【目次】

『ブラック』


クールビューティーなイメージの「黒」。黒のバッグは、お仕事コーデを凛と引き締め、ラフな休日コーデに大人の艶を足してくれます。鉄板は「白」の装いと合わせた、モノトーンコーデ。またグレーなど「ダークカラー」とも馴染みがよく、全体にハンサムな印象に仕上がります。定番色ですが、夏は重く見えるのが悩みどころ。温暖な時期は、白やライトグレーの装いと合わせて。また、透け感のある服、リネンなど、涼感素材とも相性が良く、リラックスした夏の装いも、センシュアルな雰囲気にまとめてくれます。

【お仕事コーデ】

コンパクトショルダーと小さめ襟でクラシックにまとめて

シャツ『MONDAY』・パンツ・バッグ・靴(オンワードグローバルファッション〈ジル・サンダー〉) 撮影/戸田嘉昭・小池紀行・宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious10月号』小学館、2018年
シャツ『MONDAY』・パンツ・バッグ・靴(オンワードグローバルファッション〈ジル・サンダー〉) 撮影/戸田嘉昭・小池紀行・宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious10月号』小学館、2018年

ジル・サンダー自身が好んだ最もアイコニックなシャツは、襟も身幅もコンパクト。すっきりとした比翼ボタンで、ミニマムを極めた美しさ。ネイビーのパンツと存在感のある黒小物で、心も引き締めて、一週間をスタートしたい。

ワンピースに匹敵する華やかなブラウスは大人のマストアイテム

ブラウス(ヒューゴ ボス ジャパン〈ボス〉)、ウールのスカート(アクリスジャパン〈アクリス〉)、バッグ・靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2019年
ブラウス(ヒューゴ ボス ジャパン〈ボス〉)、ウールのスカート(アクリスジャパン〈アクリス〉)、バッグ・靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2019年

大人のブラウス選びのポイントは一枚でも華やかであること。ただし、スカートや小物まで甘めにすると過剰で野暮ったくなるので、あくまでも辛口に徹するべし。きりっとしたスリット入りのタイトスカート、パンチの効いた小物やジュエリーが洗練されたスタイルに。

きちんと感のある装いもロングブーツで旬の表情に

ブーツ『ブレラン』(JIMMY CHOO)、スカート(マディソンブルー)、ブラウス(ストラスブルゴ〈ストラスブルゴ〉)、時計(ヴァシュロン・コンスタンタン)、ストール(ボーダレス〈ベグアンド コー〉)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2019年
ブーツ『ブレラン』(JIMMY CHOO)、スカート(マディソンブルー)、ブラウス(ストラスブルゴ〈ストラスブルゴ〉)、時計(ヴァシュロン・コンスタンタン)、ストール(ボーダレス〈ベグアンド コー〉)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2019年

スエードとカーフの異素材使いがありそうでない、エッジの効いた黒ブーツでスタイリッシュに。ヘリンボーン柄のミディスカートと白ブラウスでつくる端正な着こなしに、ほんのりモードなスパイスを加えて鮮度アップを。

シンプルだけど華やか!大人は堂々とオフィスでカラーパンツ

パンツ(オンワード樫山〈ベイジ,〉)、ニットジャケット・ストール(SANYO SHOKAI〈ポール・スチュアート〉)、ノースリーブトップス(トヨダトレーディング プレスルーム〈チルコロ1901〉)、ベルト(ストラスブルゴ〈メゾン ボワネ〉)、バッグ(バーニーズ ニューヨーク〈ボルドリーン セレリア〉)、靴(DESPRÉS丸の内店〈DES PRÉS〉) 撮影/小池紀行・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious10月号』小学館、2017年
パンツ(オンワード樫山〈ベイジ,〉)、ニットジャケット・ストール(SANYO SHOKAI〈ポール・スチュアート〉)、ノースリーブトップス(トヨダトレーディング プレスルーム〈チルコロ1901〉)、ベルト(ストラスブルゴ〈メゾン ボワネ〉)、バッグ(バーニーズ ニューヨーク〈ボルドリーン セレリア〉)、靴(DESPRÉS丸の内店〈DES PRÉS〉) 撮影/小池紀行・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious10月号』小学館、2017年

落ち感が優雅なワイドパンツだから、カジュアルなカーキもエレガントな雰囲気! ハイゲージのニットジャケットも、仕事では応用力抜群です。

ウエストマークのデザインが新しい、落ち着きすぎない英国調チェック

ジャケット・パンツ(エミリオ・プッチ ジャパン)、ニット(三喜商事〈ステファノ モルタリ〉)、バッグ(HAUNT代官山/ゲストリスト〈ザンチェッティ〉)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2018年
ジャケット・パンツ(エミリオ・プッチ ジャパン)、ニット(三喜商事〈ステファノ モルタリ〉)、バッグ(HAUNT代官山/ゲストリスト〈ザンチェッティ〉)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2018年

デザインにポイントがある「進化系チェック」のスーツを使った通勤コーデ。やや高めのウエスト位置に施された幅広ブラックのあしらいが、端正なチェックのスーツから女らしさを引き出すアクセントに。しなやかなビスコース素材も、フェミニンムードを感じさせる一助に。マノロ ブラニクの深いブルーのヒール靴で、艶っぽさを加えて。

フォックスファーで単調な着こなしにドラマが生まれて

コート(ストラスブルゴ〈ラルディーニ〉)、ワンピース/銀座限定(マックスマーラ ジャパン〈ウィークエンド マックスマーラ〉)、サングラス(TAKA ROCK〈クレア〉)、ストール(トラデュイール)、グローブ(キートン銀座店)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーククロス〉)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious1月号』小学館、2019年
コート(ストラスブルゴ〈ラルディーニ〉)、ワンピース/銀座限定(マックスマーラ ジャパン〈ウィークエンド マックスマーラ〉)、サングラス(TAKA ROCK〈クレア〉)、ストール(トラデュイール)、グローブ(キートン銀座店)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーククロス〉)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious1月号』小学館、2019年

ジャケットコートの襟元に、ボリュームのあるファーストールを巻けば、アウターを脱いでも華やかさはキープ。

【休日コーデ】

かっこよくて女らしい、ハーフパンツ&シャツで洒脱なトラッドスタイルに

パンツ(トッズ・ジャパン)、ブラウス(アクリスジャパン〈アクリス〉)、ストール(三喜商事〈イレブンティ〉)、ピアス(アパルトモン 青山店〈アグメス〉)、バングル(HAUNT代官山/ゲストリスト〈フィリップ オーディベール〉)、バッグ(J&Mデヴィッドソン 青山店)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2020年
パンツ¥87,000(マディソンブルー)、シャツ¥29,000(マックスマーラ ジャパン〈ウィークエンド マックスマーラ〉)、ベルト¥26,000(エストネーション〈メゾン ボワネ〉)、スカーフ¥52,000(エルメスジャポン)、バングル¥108,000(ホアキン・ベラオ)、バッグ¥390,000(デルヴォー・ジャパン)、靴¥43,000(アパルトモン 青山店〈ブレンタ〉)

グログラン素材を用いたドレス感のあるハーフパンツは、ドライタッチでハリ感のある素材が美しいフォルムへと導く逸品。サックスブルーのシャツやビット付きベルトで加えたトラッドテイストが、大人カジュアルを小粋に仕上げるポイントです。さらに、やわらかなレザーのワンショルダーバッグを合わせれば、こなれ感が高まります。

ゴールドジュエリーを効かせてリッチな雰囲気を楽しむ

撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2018年
撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2018年

アクネ ストゥディオズの黒デニムに、YOKO CHANのAライントップス。首の詰まったトップスは、ロングネックレスで首元を華やかに。ナノサイズのカルティエ『パンテール』とともに、イエローゴールドでそろえると、リッチ感が生まれます。ショルダータイプの『ケリー』はボックスカーフ×ゴールド金具がポイント。低めヒールのロジェ ヴィヴィエも、心地よいおしゃれを叶えてくれます。

「心地よさ」を追求した上質なリラックススタイル

プルオーバー・中に着たカットソー・パンツ(ジェームス パース 青山店〈JAMES PERSE〉)、その他/本人私物 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2019年
プルオーバー・中に着たカットソー・パンツ(ジェームス パース 青山店〈JAMES PERSE〉)、その他/本人私物 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2019年

