「静謐」ってなんと読む?静かで穏やかな事です!

明日、8月15日は『終戦の日』ですね。本年令和7年は第二次世界大戦の終戦後80年目になります。戦争のない日本が続き、世界が平和になるよう、ひとりひとりにできることを考えてまいりたいですね。

本日は「平和」の類語から日本語クイズをお送りします。

【問題1】「静謐」ってなんと読む?

「静謐」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「静かで落ち着いていること」「世の中が穏やかに治まっていること」などの意味をもつ言葉です。

<使用例>

「この静謐な世情を当たり前のものと思わず、大切に守ってまいりましょう」

かな4文字です。
かな4文字です。

さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 静謐(せいひつ) です。

「謐」は難しい字ですが、この熟語は比較的ポピュラーです。
「謐」は難しい字ですが、この熟語は比較的ポピュラーです。

「謐」は「静か」「安らか」を意味する字で、「静謐(せいひつ)」は特に「静謐な空気」「静謐の世」など、「静かで平和」なことを表現する際の定番の熟語です。大人の教養としてインプットしておきたい言葉です。

さて、2問目にまいりましょう。

【問題2】「長閑やか」ってなんと読む?

「長閑やか」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:状態や雰囲気、人の性質など、広く「静かで穏やか、ゆったりとしているさま」をいう言葉です。

<使用例>

「繁忙期を抜けて、明日は久しぶりに、心から長閑やかな休日を過ごせそうです」

「○○やか」。
「○○やか」。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 長閑やか(のど-やか) です。

「長閑(のどか)」という塾字訓(熟語単位の読みがな)に送りがなを付けた言葉です。

「長閑(のどか)」という熟字訓は、大人の教養としてぜひ覚えておきたいところです。

***

本日は、8月15日『終戦の日』にちなんで、「平和」の類語から、

・静謐(せいひつ)

・長閑やか(のど-やか)

の読み方、言葉の背景についておさらいいたしました。

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Precious.jp編集部 
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参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/NHK放送文化研究所ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
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ILLUSTRATION :
小出 真朱