雑誌『Precious』7月号では、別冊付録【比類なきサンクチュアリ「AMAN」 Perfect Book】と題し、内外のトラベラーを虜にし続けてきた 「アマン」を特集。

“ここに泊まるためだけに旅をしたい”と思わせる魅力のすべてをひもときます。今回はその中から、今回はその中から、「アマン」ステイの醍醐味のひとつである、それぞれの場所に根付いたソウルフードをご紹介。また食べに行きたいと、ゲストたちに話題のメニューを集めました。

その土地の魅力を伝える郷土料理に舌の肥えたゲストたちも夢中!

それぞれの場所に根付いたソウルフードとの出合いも、「アマン」ステイの醍醐味のひとつ。また食べに行きたいと、ゲストたちに話題のメニューを集めました。

■1:Amangalla|スリランカが誇る多彩なカレーの沼に…

ホテル「アマンガラ」で提供される料理
Sri Lanka

小鉢に盛り付けられたバラエティ豊かな品数を前に、「え、こんなにたくさん!」と誰もが一瞬驚くのですが、それも束の間。ゲストたちが毎日食べても飽きないと口を揃えるのが、「アマンガラ」で3食必ず用意されているスリランカのカレーメニュー。

付け合わせは地産の新鮮な食材を用いたサラダやピクルスが中心で、抗酸化作用もあり、免疫力のアップにも効果が期待。なにより、主役のカレーとのバランスが完璧です。

多種多様なスパイスが効いたカレーは、伝統的な「カクルウォカレー」(カニを用いたカレー)や、スーパーフードのビーツを使用した「ビーツカレー」等バラエティ豊か。お供には、赤米とパパダンが欠かせません。

また、ココナッツミルクでマイルドに仕上げた朝カレーもクセになる美味しさ…。ぜひお試しを!

【DATA】

■2:Amandayan|先住民族の暮らしの知恵が生んだ、奥深き鍋料理

ホテル「アマンダヤン」で提供される料理
China

雲南省・麗江(リージャン)のユネスコ世界遺産に登録されている、旧市街の丘の上に建つ「アマンダヤン」。ここでの名物は、本場の雲南料理を提供する中華レストランの鍋料理です。

先住民族、ナシ族の暮らしの知恵から生まれたというメニューは、麗江の伝統食材の豚カルビを使用。これを黒い土鍋で野菜とじっくり煮込み、カルビの塩分を落としながらうま味を閉じ込めます。スープは飲み干してしまいたくなるほど、あっさりとした味。ふだんから鍋文化に慣れ親しんでいる、日本人の舌にもぴったりです。

山岳地帯の雲南省はキノコの生産地としても有名なため、時期によってはキノコをふんだんに煮込んだ鍋もあり、ゲストに大好評。

【DATA】

  • www.amandayan.com 
  • 住所:29 Shishan Road Gucheng District Lijiang Shi Yunnan Sheng, 674199 China 

■3:Amansara|朝から完食必至!究極のライスヌードル

ホテル「アマンサラ」で提供される料理
Cambodia

アンコール遺跡群から程近い、シェムリアップにある「アマンサラ」。遺跡巡りは早朝に、各スイートに用意されたトゥクトゥクで出発。見学後はスラ・スラン貯水池が見渡せる、静かなエリアへ。そこには「アマンサラ」のゲスト専用の高床式の建物「クメールビレッジハウス」があり、専属のシェフが昔ながらの炭火調理法で「ヌムバンチョック」をふるまいます。

ボリュームがあるのにヘルシーな米粉からできた麺料理は、別名「クメール麺」と呼ばれるカンボジアの定番料理。「アマンサラ」では魚をベースに、独自に育てた有機栽培野菜やハーブを添えて。ここでのファーム・トゥー・テーブルは、朝からゲストに盛況です。

【DATA】

■4:Amankora|不思議とハマってしまうブータン料理の辛さ!

ホテル「アマンコラ」で提供される料理
Bhutan

ブータンの公用語で「聖地巡礼」を意味する「アマンコラ」は、起伏に富んだ標高1240〜3000の地に建てられた5つのロッジの総称。ゲストたちは趣の異なる「アマン」をホッピングしながら神秘の秘境を巡り、辛さで知られるブータン料理を楽しみます。

そんなブータンの食卓に、エマ(=唐辛子)は欠かせない野菜の一種。毎日食べられているという「エマダツィ」(唐辛子のチーズ煮込み)や、「ジャシャパー」(鶏肉の唐辛子炒め)は、なかでもポピュラーなメニュー。舌をヒリヒリさせながらもハマってしまう、ブータン料理、刺激が強すぎるという人は、辛さを抑えてもらうリクエストも可能です。

【DATA】

  • www.amankora.com
  • 住所:Bumthang, Thimphu Punakha, Gangtey Paro 12001 Bhutan 

問い合わせ先

アマン

アマン共通日本語フリーダイヤル
TEL:0120-951-125(平日10〜17時)

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PHOTO :
(C)AMAN
EDIT&WRITING :
本庄真穂・兼信実加子、安村 徹(Precious)