ジェームス パースのアイテムを活用したリラックスコーデ。バッグはロジェ・ヴィヴィエのクロスボディで、常に両手が空きます。スニーカーはゴールデングースのスターター。

ボリュームスカートを今気分に。リラックスしながらもエレガントに見せる極意

スカート(ebure)トップス(ブラミンク)、スカーフ・バッグ・バングル・シルバーバングル(エルメスジャポン)、スニーカー(トッズ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2020年
スカート(ebure)トップス(ブラミンク)、スカーフ・バッグ・バングル・シルバーバングル(エルメスジャポン)、スニーカー(トッズ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2020年

ウエストから細かくていねいにタックを寄せた美しいフレアスカートは、しなやかで軽やか。たて糸には高級メゾン御用達のシルク、よこ糸には高品質なエジプト綿を用いて織られた透け感素材が今の気分です。洋服は無彩色にまとめ、アクセントカラーはスカーフやバングルなどの小物だけで投入すると、装いの切れ味がアップします。

ニット(クルチアーニ 銀座店)、スカート(マディソンブルー)、カフス(wb)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、サングラス(プロポデザイン〈プロポ〉)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious2月号』小学館、2019年
ニット(クルチアーニ 銀座店)、スカート(マディソンブルー)、カフス(wb)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、サングラス(プロポデザイン〈プロポ〉)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious2月号』小学館、2019年

素材ミックスで緩急をつけたオールブラックの装いに、ブレスレットのように付けられるファーのカフスをトッピング。手元が華やぐうえ、手首がしっかり温まるのもうれしいポイントです。J.M. WESTONのローファーでハンサムな印象を加えて。

ニット・スカート・バッグ・靴(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ネックレス(マックスマーラ ジャパン〈エス マックスマーラ〉)、その他/私物 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2020年
ニット・スカート・バッグ・靴(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ネックレス(マックスマーラ ジャパン〈エス マックスマーラ〉)、その他/私物 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2020年

ロングブーツにハットは名脇役。落ち葉を踏みしめ、すそを秋風になびかせて歩く。そんな映画のワンシーンのようなおしゃれが様になります。

深みのあるカーキのシャツがスカートスタイルを小粋に見せる

シャツ(マディソンブルー)、スカート(ブラミンク〈ブラミンク〉)、ピアス・ネックレス・ブレスレット(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、ストール(リーミルズ エージェンシー〈ジョンストンズ〉)、バッグ(ユナイテッドアローズ 銀座店〈スーザン サツマリー〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2019年
シャツ(マディソンブルー)、スカート(ブラミンク〈ブラミンク〉)、ピアス・ネックレス・ブレスレット(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、ストール(リーミルズ エージェンシー〈ジョンストンズ〉)、バッグ(ユナイテッドアローズ 銀座店〈スーザン サツマリー〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2019年

なめらかなウールのシャツとクラシカルなプリーツスカートで好感度の高い、上品なトラッドを楽しんで。バッグとロングブーツは艶のある端正な小物でそろえて、シックに。

大人の女の品格とフェミニンさを香らせるリネンのワンピース

ワンピース(ebure)、ペンダント・ブレスレット・バングル(ラリック銀座店)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious5月号』小学館、2019年
ワンピース(ebure)、ペンダント・ブレスレット・バングル(ラリック銀座店)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious5月号』小学館、2019年

ナチュラルな風合いながら、ラフになりすぎず、洗練されたたたずまいのリネンワンピース。すっきりしたVネックと、ふんわり広がるスカートの甘辛バランスが絶妙。二重巻きのサッシュベルトはスタイルアップ効果も。

甘さと凛とした雰囲気が共存するバンドカラードレス

ワンピース・ストール・ベルト (ebure)、ピアス(エスケーパーズオンライン〈ソフィー ブハイ〉)、ペンダント(showroom SESSION〈MARIHA〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(シジェーム ギンザ〈プロエンザ スクーラー〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2020年
ワンピース[インナーキャミソール・ベルト付き]¥89,000(ebure)、ピアス¥28,000(showroom SESSION〈カイマナ〉)、バングル¥14,000(ウノアエレ ジャパン〈ワンエーアールバイウノアエレ〉)、バッグ¥108,000(バリー 銀座店)、靴¥41,000(シジェーム ギンザ〈ハルマネラ〉)

コットンシルクのシアーワンピースは、縦糸には高級メゾン御用達のシルクを、横糸にはエジプト超長綿を用いて織られた繊細なオーガンジー生地を使用。初秋にもシックに映えるグレイッシュなカーキトーンも魅力です。首の詰まった旬のバンドカラーでも、シアー素材なので暑苦しく見えず、涼やかさを演出できます。気分に合わせ、ベルトの結び方もアレンジを。

「ミドルグレー×ブラック」なら、辛口でかっこいい着こなしが完成

シャツワンピース (ebure)、アバティの長袖カットソー・エアロンのパンツ(コロネット)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈グッチ〉)、ブレスレット(ラリック ジャパン)、バッグ・靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2019年
シャツワンピース (ebure)、アバティの長袖カットソー・エアロンのパンツ(コロネット)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈グッチ〉)、ブレスレット(ラリック ジャパン)、バッグ・靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2019年

黒の占める割合を増やし、グレーの着こなしをハンサムに。全体の印象が辛口になりすぎないよう、はおる気分で着るシャツワンピースなど、装いのなかにしなやかに揺れるアイテムを用いましょう。

Tシャツとスニーカーで白を効かせてクールな抜け感のある大人カジュアルに

ジャケット・Tシャツ・デニム/ともに予定価格・ネックレス・バッグ『シシリー ラバー』・スニーカー(ドルチェ&ガッバーナ ジャパン)、サングラス(ドルチェ&ガッバーナ アイウェア) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious1月号』小学館、2020年
ジャケット・Tシャツ・デニム/ともに予定価格・ネックレス・バッグ『シシリー ラバー』・スニーカー(ドルチェ&ガッバーナ ジャパン)、サングラス(ドルチェ&ガッバーナ アイウェア) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious1月号』小学館、2020年

白のTシャツとスニーカーとデニム、ラバーバッグで大胆にカジュアルダウン! 「モノトーンをベースにきれ味よく仕上げるのが、大人カジュアルの洗練ポイント。裏地のレオパードをちらりと見せて遊べるのも、ドルチェ&ガッバーナを着る楽しみです」(スタイリスト・押田比呂美さん)

ライダースジャケットの印象を色落ちデニムがやわらげる

デニム(アマン〈アトリエ ノティファイ〉)、ジャケット(ジョン ローレンス サリバン)、ニット(リーミルズ エージェンシー〈ジョン スメドレー〉)、バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2019年
デニム(アマン〈アトリエ ノティファイ〉)、ジャケット(ジョン ローレンス サリバン)、ニット(リーミルズ エージェンシー〈ジョン スメドレー〉)、バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2019年

ウォッシュ加工が施されたデニムは、立体的に見える陰影がついているぶん、脚がほっそり見えるのが魅力。黒のタートルネックニットで全体を引き締めましょう。

ジャケット(ヤコブ コーエン GINZA SIX)、ワンピース(コロネット〈エリザベス アンド ジェームス〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、バッグ・ストラップ・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/崇髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious1月号』小学館、2019年
ジャケット(ヤコブ コーエン GINZA SIX)、ワンピース(コロネット〈エリザベス アンド ジェームス〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、バッグ・ストラップ・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/崇髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious1月号』小学館、2019年

リラックス感もモード感も同時にかなえたい、そんなシチュエーションには、ライダースのかっこよさとマキシワンピースのしなやかさを組み合わせた、上級スタイルで。あえて色を抑えた、辛口の大人っぽさが狙いです。

グレーTシャツを投入するだけで着こなしに抜け感が生まれる

クルチアーニのカシミアTシャツ・カーディガン・パンツ・オリバー ゴールドスミスのサングラス・ミチノのバッグ・ニナ リッチの靴(ストラスブルゴ) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2017年
クルチアーニのカシミアTシャツ・カーディガン・パンツ・オリバー ゴールドスミスのサングラス・ミチノのバッグ・ニナ リッチの靴(ストラスブルゴ) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2017年

グレーのTシャツと、温もりのあるメランジェローゲージカーディガンの組み合わせが、休日らしいリラックス感を生んで。いつもならスポーティなカットソーを合わせていたところを、カシミアTシャツに変えるだけで、スタイリッシュかつ大人の余裕が感じられる着こなしに。ワイドクロップドパンツで抜け感を与えて。

