「御釣」ってなんと読む?…え?あれなの?
明日は8月26日ですが、毎月26日は『ツローの日』、ツロ―…釣ろう、ということで、フィッシング(釣り)を勧める記念日です。ということで本日は「釣」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「御釣」ってなんと読む?
「御釣」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「相手を敬って、その釣銭を言う語。また、釣銭を丁寧に言う語」です。
<使用例>
「千円札が欲しいから、一万円で買い物をして御釣をもらってきてね」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 御釣(おつり) です。
「釣」という字、「魚を釣る」のほか「釣銭(つりせん)」という意味ももっているのです。
2問目にまいりましょう。
【問題2】「釣友」ってなんと読む?
「釣友」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「釣り友達」という意味です。
<使用例>
「私と彼女は、趣味の磯釣りの現場で知り合った釣友なんです」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 釣友(ちょうゆう) です。
正確な日本語としては「釣友(チョウユウ)」が正解ですが、現代的には「釣りトモ」とカジュアルな表現でも通じそうですね。「釣」の音読み「チョウ」は、高等学校で学習する程度の常用漢字の読み方です。やや高度ですが、常用漢字の範疇なので、大人の常識として読めるようにしておきたいですね。
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本日は、毎月26日の『ツローの日』にちなんで、「釣」という字の入った日本語から、
・御釣(おつり)
・釣友(ちょうゆう)
の読み方、言葉の背景をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/日本記念日協会ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