやタッセル付きバッグを投入し動きをつけました。
穏やかな重厚感を備えた茶色サンダルを採用

シンプルなカットソーワンピースとフラットサンダルという、コンフォートな着こなしを見せたナオミ・ワッツ。ワンピースは縦長効果が高まる黒を選んだら、程よくボリュームのある茶色サンダルを掛け合わせスタイリッシュさを両立。
ヒール付きの華奢サンダルを選びルーズにさせない

白Tシャツとブルーデニムパンツの定番カジュアルは、パンツをハーフ丈に置き換えて軽快さを後押し。赤のチェック柄シャツを腰に巻くと、躍動感が生まれマンネリを解消できます。小物は黒だとコントラストが強くなりすぎてしまうので、それよりも優しいビターブラウンを指名。端正なハンドバッグとヒール付きサンダルを使ってクラスアップを実現しました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香