「ソックスブーツ」はボリュームスカートに合わせ足元にメリハリをプラス

ジャケット・ブラウス・スカート・バッグ・靴(フェンディジャパン) 撮影/戸田嘉昭・小池紀行・宗高聡子(パイルドライバー) BY:『Precious12月号』小学館、2017年
ジャケット・ブラウス・スカート・バッグ・靴(フェンディジャパン) 撮影/戸田嘉昭・小池紀行・宗高聡子(パイルドライバー) BY:『Precious12月号』小学館、2017年

このブーツの大きな魅力はソックスのように見えるストレッチ素材によって、きゅっと引き締められた足首。その繊細さを際立たせるために、ボトムには思いきりボリュームのあるフレアを!そして、トップスはシャープなテーラードできりっと引き締めます。黒と白を交互に配し、メリハリのリズムを強調するのもポイントです

ショート丈ダウン×ロングスカートのすっきり縦長黒コーデ

コート(ヘルノ・ジャパン)ニット(トラデュイール)、スカート(三喜商事〈アリュード〉)、サングラス(プロポデザイン〈プロポ〉)、ストール(サン・フレール〈ヴェイユ〉)、バッグ(MOGA〈YAHKI〉)、ブーツ(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2020年
コート(ヘルノ・ジャパン)ニット(トラデュイール)、スカート(三喜商事〈アリュード〉)、サングラス(プロポデザイン〈プロポ〉)、ストール(サン・フレール〈ヴェイユ〉)、バッグ(MOGA〈YAHKI〉)、ブーツ(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2020年

上半身をコンパクトに見せながらも視線を上に集めるショート丈ダウンは、上質なカシミア生地を使用したリッチな一着。細身シルエットのロングスカート&ロングブーツを合わせれば、もたつき感のないシャープな縦長シルエットの着こなしに。

こだわりのツイード生地で仕立てたVネックコート

エブールのコート・ワンピース・キャッスのネックレス(ebure)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2019年
エブールのコート・ワンピース・キャッスのネックレス(ebure)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2019年

ウール混のヘリンボーンツイードの立体感のあるコートは、モノトーンスタイルの上にはおって華やかな印象に。リバー仕立てゆえの軽量感とゆったりめのテントシルエットで、ガウンのように軽やかにまとまるのが魅力です。

『グレー』


黒より一段明るい、ニュアンスカラーの「グレー」は、クールな中に女性らしい優しさを感じさせます。通勤用バッグとして取り入れれば、お堅くなりがちなお仕事コーデも、知的かつ、柔らかな雰囲気に。

【お仕事コーデ】

爽やかで知的。好印象を約束するコーディネートを今っぽく

カーディガン(クルチアーニ銀座店)、ストラネスのワンピース・ボルボネーゼのバッグ(三喜商事)、サングラス(イー・ヴィ・アイ PR〈レジャー ソサエティー〉)、Kong qi for Theoryluxeのネックレス・Maison Boinetのブレスレット(Theory luxe)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious6月号』小学館、2017年
カーディガン(クルチアーニ銀座店)、ストラネスのワンピース・ボルボネーゼのバッグ(三喜商事)、サングラス(イー・ヴィ・アイ PR〈レジャー ソサエティー〉)、Kong qi for Theoryluxeのネックレス・Maison Boinetのブレスレット(Theory luxe)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious6月号』小学館、2017年

優しい風合いのカシミアシルクのロングカーディガンが、コットンワンピースにラグジュアリーなムードをもたらして。

ネイビージャケットの万能さを発揮するコーディネートを披露

インナー(Theory)、パンツ(Theory luxe)、シルクのスカーフ(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(J.M. WESTON 青山店)、ジャケット/ジョルジオ アルマーニ私物 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2019年
インナー(Theory)、パンツ(Theory luxe)、シルクのスカーフ(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(J.M. WESTON 青山店)、ジャケット/ジョルジオ アルマーニ私物 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2019年

ジャケットネイビーという色を生かし、センタープレスのパンツや端正なローファーで、凛としたエッセンスを加えたビジネスカジュアルコーデ。バッグはライトグレーで装いに溶け込ませ、軽やかさを演出。

着慣れない色で冒険をしても、デザインがベーシックだから安心

ジャケット・インナー・パンツ・バッグ・靴(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、ネックレス・時計(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2019年
ジャケット・インナー・パンツ・バッグ・靴(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、ネックレス・時計(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2019年

とろみのあるグレージュのパンツに同系色の小物を重ねて、流行のワントーンの着こなしが完成。白いコットンパンツやスニーカーを合わせれば休日にも活用でき、一枚でいくつもの顔が楽しめる万能さがウリです。

ピンク色を加えたら女力も洗練度もアップして断然、エレガント!

コート(ストラスブルゴ〈ラルディーニ〉)、ニット(スローン)、パンツ(ストラスブルゴ〈インコテックス〉)、ネックレス(カオス丸の内〈アフター シェイブ クラブ〉)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious1月号』小学館、2019年
コート(ストラスブルゴ〈ラルディーニ〉)、ニット(スローン)、パンツ(ストラスブルゴ〈インコテックス〉)、ネックレス(カオス丸の内〈アフター シェイブ クラブ〉)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious1月号』小学館、2019年

マニッシュなジャケットコートに、爽やかなオフホワイトのスティックパンツで、すっきりとした縦シルエットを強調。トップスには、顔周りを華やかに彩るピンクのニットを選んで、好感度アップを図りたい。

【休日コーデ】

透け感のある素材だから黒でも重くならない!5分そでの涼やかワンピース

ワンピース・バッグ・靴(アクリスジャパン〈アクリス〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2019年
ワンピース・バッグ・靴(アクリスジャパン〈アクリス〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2019年

デイリーに活躍する、黒の涼やかなワンピース。格子状になった織柄の陰影がもたらすほんのりとした透け感が美しいワンピースは、動くたびに風をはらむ軽やかさも魅力。付属のホースヘアのベルトでウエストマークすると、切れ味の良さも加わって。小さめバッグを合わせたら、会食にも映えて。

ヨーロッパマダムが好むシックな配色に徹して洗練されたカジュアルを完成

パンツ(マディソンブルー)、シャツ(マックスマーラ ジャパン〈ウィークエンド マックスマーラ〉)、ベルト(エストネーション〈メゾン ボワネ〉)、スカーフ(エルメスジャポン)、バングル(ホアキン・ベラオ)、バッグ(デルヴォー・ジャパン)、靴(アパルトモン 青山店〈ブレンタ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2020年
パンツ¥66,000(トッズ・ジャパン)、ブラウス¥75,000(アクリスジャパン〈アクリス〉)、ストール¥31,000(三喜商事〈イレブンティ〉)、ピアス¥52,000(アパルトモン 青山店〈アグメス〉)、バングル¥21,000(HAUNT代官山/ゲストリスト〈フィリップ オーディベール〉)、バッグ¥132,000(J&Mデヴィッドソン 青山店)、靴¥66,000(トッズ・ジャパン)

サファリムードが漂う、ベージュのハーフパンツはストレッチのきいたハリのあるコットン混素材で着心地も良好。ともすればラフになりがちなハーフパンツだからこそ、マホガニー色のハイネックブラウスやグレージュ小物でシックな雰囲気に。切り替えのないミニマルな先細トウで、肌になじむベージュスエード素材のスリッポンが、ひざ下を長く見せるポイントです。

コート(HAUNT代官山/ゲストリスト〈イネス&マーシャル〉)、ニット(エイトン 青山)、スカート(コロネット〈エアロン〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉)、ネックレス・リング(ポメラートブティック 銀座店)、バッグ(モワナ メゾンGINZA SIX)、靴(クリスチャン ルブタン ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious1月号』小学館、2020年
コート(HAUNT代官山/ゲストリスト〈イネス&マーシャル〉)、ニット(エイトン 青山)、スカート(コロネット〈エアロン〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉)、ネックレス・リング(ポメラートブティック 銀座店)、バッグ(モワナ メゾンGINZA SIX)、靴(クリスチャン ルブタン ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious1月号』小学館、2020年

寂しくなりがちなビターチョコ色のシンプルな着こなしを、アイスグレーのムートンコートでボリュームアップ。透明感のある華やぎが好印象の決め手に。

白~エクリュ~グレージュでつくる上品グラデーション

コート(ヘルノ プレスルーム)、ニット(ブラミンク〈ブラミンク〉)、パンツ(キッチン&カンパニー〈ボルボネーゼ〉)、バッグ(三喜商事〈バンフォード〉)、サングラス(ミラリジャパン〈マイケル・コース〉)、靴(ウールン商会〈ファビアナ フィリッピ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2017年
コート(ヘルノ プレスルーム)、ニット(ブラミンク〈ブラミンク〉)、パンツ(キッチン&カンパニー〈ボルボネーゼ〉)、バッグ(三喜商事〈バンフォード〉)、サングラス(ミラリジャパン〈マイケル・コース〉)、靴(ウールン商会〈ファビアナ フィリッピ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2017年

スマートなシルエットを描くコンパクトサイズのトレンチ。スエードのガウチョパンツ、レース素材のスニーカーで軽快な足元に。

「サイドジップブーツ」はカジュアルなローゲージニットで肩の力の抜けたかっこよさを!

