大人の冬のおしゃれの醍醐味といえば、選りすぐりのアイテムを丁寧に重ねて仕上げるレイヤードスタイル。さらに今季は、「異素材ミックス」と「絶妙トーンの配色」でラグジュアリーな個性を表現するのが最新流儀です。
雑誌『Precious』1月号の【スタイリスト大西真理子さんの真骨頂!「ラグジュアリー・レイヤード」洗練の奥義】と題して、旬のコーディネートの完成度を高める奥義をスタイリスト・大西真理子さんに伝授していただきました。
今回はその中から、「顔周りの艶と輝き」をお届けします。印象がぼやけがちな顔周りは、質感のメリハリでクールな華やぎをプラスしましょう。
淡色レイヤードの洗練スパイスは、顔周りにピリリと効かせるひんやり冷たい艶と輝き
グレージュやトップグレーで仕上げる繊細なグラデーション配色のレイヤードは、大西さんの真骨頂。ともすれば印象がぼやけがちな顔周りは、質感のメリハリでクールな華やぎをプラス。
「ネックレスのメタリックな輝きとブラウスのシルキーな艶、光沢に変化をつけるとリッチ感が高まります。繊細な配色に奥行きが生まれる効果も必見です」(大西さん)
大西真理子さんが明かす「ラグジュアリー・レイヤード」の奥義とは
大人のレイヤードは防寒目的だけでなく、旬のマイスタイルをラグジュアリーにつくり上げることが大前提。大西さんのスタイリングが多くの読者を魅了するのは、その奥義を感じさせるから。
着こなし例を踏まえつつ大西さんは、「素材の組み合わせやテイストミックス、メリハリのつけ方でレイヤードならではの遊びを楽しむこと。既存のルールにこだわり過ぎない、いい意味での“ズレ”が大人の余裕やラグジュアリーな個性を感じさせます」と語ります。
さらに、歩いたときにどう見えるかも意識。
「こだわっているのは、着こなしのいろいろな部分が動くこと(笑)。躍動感がその人らしいかっこよさにつながるのです」
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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- PHOTO :
- 曽根将樹(PEACEMOKEY)
- STYLIST :
- 大西真理子
- HAIR MAKE :
- 川原文洋(UM)
- MODEL :
- RINA
- EDIT :
- 岡本治子、喜多容子(Precious)
- 撮影協力 :
- Yプロダクション