【目次】

【「パイナップルの日」とは? 「由来」】

■「誰が」決めたの?

8月17日は「パイナップルの日」です。トロピカルフルーツの代表選手ともいえるパイナップルのリーディングカンパニー、株式会社ドールが制定し、一般社団法人 日本記念日協会により認定、登録されています。

■「目的」と「由来」は?

「パイナップルの日」の目的は、パイナップルのおいしさをPRすること。日付はパイナップルの8(パ)と17(イナ)という語呂合わせが由来です。


【ビジネス雑談に役立つ「パイナップル」の雑学】

■パイナップルは腸活にGood!

甘くてみずみずしいパイナップルは、ビタミンB₁をはじめ、ビタミンA、ビタミンCを豊かに含んだ果物です。特に新陳代謝を促し、疲労を回復させる働きをもつビタミンB1、食欲を刺激し、消化を良くするクエン酸も豊富
さらに食物繊維のなかでも水に溶けない不溶性食物繊維を、りんごの約1.5倍含んでいるのもパイナップルの特徴のひとつです

不溶性食物繊維は水分を吸収して便の量を増やすので、おなかの調子の改善にも期待大、ということで、ダイエット中の食べ物としても人気です。おやつやデザートにはもちろん、カレーに加えて煮込んだり、ソテーして肉料理に添えるなど、アイディア次第で食事メニューにも活用できる果物なのです!

■パイナップル由来のグルコシルセラミドが、肌の保湿力をアップ!

ドールが日本人の味覚に合わせて開発したパイナップル「スウィーティオパイナップル」に含まれるグルコシルセラミド」は、肌表面の角層細胞同士のすき間を満たし、セラミドの合成や、肌の保湿に関わる遺伝子群の発現量を上げることが実証されています。おいしく食べて、肌の保湿力(バリア機能)を高めたいですね!

■日本で売られているパイナップルはどこから?

日本で販売されているパイナップルの多くは輸入品で、フィリピン産が8割以上です。フィリピンは一年を通して気温がほとんど変わらないため、一年中パイナップルの生産が可能なのです。国内産はおもに沖縄産で、5〜8月に出回ります。

■パイナップルの保存方法

パイナップルはバナナやメロンなどと異なり、収穫後に時間をおいても熟さないのが特徴です。そのため、購入後はできるだけ早めに食べるのがベスト。とはいえ、あとで食べる場合もおいしくいただきたいもの。ということで保存方法も知っておきましょう。

・保存の下準備
パイナップルを保存する際は、葉を包丁で切り落とします。そのとき、葉の根元は1cm程残しておきます。葉をもぎ取ってしまうと、果肉も一緒にえぐれてしまうことがあり、そこから痛みやすくなるため、葉をもぎ取ることはしません。
・保存場所
・高温、直射日光を避けて保存しましょう。冷蔵庫の野菜室がおすすめです。
・保存期間
野菜室に入れたパイナップルは、ホールのままなら3〜4日、カットしてあれば2~3日程度日持ちします。

■実は冷凍保存がベスト!

パイナップルを長期で保存したい場合は、冷凍保存がおすすめです。その際は、皮をむき、食べやすい大きさに切ったあと、密閉容器などに重ならないように並べ入れてから冷凍します。

■おいしく食べられるパイナップルの切り方は?

まずはパイナップルの葉(クラウン)を取り除きます。保存するときには切り落としますが、すぐ食べるときに手でねじり取るのがおすすめ。理由は、果汁が逃げにくく、甘さをキープしやすくなるから。

やり方は…パイナップルを立てて置き、葉の広がりに沿って右手を差し入れて上から葉を掴みます(左利きの場合は左手でOK)。次に左手で実の下のほうを掴んだら、葉の部分は奥に、実の部分は手前側にひねり、葉をねじり取ります。左手で行うときには、右手で実を掴んで同様に行ってください)。

カットするときに頭に入れておきたいのは、パイナップルは、葉が付いている上部から下部にかけて甘みが強くなっていくこと。
(1)まな板にパイナップルを横にして置き、パイナップルの上部を1cmほど切り落とします。
(2)パイナップルを立てて、縦に半分に切ります。
(3)パイナップルを寝かせて置き、縦半分に切ります。そこからさらに縦半分に。そうすると縦に8分の1サイズになりますね!
(4)パイナップルを立てて置き、果肉の中心にある芯を切り落とします。
(5)皮を下にして置き、(右利きなら右端から)果肉と皮の間に包丁を入れ、反対の端のほうまで切り進めます。
(6)端の手前まできたら、一度包丁を抜きます。パイナップルの左右を入れ替えて、上から包丁を差し込んで果肉と皮を切り離します。ここがポイント!
(7)最後に、実を皮にのせたまま、果肉を食べやすい大きさにカットして完成です!

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パイナップルに豊富に含まれる栄養素にはビタミン、ミネラル、酵素、食物繊維などがありますが、特に豊富に含まれる食物繊維が腸活に効果的って、ご存知でしたか? 胃腸など、消化器形のはたらきを促したいときにはパイナップルを意識的に摂るといい、ということを覚えておいてくださいね。

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
参考資料:『デジタル大辞泉プラス』(小学館) /一般社団法人日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp) /ドールジャパン(https://www.dole.co.jp) :