コート・ニット・スカート・バッグ・靴(イヴ・サンローラン〈サンローランバイアンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/戸田嘉昭・小池紀行・宗高聡子(パイルドライバー) BY:『Precious12月号』小学館、2017年
コート・ニット・スカート・バッグ・靴(イヴ・サンローラン〈サンローランバイアンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/戸田嘉昭・小池紀行・宗高聡子(パイルドライバー) BY:『Precious12月号』小学館、2017年

このブーツを象徴するのは、斜めに走るシルバーのジップ。それにリンクするように、中央に大きめの引き手が付いたジップタイトを合わせます。ドレープを描きつつ体にフィットする細身のラインをカバーするように、トップスはローゲージのタートルニットを。カジュアルな抜け感とクールフェミニンな足元が、今らしいバランスを生み出します。

ブランケット感覚の暖かさと存在感で冬ならではの着映えを堪能

コート(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、ストール(マックスマーラ ジャパン〈ウィークエンド マックスマーラ〉)、ニット(サン・フレール〈レ・コパン〉)、パンツ(コロネット〈エリザベス アンド ジェームス〉)、バッグ(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious1月号』小学館、2019年
コート(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、ストール(マックスマーラ ジャパン〈ウィークエンド マックスマーラ〉)、ニット(サン・フレール〈レ・コパン〉)、パンツ(コロネット〈エリザベス アンド ジェームス〉)、バッグ(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious1月号』小学館、2019年

インナーは縦のラインを強調するネイビーで統一。グレージュとのメリハリを効かせる配色ワザで、キリッと辛口なカジュアルが完成。さらにミドルグレーのニットストールを広げて肩がけすれば、色使いに奥行きが生まれ、ぐっとこなれた印象に。

『ホワイト』


清潔感のある「白」は、万人から愛されるカラー。パキっと明るい印象で、コーデの差し色効果もあります。

【お仕事コーデ】

Tシャツ感覚のブラウスは個性的な小物を加えてかわいい女をアピール

パンツ(アクリスジャパン〈アクリス〉)、ブラウス(シンクロ クロッシングズ 恵比寿グラススクエア)、ネックレス(アングローバルショップ 表参道〈フィリップ オーディベール〉)、バングル(ビームス ハウス 丸の内〈フィリップ オーディベール〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンドコー〉)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(ファビオ ルスコーニ 大阪店〈ファビオ ルスコーニ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2017年
パンツ(アクリスジャパン〈アクリス〉)、ブラウス(シンクロ クロッシングズ 恵比寿グラススクエア)、ネックレス(アングローバルショップ 表参道〈フィリップ オーディベール〉)、バングル(ビームス ハウス 丸の内〈フィリップ オーディベール〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンドコー〉)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(ファビオ ルスコーニ 大阪店〈ファビオ ルスコーニ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2017年

フロントは短く、後ろ姿はたっぷり、このすその前後差が今らしいゆとりを表現。

甘さ控えめにかっこよく!媚びない女力を足元で表現

靴『ソフィア』・バッグ(JIMMY CHOO)、レザーブルゾン・ニット・パンツ(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、ネックレス(アルテミス・ジョイエリ〈アルテミス・ジョイエリ〉) 撮影/戸田嘉昭・宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious9月号』小学館、2018年
靴『ソフィア』・バッグ(JIMMY CHOO)、レザーブルゾン・ニット・パンツ(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、ネックレス(アルテミス・ジョイエリ〈アルテミス・ジョイエリ〉) 撮影/戸田嘉昭・宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious9月号』小学館、2018年

ラメが煌く黒のニット+白のパンツに、レザーブルゾンとシルバーのショルダーを合わせたクール・ラグジュアリーなパンツスタイルに投入。大胆かつシャープなカッティングが辛口エレガンスなパンプスは、淡色ボトムに合わせても重く見えないのも優秀。印象をぴりりと引き締めながら、はっとするほどスタイルアップ!

涼しげな素材ミックスと淡色の陰影で仕上げる、迫力リッチな着こなし

パンツ(MOGA)、トップス(ebure)、ジャケット(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ スポート〉)、イヤリング・バングル(ダミアーニ 銀座タワー)、バッグ(デルヴォー・ジャパン)、靴(ファビオ ルスコーニ 六本木店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious5月号』小学館、2018年
パンツ(MOGA)、トップス(ebure)、ジャケット(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ スポート〉)、イヤリング・バングル(ダミアーニ 銀座タワー)、バッグ(デルヴォー・ジャパン)、靴(ファビオ ルスコーニ 六本木店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious5月号』小学館、2018年

繊細な素材とやわらかな色で全体をまとめることで「とろみワイドパンツ」のラグジュアリーな個性が生きる。シンプル&クールな小物で甘さを抑えるのが大人のバランス。パンツはなめらかさとしなやかさのあるウール混素材。後ろゴム仕様のウエストに、同素材の幅広サッシュベルトを結ぶデザイン。サッシュベルトには同色の糸で手仕事風ステッチを施している。

リラックス感のあるニットジャケットは、ワントーンで引き締めて

ジャケット(三喜商事〈Tジャケット〉)、インナー・パンツ(VINCE 表参道店〈ヴィンス〉)、サングラス(ストラスブルゴ〈オリバー ゴールドスミス〉)、バングル(インターナショナルギャラリー ビームス〈ビルウォールレザー〉)、モローパリのバッグ・バーニーズニューヨークの靴(バーニーズ ニューヨーク) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious5月号』小学館、2017年
ジャケット(三喜商事〈Tジャケット〉)、インナー・パンツ(VINCE 表参道店〈ヴィンス〉)、サングラス(ストラスブルゴ〈オリバー ゴールドスミス〉)、バングル(インターナショナルギャラリー ビームス〈ビルウォールレザー〉)、モローパリのバッグ・バーニーズニューヨークの靴(バーニーズ ニューヨーク) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious5月号』小学館、2017年

ミドルゲージのニットにもかかわらず、そでを通せば、驚くほど構築的なシルエットとTシャツのような軽やかさを実現。素材は、コットンストレッチ。

クリーンな配色で着こなす優美なネイビートレンチ

コート(ランバン ジャパン)、ニット・パンツ・バッグ・ネックレス・ブレスレット・靴(ランバン ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2017年
コート(ランバン ジャパン)、ニット・パンツ・バッグ・ネックレス・ブレスレット・靴(ランバン ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2017年

ネイビー×白の清潔感あふれるカラーリングをベースに、ペールピンクのハイゲージニットで春らしいムードを感じさせて。胸元のVゾーンに添えたコスチュームパールのネックレスが、着こなしの盛り上げ役に。

ネイビー×白の知的な着こなしにはパープル靴で女力を!

靴(JIMMY CHOO)、コート(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダスポート〉)、ニット(ブラミンク〈ブラミンク〉)、スカート(アクリスジャパン〈アクリス〉)、スカーフ(デルヴォー・ジャパン)、ネックレス(シャンテクレール 東京店)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン) 撮影/唐澤光也・宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious4月号』小学館、2017年
靴(JIMMY CHOO)、コート(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダスポート〉)、ニット(ブラミンク〈ブラミンク〉)、スカート(アクリスジャパン〈アクリス〉)、スカーフ(デルヴォー・ジャパン)、ネックレス(シャンテクレール 東京店)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン) 撮影/唐澤光也・宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious4月号』小学館、2017年

好感度の高いネイビー×白の着こなしを、パープルの靴で外してより印象的に。

【休日コーデ】

重量感のある黒ワイドもピュアな靴とバッグでメリハリを計算!

