Preciaus世代の方は、ベージュやピンクといった定番カラーを愛用されている方が多いと思います。美容ジャーナリストの安倍佐和子さんは、「もちろん定番カラーもいいですが、時に“圧”のあるインパクトなカラーを差すと、正装感のある顔立ちになるのでおすすめです」と話します。その理由とともに、この冬いち押しの“圧のあるポイントカラー”を教えていただきました。
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冬は“圧のあるカラー”をポイント使いすると生き生き感がUP
「私がこの冬おすすめする “圧のあるカラー”とは、大人の表情を生き生きとパワーアップしてくれるもの。遊び心や色気を狙うのではなく、インパクトのあるカラーを差すことで気合いが入るようなカラーのことです。いつもと違う色を使うと、ルーティンになっているメイクに刺激を与えてくれ、それによって冬の重ためな装いに似合う正装感がプラスされますよ。“圧のあるカラー”を取り入れるパーツは、目元か口元のどちらかに。見て気分が明るくなるような、ときめくカラーのアイシャドウやリップを選んでみてください。ラグジュアリーブランドでしたら、大人に似合うカラーを見つけやすいのでは?
圧のあるカラーメイクを成功させるコツは、まず、肌を白く作りすぎないこと。そして、透明感と艶が出るファンデーションでベースを作ると、今どき顔になれます。万が一“圧が強すぎる”と感じたときは、色をぼかしたり、艶を足したりするといいでしょう。鏡の近くでお顔だけ見るのではなく、お洋服とコーディネートして全体のバランスで見てみると、新しい自分に出会えると思います」と、安倍さん。そこで、今季おすすめの“圧のある”ポイントメイクアイテムをご紹介いただきました。
「オンでもオフでも使いやすい血色感のある煌めきレッド系」(安倍さん)
「血色感を演出できるレッドブラウン系のアイシャドウパレット。ぼかして重ねていくと上品に発色するので、オンタイムでも使えます。こちらはベーシックカラーがお好きな方でも取り入れやすいカラーだと思います。旬のキラキラも入っているので、夜のお出かけ前のメイクチェンジにも重宝。大人は、キラキラを下まぶたの目尻に入れると、レフ版のような効果出て目元が冴えた印象に」(安倍さん)。
「透けるようなグリーンは見た目以上に肌なじみがいい!」(安倍さん)
「自然豊かな、光あふれる庭園をイメージしたグリーンのパレット。透明感が高く、目元にすっと溶け込むグリーンです。スクエア型に配色されたカラーは、ナチュラルトーンとダークトーンの濃淡で、ラウンド型にはカラーの陰影と繊細な光を放つカラーが配置されています。いつものブラウン系に置き替えやすく、洗練された印象を演出できるはず」(安倍さん)。
「肌までも美しく見える朱赤が一番人気」(安倍さん)
「この秋、これまで以上のラグジュアリーを極めた“トランテアン ル ルージュ”を発表したシャネル。この上なくなめらかな塗り心地と美しい発色は、メイクの楽しさを思い出させてくれるでしょう。中でも、5番の明るめのレッドは、ひと塗りで顔印象がパッと明るくなると人気。まるでジュエリーのように美しいガラスケースは、手に取るたびに高揚感を与えてくれます」(安倍さん)。
いつもと違うカラーを使うときは、メイクとの向き合い方も変わってきますよね。そんな刺激が、新しい美しさを手に入れるきっかけに。大人こそ似合う“圧のあるカラー”を取り入れて、冬のおしゃれを楽しんでください。
※掲載している商品の価格は、すべて税込です。また商品はすべて本人の私物です。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 越後有希子