温泉ジャーナリストの植竹深雪さんによる人気連載【温泉ジャーナリストが選ぶ極上湯の宿】では、数多ある日本全国の温泉宿のなかから、“ここぞ!”という本当に満足度の高い宿を厳選してご紹介しています。

国内外の温泉を巡り、その神髄を知り尽くした植竹さんの“推し宿”は、いずれも感度の高い大人の女性を存分に満たす宿ばかり。

そこで本記事では、珠玉の宿の魅力を一挙にチェックできるようまとめてご紹介。今回は、群馬県「界 草津」、福島県「守田屋」、沖縄県「ロワジール スパタワー 那覇」、北海道「笑 函館屋」、熊本県「親和苑」についてお送りします。

植竹深雪さん
温泉ジャーナリスト
(うえたけ みゆき)全国各地の3900スポット以上を巡っている温泉愛好家。フリーアナウンサー、温泉ジャーナリストとして、テレビ番組をはじめ、さまざまなメディアで活躍中。著書に『おとな「ひとり温泉旅」のススメ』(三笠書房)、『からだがよろこぶ! ぬる湯温泉ナビ』(辰巳出版)がある。
公式サイト

プロが推す、大人を満たす上質な温泉宿5選

■1:湯巡りを心行くまで!静寂な湯宿と賑やかな温泉街を自由に行き来する「界 草津」

群馬県・草津温泉「界 草津」の大浴場内湯
3つの浴槽を備えた大浴場内湯。広々とした大きめの浴槽では万代鉱源泉、小さめの2つの浴槽にはそれぞれ万代鉱源泉と西の河原源泉が引かれている。

温泉街の喧騒から一線を画す、群馬県・草津白根山の麓の高台に佇む「界 草津」は、今年6月に開業したばかり。閑静な高台に位置しながら、敷地内の宿泊者専用のトンネルを通じて賑やかな温泉街と自由に行き来できるユニークな造りです。

大浴場の内湯には草津の異なる2種類の源泉が引かれ、あつ湯とぬる湯に調整した3つの浴槽で入り比べが堪能できます。草津の文化を体験できるプログラムも充実。2つの食事処で味わえる群馬の食文化と歴史をエレガントに昇華させた美食の数々も楽しみのひとつ。草津の魅力をたっぷりと満喫できる一軒です。

記事を読む

■2:とろりとした美肌の湯をひとり占め!全10室に源泉露天風呂を備える「守田屋」

福島県・磐梯熱海温泉にある「守田屋」の温泉
3つの貸切風呂のうちのひとつ「森のかくれんぼ」。間近に五百川のせせらぎを聞きながら湯浴みできる開放的な空間です。

福島県・磐梯熱海温泉にある「守田屋」は、大人のための上質な宿としてリピーター客も多数。清流のせせらぎを感じる静かなロケーションに佇み、全10室の客室すべてに源泉かけ流しの露天風呂を備えています。さらに館内には3つの貸切風呂があり、周囲を気にせず、自分のペースで温泉三昧できるのが醍醐味です。

温泉は、化粧水のようなトロンとした浴感。アルカリ性の石鹸が皮膚表面の角質や皮脂を除去するように、肌をなめらかに整えてくれる効果が期待できるそう。湯上り後には地酒や特製フルーツジュースをいただけるラウンジサービスも充実。ディナーには、伝統とモダンが融合した創作和食会席を。

記事を読む

■3:沖縄でリゾート気分と天然温泉を満喫する「ロワジール スパタワー 那覇」

沖縄県那覇市にある「ロワジール スパタワー 那覇」の露天風呂
「海人の湯」露天風呂は、心地よい風が吹き抜ける開放的なテラス。湯上りにデッキチェアに身を横たえてクールダウンするひとときも格別です。

沖縄・那覇空港から車で約7分のロケーションにある「ロワジール スパタワー 那覇」は、沖縄では珍しい天然温泉を完備しています。温泉施設「三重城温泉 海人の湯」は、沖縄のエレメントを随所に取り入れた「新琉球スタイル」の上質でシックな空間。内湯は那覇市内トップクラスのゆとりがあり、大きな浴槽で足をゆったりと伸ばして寛げます。

週末の夜は華やかなビュッフェ、朝は沖縄の味覚が勢揃い。朝から焼き立てのステーキも味わえるなど、出来立てのメニューに加えて沖縄名物も豊富に提供されます。南国気分を味わいながら名湯を満喫するという至福のステイを満喫できる環境です。

記事を読む

■4:職人技が冴える蝦夷前寿司と100%源泉かけ流しの名湯を堪能する「笑 函館屋」

北海道・湯の川温泉にある「笑 函館屋」の露天風呂
大浴場「タイル浴場」の露天。「源泉を水で薄めていないからこそ温泉のポテンシャルもダイレクトに感じられ、体の芯からポカポカと温まって湯上り後もしばらく汗が引かないほどでした」(植竹さん)

北海道・湯の川温泉にある「笑 函館屋」は、大人の隠れ家のような静けさのなか、源泉かけ流しの湯と北海道の味覚を取り入れた食事をじっくり味わえる湯宿です。2か所の大浴場には、それぞれ内湯と露天風呂があり、合計4つの浴槽での湯浴みが可能。温泉は、湯守の技によって高温の源泉が適温に調整され、加水なしの源泉かけ流し湯を堪能できるのも魅力です。

湯上がり後のラウンジサービスも充実しており、函館牛乳のソフトクリームやスパークリングワインなどを楽しめます。夕食では、近海の鮮魚を使い職人が丁寧に握る「蝦夷前寿司」が好評。朝食には海鮮丼やスープカレーなど、北海道らしい味覚を満喫できるのも格別です。

記事を読む

■5:源泉かけ流しの“美人の湯”と阿蘇の創作里山料理を堪能する「親和苑」

熊本県・内牧温泉にある「親和苑」の露天風呂
露天風呂のひとつ、切石の露天風呂。露天風呂は木々に囲まれた小道を抜けた先にあり、湯船に浸かる前から四季折々の風情を感じられる。

開湯130年を迎えた歴史ある温泉地、熊本県・内牧温泉にある「親和苑」は、約1200坪もの敷地を有する湯宿。源泉かけ流しの湯に浸かり、バレルサウナで汗を流し、阿蘇の食材を生かした料理を味わうなど、豊かな自然のなかで心ほどけるひとときを過ごせます。

湯処は、男女入れ替え制の露天風呂2つと、貸切で利用できる内湯2つの4種類。露天風呂のひとつは岩を美しく切り出した端正な石造りに。屋根付きの落ち着いた空間で、木々に囲まれながら静かに名湯に身を委ねられます。夕食にはあか牛のローストビーフや自家栽培の里芋など、阿蘇の恵みを生かした料理がずらり!

記事を読む


以上、温泉ジャーナリスト・植竹深雪さんが推す名宿5軒をご紹介しました。それぞれの宿の詳しい情報やさらなる魅力は、「記事を読む」ボタンからチェックできます。紅葉も満喫できる秋の温泉旅の候補に、ぜひ参考にしてください!

関連記事

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。