ブラウス・パンツ(ebure)、ブレスレット・バングル・時計(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、スニーカー(セルジオ ロッシ) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2019年
ブラウス・パンツ(ebure)、ブレスレット・バングル・時計(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、スニーカー(セルジオ ロッシ) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2019年

服はあくまでも黒で統一し、小物で少量の白を効かせる、が成功の秘訣。ブラウスはドロップショルダーのゆったりしたデザイン。ハイウエストのパンツにタックインして、メリハリあるフォルムをつくりたい。

「全身黒」スタイルは清涼感がすべて。必ずどこかに”透け感”を取り入れて

シルクシャツ・タイ・ハーフパンツ・バッグ・サンダル(サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉)、サングラス(グローブスペックス エージェント〈ロバート・マーク NYC〉)、ピアス・ブレスレット・リング( TASAK〈I M/GTASAKI〉)、ベアトップ/私物 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2020年
シルクシャツ・タイ・ハーフパンツ・バッグ・サンダル(サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉)、サングラス(グローブスペックス エージェント〈ロバート・マーク NYC〉)、ピアス・ブレスレット・リング( TASAK〈I M/GTASAKI〉)、ベアトップ/私物 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2020年

透け感のある黒シャツ&トレンドのハーフパンツで、溌剌としたエレガンスを感じさせる、夏のオールブラックを実現! ほんのりと肌が透ける涼やかなタイ付きシャツは、テクスチャーに遊びがあるぶん、きちんと感のあるセットインスリーブデザインを選ぶと洗練された印象に。肌の露出で抜け感をつくるのではなく、デコルテ周りやそでに透け感をつくるからこそ、キレのいい女っぽさが表現できます。そして、「全身黒」のサブルールは、小物でホワイトを投入することと、ヌーディな足元。これらがを夏のブラックエレガンスのセオリーにすれば、黒でも、重たく見せず、季節感を演出することが可能です。

爽やかな白ブラウスと黒のハンサム小物でこなれ感を楽しんで

ブラウス・靴(ウールン商会〈ペセリコ〉)、スカート(レキップ)、帽子(ボルサリーノ ジャパン)、バッグ(JIMMY CHOO) 撮影/宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious8月号』小学館、2018年
ブラウス・靴(ウールン商会〈ペセリコ〉)、スカート(レキップ)、帽子(ボルサリーノ ジャパン)、バッグ(JIMMY CHOO) 撮影/宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious8月号』小学館、2018年

演技派で知られる人気女優、ジェニファー・ローレンスのメリハリ配色は、夏にぴったりの軽快な雰囲気が魅力。彼女をお手本に、シャツ仕立てのノースリーブブラウスが主役の、知的な着こなしを。比翼仕立てのブラウスは、そでのシャーリングやリボンなどフェミニンなディテール使いが魅力。とろみ素材のひざ下丈のスカートを合わせれば、たちまちこなれ感のあるカジュアルに。オールブラックの帽子やスリッパサンダルで、ハンサムなエッセンスを加えて、あくまでクールに! 

ストレスフリーの休日カジュアルもさりげなくエレガントに

ニットカーディガン・P.59とじスカート・バッグ『アヌーク リトルディ』・靴(アクリスジャパン〈アクリス〉)、その他/私物 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2020年
ニットカーディガン・P.59とじスカート・バッグ『アヌーク リトルディ』・靴(アクリスジャパン〈アクリス〉)、その他/私物 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2020年

週末はもちろん、旅にも活躍しそうなふんわりとした白のカシミアのジップアップカーディガンとの組み合わせ。エレガントな美しさを印象づけるスカートは着心地がよく、実はストレスフリーというのもうれしいポイントです。ミニサイズのバッグ&白スニーカーを合わせて、リラックススタイルを小粋に仕上げて。

大人の女の品格とフェミニンさを香らせるシルクのワンピース

ワンピース(ミカコ ナカムラ 南青山サロン〈ミカコ ナカムラ〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2020年
ワンピース(ミカコ ナカムラ 南青山サロン〈ミカコ ナカムラ〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2020年

存在感のあるボウのあしらい方で、着こなしの変化をつけられるネイビーワンピース。上質なシルクローン素材ならではのとろみ感が、すっきりとしたシルエットにやわらかなニュアンスと表情を与えます。共布ベルトが腰位置を高く見せるので、スタイルアップ効果も発揮。

清潔感ときちんと感に華やかなムードも備えたフィット&フレア

ワンピース・バッグ・靴(アクリスジャパン〈アクリス〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2019年
ワンピース・バッグ・靴(アクリスジャパン〈アクリス〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2019年

重ね織りになったやや地厚のコットン素材が、美しいフィット&フレアシルエットを演出。比翼仕立てのデザインもスマートなワンピースは、上品で清潔感があって知的な、好印象を約束する一着。下まで配されたフロントボタンをいくつか開け、カジュアル気分で着ても素敵。

甘いチュールスカートをブラック&ホワイトのクリーン配色で小気味よく

カットソー(スローン)、スカート(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、ピアス・ネックレス・リング(TASAKI)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2020年
カットソー(スローン)、スカート(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、ピアス・ネックレス・リング(TASAKI)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2020年

黒いテーラードジャケットに合わせる白のノースリーブカットソーは、フロントインですっきりとした着こなしに。ボトムのチュールスカートがフェミニン感満載なので、白のレザースニーカーでカジュアルに緩和するのがポイント。体の中央にくるバッグも白にすると、全体のバランス感が整います。

カジュアルなアウターをセンスよく着こなすコツは、メンズらしさとフェミニンの調和! 

コート(アングローバル〈イレーヴ〉)、アリュードのカーディガン・イレブンティのスカーフ(三喜商事)、シャツ(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、スカート(ヴァルカナイズ・ロンドン〈ウィッスルズ〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン〉)、ピアス(GALERIE VIE 丸の内店〈MODERN WEAVING〉)、時計(ヴァシュロン・コンスタンタン)、バッグ・靴(トッズ・ジャパン) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious3月号』小学館、2018年
コート(アングローバル〈イレーヴ〉)、アリュードのカーディガン・イレブンティのスカーフ(三喜商事)、シャツ(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、スカート(ヴァルカナイズ・ロンドン〈ウィッスルズ〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン〉)、ピアス(GALERIE VIE 丸の内店〈MODERN WEAVING〉)、時計(ヴァシュロン・コンスタンタン)、バッグ・靴(トッズ・ジャパン) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

ビシッと決めたジャケパンにあえてラフなミリタリーブルゾンを重ねるところがオシャレ。程よくボディにフィットするニットのタイトスカートを合わせて、きちんと感とキレのある女らしさをアピール。白シャツの襟でキリッと引き締めて。小紋柄スカーフとの合わせワザでかっこよさが実現。色はシックトーンに抑えつつ、ボトムと小物で女らしい華やぎをプラス。

『ベージュ』


白よりもまろやかなニュアンスカラーの「ベージュ」。柔らかな女性らしさがあり、40代以上の大人の女性にも、通勤バッグとしておすすめできるカラーです。

【お仕事コーデ】

鮮やかなコントラスト配色でキレのいい女力を感じさせて

カーディガン(トラデュイール)、ワンピース(アクリスジャパン〈アクリス〉)、バッグ(アマン〈エレメ〉)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2019年
カーディガン(トラデュイール)、ワンピース(アクリスジャパン〈アクリス〉)、バッグ(アマン〈エレメ〉)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2019年

王道のエレガンスが香る黒のワンピースに肩がけして、こなれ感を演出。ライトベージュのショルダーバッグで抜け感を演出するのが、軽やかに見せる決め手です。トラデュイールのカーディガンは、肩がけしたときにも美しく見えるつくりに注目。ラグランスリーブは肩に自然に収まり、短めのそで丈のおかげで、ルーズに見えないなど、細部にまで気が配られています。

「全身黒」スタイルは清涼感がすべて。必ずどこかに”透け感”を取り入れて

ダークブラウンの麻のシャツ(マディソンブルー)、パンツ(Theory)、サングラス(グローブスペックス エージェント〈ロバート・マーク NYC〉)、ネックレス(チェルキ〈ギャレッタ〉)、時計(LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、サンダル(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2020年
ダークブラウンの麻のシャツ(マディソンブルー)、パンツ(Theory)、サングラス(グローブスペックス エージェント〈ロバート・マーク NYC〉)、ネックレス(チェルキ〈ギャレッタ〉)、時計(LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、サンダル(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2020年

