癒しの水のインテリア「アクアウォール」

水の流れる様やその心地いい水音は、私たちにリラックスの効果をもたらしてくれます。目や耳で水を感じると、頭の中がリフレッシュした経験をおもちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

最近ではインテリアとしても利用されてきているこちらの原理。クリアな壁を水が滝のように絶えず流れるオブジェ「アクアウォール」は、誰もが一度は見かけたことがあるはずです。飲食店やマンションのエントランススペースに設置されている、いわば「癒しの水のインテリア」。

これが自宅で、しかも部屋のなかで楽しめたらいいのに…。ということで、今回はアクアウォールの国内シェアNo.1を誇る会社、ウォーターパールの深野冨士恵さんに設置費用や魅力などを詳しく伺いました。

■濡れずに水の流れと音を楽しめる

視界を遮る役割としても活用されている

—アクアウォールの役割はなんですか?

「空間を広く見せたいけど視線は遮りたいとき、レースのカーテンなどを使いますよね。ガラス面に水を流すことでそれと同じ効果が出せるのが、アクアウォールです」

—ホテルやレストランなどで清涼感のあるアイキャッチとしても人気が出たのが、ブームのきっかけだとか。

「これまでは、給排水工事や定期的な清掃メンテナンスができる商業施設などに限られていましたが、最近では手軽に導入できるパネルタイプのアクアウォールが誕生したことにより、オフィスやサロン、近くに水場がないホテルエントランス…など、いろいろなところに設置される機会が増えています。腐ることも減ることもない、特殊な水が使われているのでほぼメンテナンスフリーです。気軽に取り付けられると、パネルタイプは発売以来、大人気商品です」

こちらは、薄型の透明パネルの中で水が循環しているパネルタイプのアクアウォール

■1枚あたり60万円から。意外にも自宅へ導入する方は多い?

ダイニングルームへの施工例

—個人宅に設置する方はいらっしゃるのでしょうか?

「まだ件数としては少ないですが、実際にあります。戸建住宅のエントランスやマンションのリビングとベッドルームの間仕切りなどとして、実際にご利用いただいています。また最近では、新築マンションのデザイナーズ家具付き物件のダイニングエリアにも導入されました」

—今後も設置する物件が増えそうですね。

「パネルタイプなら置くだけなので、特に改装工事をしなくても気軽に導入できます。LED照明がついているので季節に合わせて光の色を変えたり、ゆっくりとグラデーションのように色が変わる演出を楽しんだり、というのもリモコン操作だけで簡単にできますよ」

—ズバリ、お値段はいくらですか?

「パネルのサイズ1枚あたり、横600cm×高さ2,000cmが約60万円から、最大寸法の横1,200×高さ3,000cmで185万円からです」

—その価格なら、自宅への導入も夢ではない金額感ですね。これまでオーダーされた方の職業は? 

「医療従事者、会社社長、漫画家、スポーツ選手などです。もちろん、一般企業にお勤めされている方もいらっしゃいました」

■水の交換や清掃不要のメンテナンスフリーも魅力

—アクアウォールの設置場所に条件はありますか?

「パネルタイプはコンセントがあればどこにでも設置ができます。ただし5〜6年に一度、消耗品のポンプの交換が必要になります。ポンプはおよそ3.3万円〜5万円程度です」

—自宅に設置するときの注意点はなんですか?

「注意点としては地震などの場合を想定し、家具と同様、床や天井にしっかり固定することをおすすめしています」

—最後に伺いたいのですが、アクアウォール最大の魅力はなんでしょうか?

「なんといっても、室内で清々しい滝の癒しが得られることです。眺めていると、日ごろのストレスも解消されていくような感覚になりますね」

耐震の観点で、設置の際は床と壁に固定することを推奨しています

想像よりも、現実的に取り入れられそうな「アクアウォール」。大規模な改装をしなくても設置できる、というのも意外。高級家具を導入するような感覚で、自宅に設置するのも夢ではなさそうです。自宅に新しいリラックスの空間を取り入れたい方は、ぜひ導入を考えてみてはいかがでしょうか?

問い合わせ先

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
WRITING :
松崎愛香
EDIT :
高橋優海(東京通信社)