真夏はファッションに合わせてメイクも軽やかにしたいもの。それなのに、目力UPを狙ってマスカラをバサバサと塗ってしまうと重たい印象に…。マスカラは、目元を強調してメリハリのある顔立ちを演出するのに欠かせませんが、重たくならずに印象的に見せるにはどうしたらいいでしょうか。セルフメイクに定評のあるPrecious専属モデルの真樹麗子さんに教えていただきました。
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まつ毛の根元1~2mm上からマスカラを塗ると軽やかで清潔感のある目元に
「マスカラをたっぷりと塗ったバサバサのまつ毛は、真夏には少し重たい印象になって今どき感が半減してしまいます。でも、立体的な顔立ちを演出するのにマスカラは欠かせませんよね。そこでおすすめしたいのが、マスカラをまつ毛の根元1~2mm上から塗る方法。まつ毛の根元に隙間を作ると、そこから目元に光が差し込んで軽やかに見えますし、清潔感が生まれます。“それだと目力が弱くなりそう…”と思われるかもしれませんが、マスカラベースを根元から仕込んでおけば立体感が増すので心配ありません。
私の場合、まず、ビューラーでまつ毛をしっかりと上げておきます。次に、マスカラベースをまつ毛の根元から塗り、コームでとかしてスッとした長さを出します。マスカラベースが乾いたら、マスカラをまつ毛の根元1~2mm上からサッと塗り、再びコームでとかして長さとボリュームを均一に。仕上げにホットビューラーでまつ毛を根元から扇状になるように整えると、美しく跳ね上がった品の良いまつ毛をしっかりキープできます。
愛用しているものは、実はどれもかわいいお値段。マスカラは新しいほうが液がフレッシュでダマになりにくいので、こまめに買い替えています。プチプラでも大人に使いやすいアイテムを厳選していますよ」(真樹さん)。
真樹さん愛用の「マスカラ」アイテム4選
左/カネボウ化粧品 『ケイト ラッシュマキシマイザーHP EX-1』:長時間カールをキープするまつ毛用下地。リアル感のある黒い繊維入りで、長さとボリュームをUP。
「繊維が入っていますがバサバサにならず、ほどよいボリュームを出してスッと長いまつ毛を仕込んでくれます。繊維が黒色だから仕上がりも自然。汗や水、皮脂にも強く、綺麗なまつ毛メイクを1日中キープできます」(真樹さん)。
左中/伊勢半 『キスミー ヒロインメイク ロングUP マスカラ スーパーWP 01』:長時間にじみにくいウォータープルーフ処方のマスカラ。涙、汗、水、皮脂、擦れに強い、耐久性の高い仕様。
「艶やかなマスカラ液で、生き生きとしたまつ毛を演出してくれます。“天まで届け!”と謳っている通り、スッと長いまつ毛に。何度もリピートしています」(真樹さん)。
右中/ツイザーマン 『折りたたみ式 アイラッシュコーム』: まつ毛を綺麗にとかすステンレスコーム。
「コーム幅の間隔が絶妙で、ダマを綺麗にとかしながらも、マスカラ液を取りすぎることがありません。ステンレス製なのでお手入れも楽ちん。何年も愛用しています」(真樹さん)。
右/グッズマン 『ハリウッドアイズ ホットアイラッシュカーラー』:まつ毛を綺麗にセパレートするのに最適なバランスのコーム形をしたホットビューラー。
「ヘア&メイクさんにも愛用者の多いホットビューラー。カーブが絶妙で、まつ毛を上品に上向きにしてくれます」(真樹さん)。
マスカラをまつ毛の根元から塗らず、少し隙間を作ることで目元に光が差し込み、清潔感のある軽やかさが出るのですね。真樹さんに習って、ぜひ新しい手法のマスカラメイクを楽しんでみてください。
※掲載している商品の価格は、すべて税込みです。また商品はすべて本人の私物です。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 越後有希子