濃色の「麻のシャツ」に合わせるボトムは、本場のイタリア男性のおしゃれ哲学にならって白のくるぶし丈パンツに。ダークトーンのボトムに頼りがちな人こそ、逆転配色に挑戦してみると格別の洗練度に気がつくはず! 辛口なダークトーンが顔周りの印象を引き締め、ボトムの白が全身にリッチな明るさを与えます。しっかりと出したデコルテは最高のアクセサリーですが、オンスタイルではパールネックレスで白い艶を足すとフェミニンさが増します。

ブラウス・スカート・バッグ『ピーカブー エッセンシャリー』・別売りのプレキシガラス付きショルダーストラップ・靴(フェンディ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2018年
ブラウス・スカート・バッグ『ピーカブー エッセンシャリー』・別売りのプレキシガラス付きショルダーストラップ・靴(フェンディ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2018年

トラペーズフォルムのミニバッグを、ショルダーストラップでカスタマイズして。

こなれ感と洗練を生むニュアンスホワイト

ジャケット・パンツ/ともに店舗限定(Theory luxe)、ブラウス(ドゥロワー 丸の内店〈ティー マット マサキ パリ〉)、サングラス(アイヴァン 7285 トウキョウ)、バングル(バーニーズ ニューヨーク〈ソフィー ブハイ〉)、バッグ(モワナ メゾン GINZASI X)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2018年
ジャケット・パンツ/ともに店舗限定(Theory luxe)、ブラウス(ドゥロワー 丸の内店〈ティー マット マサキ パリ〉)、サングラス(アイヴァン 7285 トウキョウ)、バングル(バーニーズ ニューヨーク〈ソフィー ブハイ〉)、バッグ(モワナ メゾン GINZASI X)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2018年

コンパクトな肩幅やそで周りが、ロングシルエットのジャケットをすっきりと印象づける、オフホワイトのセットアップ。薄手のウールストレッチ素材で落ち感がよく、体にしなやかに沿うのはThery Luxeならでは。上下白こそ、プリントのブラウスやサングラスなどで、奥深さを漂わせるのが成功の鍵。

まじめな印象になりがちなスーツは、厚底スニーカーや斜めがけのバッグで軽快に

靴(アストラット新宿店〈アン アワー アンド ア シャワー〉)、ジャケット ,000・パンツ(カオス新宿〈カオス〉)、カットソー(マディソンブルー)、サングラス(アイヴァン 7285 トウキョウ)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious6月号』小学館、2020年
靴(アストラット新宿店〈アン アワー アンド ア シャワー〉)、ジャケット ,000・パンツ(カオス新宿〈カオス〉)、カットソー(マディソンブルー)、サングラス(アイヴァン 7285 トウキョウ)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious6月号』小学館、2020年

リネンのセットアップをベースに、白のカットソーや斜めがけバッグでカジュアルな要素を加えて軽やかさを演出。足元にコーデしたパリ発の注目ブランドが手がける一足は、ケーキなどの繊細なスイーツをイメージさせる、曲線使いが特徴的です。

ベージュ~ホワイトの繊細グラデーションを顔映えスカーフで印象的に

コート(バーバリー・ジャパン〈バーバリー〉)、スカーフ『ジュ・ドゥ・ポワ』(エルメスジャポン)、バンフォードのジレ・ピアッツァ センピオーネのパンツ(三喜商事)、ニット(ADORE)、バングル(ファンエンパイヤ)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2017年
コート(バーバリー・ジャパン〈バーバリー〉)、スカーフ『ジュ・ドゥ・ポワ』(エルメスジャポン)、バンフォードのジレ・ピアッツァ センピオーネのパンツ(三喜商事)、ニット(ADORE)、バングル(ファンエンパイヤ)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2017年

白トップスに白いパンツ、白いジレ…とホワイトトーンでまとめた着こなしに、ベージュのトレンチをはおって、品よく引き締めて。上品だけれどおとなしい印象にならないように、顔周りにペールトーンのスカーフを小さく効かせて小粋に。

【休日コーデ】

ネイビー×ホワイト配色の上品なクラス感を味方につけて

ブラウス(ブラミンク)、デニム(カイタックインターナショナル〈ヤヌーク〉)、ピアス・ネックレス(TASAKI)、バッグ(カオス新宿〈ザンケッティ〉)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2020年
カーディガン¥24,000・ニット¥19,000(スローン)、デニム¥41,000(ヤコブ コーエン 東京ミッドタウン店)、サングラス¥32,000(アイヴァン PR〈アイヴァン〉)、ピアス¥36,000・イヤーカフ¥23,000・ブレスレット¥36,000(ステディ スタディ〈トム ウッド〉)、バッグ¥267,000(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉)、靴¥48,000(アマン〈ペリーコ〉)

春夏最強のコントラスト配色でさわやかに、品よく着こなすネイビーニットとホワイトデニム。今季らしいリッチ感を演出するなら、ベージュ小物&ゴールドジュエリーに決まり! ネイビー×ホワイト配色の、上品なクラス感を味方につけられます。

ワンピース(wb)、バッグ(ジョルジオ アルマーニジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、スカーフ(オールウェイズ〈ミカコ ナカムラ〉)、靴(セルジオ ロッシ カスタマーサービス)、ネックレス(シャンテクレール 東京店)、サングラス(ルックスオティカジャパン〈プラダ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2019年
ワンピース(wb)、バッグ(ジョルジオ アルマーニジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、スカーフ(オールウェイズ〈ミカコ ナカムラ〉)、靴(セルジオ ロッシ カスタマーサービス)、ネックレス(シャンテクレール 東京店)、サングラス(ルックスオティカジャパン〈プラダ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2019年

赤みブラウン『クローブ』のワンピースを、ピンクベージュのバッグ&靴でなじませグラデーションに。バッグと靴は微妙にトーンが違いますが、両者の色をつなげる柄スカーフを活用。

『レザーカラー(キャメル)』


レザーの王道カラー「キャメル」は、ナチュラルな印象で、程よくコーデをカジュアルダウンしてくれます。レザーカラーのバッグなら、お仕事コーデもこなれた雰囲気に。大人の余裕を演出するマストアイテムです。

【お仕事コーデ】

しなやかなモノトーンで女っぷりを上げたらスニーカーで颯爽と!

スカート・ブラウス・バッグ・時計・別売りストラップ(トム フォード ジャパン)、サングラス(トム フォード アイウエア)、スニーカー(ハンティング・ワールド帝国ホテル店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2019年
スカート・ブラウス・バッグ・時計・別売りストラップ(トム フォード ジャパン)、サングラス(トム フォード アイウエア)、スニーカー(ハンティング・ワールド帝国ホテル店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2019年

カッティングのきれいな黒のタイトスカートは、いい女を象徴するアイテム。白ブラウスは、カシュクールに合わせてドレープをたっぷり。そんなエレガントでかっこいい女性像を進化させるのが、厚底スニーカー。モノトーンの柄にボリュームソールの白が効いてシャープな表情に。

シャツ(オールウェイズ〈ミカコ ナカムラ〉)、パンツ(マディソンブルー)バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、バングル(カオス丸の内〈キャッツ〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious5月号』小学館、2019年
シャツ(オールウェイズ〈ミカコ ナカムラ〉)、パンツ(マディソンブルー)バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、バングル(カオス丸の内〈キャッツ〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious5月号』小学館、2019年

クラシカルな華やぎを秘めたピンタックの白シャツには、フェミニンなスカートよりもパンツを合わせてスマートに着こなすのがおすすめ。ネイビーのリネンパンツなら、都会のシーンに映えるこなれた雰囲気が生まれて。端正なバッグはナチュラルカラーを、足元にはヌーディ靴を選んで、春らしい軽やかなムードを演出。

ストイックなラインで洗練を手に入れるクールカジュアル

ジャケット(トム ブラウン 青山)、ニット(サザビーリーグ〈エキップモン〉)、パンツ(三喜商事〈アルト〉)、ストール(チェルキ〈カングラ〉)、ブレスレット(アルテミス・ジョイエリ〈アルテミス・ジョイエリ〉)、時計(パテックフィリップ ジャパン)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious3月号』小学館、2018年
ジャケット(トム ブラウン 青山)、ニット(サザビーリーグ〈エキップモン〉)、パンツ(三喜商事〈アルト〉)、ストール(チェルキ〈カングラ〉)、ブレスレット(アルテミス・ジョイエリ〈アルテミス・ジョイエリ〉)、時計(パテックフィリップ ジャパン)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

