スラリとバランスのよい縦長コーディネートで街中を颯爽と歩くOlivia Palermo(オリビア・パレルモ)。いつでも目で追わずにはいられないほど素敵な彼女ですが、実は身長168㎝と外国人セレブの中では小柄の方なんです。そんなオリビアが誰よりも輝いて見える秘密は、バランスのとれたコーディネート術にありました!

今回は、オリビアが得意とするウエストマークのテクニックを指南します。

ウエストマークしたカーディガンが鍵

Banana Republic(バナナ リパブリック)のニットトップスにトレンディなプリーツスカートを合わせて、ゆるっとしたオフモードスタイルを楽しむオリビア。ボディラインが出やすく慎重になりやすい上下ニット素材のコーディネートですが、メタリックな輝きを放つ素材選びで難なくクリア。膨張色のホワイトは敢えて避けて、引き締め効果のある寒色系グラデーションでまとめるのもポイントです。仕上げにライトカラーのカーディガンをウエストにオンすれば、気になる腰回りのカバーもできて、怖いものなし!です。

トップスをインして目線を上に

Olivia Palermo, street snap オリビア・パレルモ ウエストマーク
Olivia Palermo, street snap オリビア・パレルモ ウエストマーク

ニットトップスをスカートにインして細ベルトでウエストマークする、オリビア定番のスタイル。この日はオレンジのニットトップスの上にラフに合わせたBurberry(バーバリー)のセーターがスタイルアップの鍵に! 目線が上に行くようなポイントづくりを意識することで、小柄な印象を払拭できます。メタリックな輝きを放つPringle of Scotland(プリングル オブ スコットランド)のくるぶし丈スカートの魅力が生きた、カラーグラデーションの好バランスも参考にして。

ベルトが「メリハリ」の最重要ポイント

クールなスタイルで出かけたい日には、マニッシュに着こなすオリビアのモノトーンスタイルがオススメです。ニット素材のTopshop(トップショップ)のセットアップをモードに格上げするDior(ディオール)のジャケットは、ロング丈を選んで【ブラック:ホワイト=1:1】の黄金比率に仕上げるのが正解。ウエストからチラリと見えるブラックベルトはスタイルにメリハリをつけるための最重要ポイントなのでお忘れなく! 足もとのDior(ディオール)のエンジニアブーツが外し技になり、着こなしをこなれて見せています。

ウエストマークは、バランスを左右する最重要ポイントです。オリビア・パレルモの着こなしを参考に大人の余裕を感じさせる「抜け感」のあるバランス法則を身につけて、コーディネイトの幅を広げましょう!

この記事の執筆者
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写真/AFLO 構成/石原あや乃