やや長めの着丈のオーバーシルエットに、足首まできゅっと強調するスティックパンツの組み合わせは、今シーズンの最強コンビ! フォルムが上品なぶん、素材やきれい色を取り入れれば、おしゃれの幅もぐんと広がります。アウターはツイード地が華やかなテーラード。そでぐり、ラペル幅が細身のため、着てみると想像以上にスマート。カジュアルを目指すなら、小物をメンズライクにまとめるのがこなれるコツ。

顔周りはくっきり、ボトムはすっきり…メリハリのある配し方が好印象の決め手

ブラウス(東レ・ディプロモード〈セブンティ〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、コート(トラデュイール)、パンツ(Theoryluxe)、ベルト(レキップ)、バングル(エストネーション六本木ヒルズ店〈ブランイリス〉)、バッグ(リシュモンジャパン セラピアン)、スニーカー※2月下旬発売予定(ドゥロワー 六本木店〈ノヴェスタ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2020年
ブラウス(東レ・ディプロモード〈セブンティ〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、コート(トラデュイール)、パンツ(Theoryluxe)、ベルト(レキップ)、バングル(エストネーション六本木ヒルズ店〈ブランイリス〉)、バッグ(リシュモンジャパン セラピアン)、スニーカー※2月下旬発売予定(ドゥロワー 六本木店〈ノヴェスタ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2020年

肌が冴えるオレンジブラウンのストールを首元に。ベルトでウエストマークしたパンツとスニーカーは白で統一し、配色ストラップのバッグで統一感を演出すれば、上品さもスタイルアップも実現。顔周りはくっきり、ボトムはすっきり…メリハリのある配し方が好印象の決め手です。

【休日コーデ】

ロングワンピース(レリタージュ マルティニーク) サングラス(アイヴァン PR)、ネックレス・ピアス・ブレスレット・リング(TASAK〈I M/G TASAKI〉)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉)、サンダル(アマン〈マウロ・デ・バーリ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2020年
ロングワンピース(レリタージュ マルティニーク) サングラス(アイヴァン PR)、ネックレス・ピアス・ブレスレット・リング(TASAK〈I M/G TASAKI〉)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉)、サンダル(アマン〈マウロ・デ・バーリ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2020年

Aラインのワンピースは、ロングの丈感が今のバランス。トップ部分はコンパクト、すそに向かって広がるボリュームあるフォルムは、着心地が楽なうえ、女性らしく優美な印象や華やかな存在感を放ちます。シルエットの美しさが際立つクラシカルなワンピースには、大ぶりサングラスやパールネックレス、かっちりとしたフォルムのバッグを添えて。全体をドライなベージュ〜ブラウンでまとめつつ、胸元と足元に小物で白を差すことで、夏らしい爽やかさを演出できます。

タイトシルエットと辛口配色で極めた真夏のクールビューティ

トップス・スカート・サングラス・ネックレス・バッグ・靴(ランバン ジャパン) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious6月号』小学館、2017年
トップス・スカート・サングラス・ネックレス・バッグ・靴(ランバン ジャパン) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious6月号』小学館、2017年

ネイビー×白でつくるメリハリ配色はあたりまえ。トップスを艶のあるオフベージュにすることで、こんなにも端正な女らしさが漂うなんて。さらに、ミッドナイトネイビーのタイトスカートに深く入ったスリットが女度をアップ。シンプルな組み合わせなのに、印象に残る着こなしが完成。

縦ラインを強調するノースリーブ×細身のラップスカート

ブラウス(Vince 表参道店)、スカート(ebure)、ピアス・バングル(ザ・ショーケース バイ デルパン GINZA SIX店〈イレアナ・マクリ〉)、バッグ(コロネット〈ニナ リッチ〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2019年
ブラウス(Vince 表参道店)、スカート(ebure)、ピアス・バングル(ザ・ショーケース バイ デルパン GINZA SIX店〈イレアナ・マクリ〉)、バッグ(コロネット〈ニナ リッチ〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2019年

ノースリーブの直線的なライン、ラップスカートのタイトなシルエット、さらにハイウエストでのタックイン…、と黒を重く見せない工夫が満載。

ニット(トラデュイール)、スカート(アクリスジャパン〈アクリス〉)、スカーフ(コミュニオン〈ラストフレーム〉)、バッグ(ウールン商会〈バランタイン〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2019年
ニット(トラデュイール)、スカート(アクリスジャパン〈アクリス〉)、スカーフ(コミュニオン〈ラストフレーム〉)、バッグ(ウールン商会〈バランタイン〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2019年

やわらかなシフォン風のプリーツスカートというのが今旬です。トップスは、シンプルに徹して薄手のタートルニットを合わせて。首元にはジュエリーでなくスカーフをさりげなく巻いて、バッグはエレガントなキャメルでメリハリをつけるのがポイント。

パンツ・バッグ『ピーカブー エックスライト』・別売りのFFロゴのショルダーストラップ・ニット・サングラス・靴(フェンディ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2018年
パンツ・バッグ『ピーカブー エックスライト』・別売りのFFロゴのショルダーストラップ・ニット・サングラス・靴(フェンディ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2018年

仕切りのないつくりの、軽くてソフトな大容量バッグは仕事でも活躍してくれそう。

上質素材だからこそサマになるベージュのワントーンで大人のカジュアルを実現

カーディガン・トップス(サン・フレール〈レ・コパン〉)、パンツ(Theor y)、ストール(チェルキ〈アンドレ マウリーチェ〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(ウールン商会〈ペセリコ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2019年
カーディガン・トップス(サン・フレール〈レ・コパン〉)、パンツ(Theor y)、ストール(チェルキ〈アンドレ マウリーチェ〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(ウールン商会〈ペセリコ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2019年

カジュアルなコーディネートをあまりしない人には、日常スタイルの延長として着られる、淡いワントーンの洗練カジュアルがお似合いです。単調にならないように素材選びに気をつければ、簡単に真似できるのもいいところ。ただし足元だけは今風にスニーカーを選んで。

キレ味のある辛口モノトーンに女らしさを与えてくれるリッチキャメルのグロス効果

ジャケット(ディースクエアード 東京〈ディースクエアード〉)、ブラウス(アパルトモン青山店〈ティビ〉)、パンツ(コロネット〈アキラーノ・リモンディ〉)、ベルト・バッグ(バリー 銀座店〈バリー〉)、ネックレス・ブレスレット・バングル(ポメラート・ジャパン〈ポメラート〉)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious5月号』小学館、2017年
ジャケット(ディースクエアード 東京〈ディースクエアード〉)、ブラウス(アパルトモン青山店〈ティビ〉)、パンツ(コロネット〈アキラーノ・リモンディ〉)、ベルト・バッグ(バリー 銀座店〈バリー〉)、ネックレス・ブレスレット・バングル(ポメラート・ジャパン〈ポメラート〉)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious5月号』小学館、2017年

フォーマル感を重視するなら、モノトーンをベースにするのがおすすめ。キャメル色の小物が、辛口配色に女らしさと軽やかさを授けてくれる。

『その他のカラー』


【ビビットカラー】

赤や青など「ビビットカラー」は、コーデの差し色として大活躍。シンプルなコーデにカラーバッグを足すだけで、こなれた装いが簡単に完成します。

コート・バッグ『ミニ ピーカブー』・パンツ・ストール・チャーム・靴・ニット(フェンディ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2018年
コート・バッグ『ミニ ピーカブー』・パンツ・ストール・チャーム・靴・ニット(フェンディ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2018年

赤と黒の、どちらを表にしてもロゴのメタルプレートが映えるショルダーストラップは、プレイフルな魅力が満載です!

頼れる最愛のブラックTシャツは小物や配色で表情豊かな演出を

クルチアーニのカシミアTシャツ・マンツォーニのストール・サポート サーフェスのスカート・ミチノのバッグ・プロエンザ スクーラーの靴(ストラスブルゴ) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2017年
クルチアーニのカシミアTシャツ・マンツォーニのストール・サポート サーフェスのスカート・ミチノのバッグ・プロエンザ スクーラーの靴(ストラスブルゴ) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2017年

黒のカシミアTシャツ+タイトスカートの組み合わせ。着こなし自体はきわめてシンプルなエレガントスタイルだから、ボリュームのあるフォックスファーのストールでラグジュアリーな迫力を。鮮やかなターコイズブルーバッグやチャンキーヒールの靴など、トレンド要素のある小物をちりばめれば、上級センスの漂う着こなしに。

大人カジュアルなトレンチコートに…

バッグ『トロント モンテーニュ』・トレンチコート・Tシャツ・ホワイトデニム(クリスチャン ディオール〈ディオール〉) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious6月号』小学館、2019年
バッグ『トロント モンテーニュ』・トレンチコート・Tシャツ・ホワイトデニム(クリスチャン ディオール〈ディオール〉) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious6月号』小学館、2019年

ロゴTシャツ+デニム、コートインを白でまとめた爽やかなトレンチスタイル。そこにグリーンの『トロント モンテーニュ』バッグを投入してみずみずしい配色美を楽しんで。コートにボリュームがあるぶん、バッグはロングショルダーで縦ラインを強調。遠目にもすっきり軽やかな印象に仕上がります。

ハーフ&ハーフで着こなすネイビー×白の洗練配

コート(マッキントッシュ青山店〈マッキントッシュ〉)、ニット・スカート(アキコオガワ インターナショナル〈アキコオガワ ランジェリー〉)、バッグ(ADORE)、サングラス(ミラリ ジャパン〈マイケル・コース〉)、ネックレス(ピアジェ)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2017年
コート(マッキントッシュ青山店〈マッキントッシュ〉)、ニット・スカート(アキコオガワ インターナショナル〈アキコオガワ ランジェリー〉)、バッグ(ADORE)、サングラス(ミラリ ジャパン〈マイケル・コース〉)、ネックレス(ピアジェ)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2017年

色清潔感のある配色とフェミニンテイストの掛け合わせは好感度大。紺をリンクさせたバッグと靴は、チェーン付きやポインテッドトウを選ぶと、大人っぽくキレ味よくまとまる。

スカート・シャツ(ebure)、ベルト(yoshie inaba)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2019年
スカート・シャツ(ebure)、ベルト(yoshie inaba)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2019年

透け感のあるオーガンジーのプリーツが今年らしく華やかな『ホワイトペッパー』のスカート。ほぼ同色のコットンシャツとともに、素材のコントラストで色の微差をつけるワントーンスタイル。これがツルッとしたブラウスでは、ドレッシーすぎに。ホワイトペッパーのグリーンみに合わせたカーキ色バッグが引き締め役。

ジャケット(カオス丸の内〈カオス〉)、ワンピース(Vince 表参道店)、ネックレス(エスケーパーズ〈リジー フォルトゥナート〉)バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/戸田嘉昭・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious10月号』小学館、2019年
ジャケット(カオス丸の内〈カオス〉)、ワンピース(Vince 表参道店)、ネックレス(エスケーパーズ〈リジー フォルトゥナート〉)バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/戸田嘉昭・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious10月号』小学館、2019年

テーラードジャケット×プリントワンピースという定番スタイルに、ジュエリーを添える感覚でグリッターパンプスの輝きとナチュラルなロングネックレスを添えたスタイリング。パンプスは大人の女性に人気を誇るポインテッドトウパンプスが得意なジミー チュウから久々に登場した新しいモデル『ラブ』。ノーズ長めの尖ったトウに、今どきのエレガンスが集約されています。

【バイカラー】

意外とお役立ちなのが「バイカラー」のバッグ。服装と共通する色が入っていれば、それだけでコーデに馴染み、印象的なアクセントにもなってくれます。

白シャツ×パンツのマニッシュな装いに、ハズしテクニックをオン

靴『ベガ』(チンクエ ステッレ〈アトランティック スターズ〉)、シャツ(レリタージュ マルティニーク〈レリタージュ マルティニーク〉)、パンツ(カオス新宿〈カオス〉)、バングル(マルティニーク ルコント ルミネ有楽町店〈フィリップオーディベル〉)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious6月号』小学館、2020年
靴『ベガ』(チンクエ ステッレ〈アトランティック スターズ〉)、シャツ(レリタージュ マルティニーク〈レリタージュ マルティニーク〉)、パンツ(カオス新宿〈カオス〉)、バングル(マルティニーク ルコント ルミネ有楽町店〈フィリップオーディベル〉)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious6月号』小学館、2020年

品格あるタキシードパンツに、あえて白スニーカーを組み合わせてハズすのがおしゃれテクニックの見せどころ。スリースターがサイドにあしらわれたスニーカーも、日本限定となるオールホワイトの別注カラーなら大人仕様にシフトできます。

夏の名残を爽やかな白で満喫する知的なモノトーン

ブラウス(Theory〈Theory〉)、パンツ(マディソンブルー)、眼鏡(オリバーピープルズ 東京ギャラリー)、ピアス・ブレスレット(ダミアーニ 銀座タワー)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2018年
ブラウス(Theory〈Theory〉)、パンツ(マディソンブルー)、眼鏡(オリバーピープルズ 東京ギャラリー)、ピアス・ブレスレット(ダミアーニ 銀座タワー)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2018年

コンパクトな黒ブラウスに、艶白のワイドパンツを合わせ、晩夏のオフィス街を涼やかに、颯爽と歩きたい。ブラウスに襟高があるうえ、ノースリーブなので、縦長の着やせシルエットがかなう。大ぶりなトップハンドルバッグに、流行の太めストラップでこなれ感を。

ワンピース・ピアス・ベルト・バッグ・靴( フェラガモ・ジャパン〈サルヴァトーレ フェラガモ〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious7月号』小学館、2020年
ワンピース・ピアス・ベルト・バッグ・靴( フェラガモ・ジャパン〈サルヴァトーレ フェラガモ〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious7月号』小学館、2020年

ストレッチのきいたコットン素材を用いた、バンドカラーのシャツワンピースは端正な面持ちが魅力。比翼仕立てのシンプルなデザインだからこそ、色で変化を楽しみたいもの。今季注目された深みのあるアースカラーが、こなれ感をもたらします。ゴールドの「ガンチーニ」バックルを施したベルトで、品格のある着こなしを目指して。アースカラーでまとめた着こなしは、くすんだ印象にならないよう、オレンジ色のシルクツイルを巻き付けたフープピアスで顔周りを明るく。

リネン素材のパンツをアースカラーの装いに仕上げてこなれた印象に

パンツ(マディソンブルー)、シャツ(ゲストリスト〈アッパーハイツ〉)、ピアス/片耳(showroom SESSION〈マリア ブラック〉)、バングル(アダワットトゥアレグ)、バッグ(ロエベ ジャパン)、靴(HAUNT代官山/ゲストリスト〈エンシェントグリークサンダルズ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2020年
パンツ(マディソンブルー)、シャツ(ゲストリスト〈アッパーハイツ〉)、ピアス/片耳(showroom SESSION〈マリア ブラック〉)、バングル(アダワットトゥアレグ)、バッグ(ロエベ ジャパン)、靴(HAUNT代官山/ゲストリスト〈エンシェントグリークサンダルズ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2020年

リネン素材のベージュパンツは、カーキのシャツやバッグなどをポイントに、全身アースカラーでまとめることでセンスのいい着こなしに。緑が多い郊外などを訪れる日にもおすすめのコーディネートです。

【シャイニーカラー】

シンプルコーデに足せば、アクセのようにさりげなく、華やぎをプラスできます。

清潔感とクラス感に満ちる×オフ白の王道配色で

コート(クリスチャン ディオール〈ディオール〉)、ブラウス・パンツ・バッグ・靴(クリスチャン ディオール〈ディオール〉)、ブラウス・パンツ・バッグ・靴(クリスチャン ディオール〈ディオール〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2017年
コート(クリスチャン ディオール〈ディオール〉)、ブラウス・パンツ・バッグ・靴(クリスチャン ディオール〈ディオール〉)、ブラウス・パンツ・バッグ・靴(クリスチャン ディオール〈ディオール〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2017年

ボウブラウスとセミワイドパンツをオールホワイトでそろえて華やかに。ネイビーのミドル丈トレンチコートが、全体を引き締めつつ着こなしをすっきりとまとめる。ヒールパンプスは紺をリンクさせてパテント素材の艶をトッピング。マットゴールドのチェーンバッグをアクセントカラーに。