「数珠繋ぎ」ってなんと読む?「かずたまけいぎ」ではないですよ!

明日、1月23日は『算額文化を広める日』です。「算額」とは江戸時代に数学者などが、額や絵馬に数学の問題や開放を記して神社仏閣に奉納した文化のことを言います。これを現代に復興し、数学の学びの文化を広めよう、と、日本数学検定協会が制定した記念日になります。日付は、だれもが最初に接する数学文化の基礎である、1、2、3…の数字の並びにちなんでいます。これから受験シーズンですので、数学系の学校の合格祈願の際には、「算額」を奉納してみるのもよさそうですね。

ということで、本日は「数」という字の入った日本語クイズをお送りします。

【問題1】「数奇者」ってなんと読む?

「風流を解する人」という意味の「数奇者」の読み方をお答えください。

<使用例>

「彼女は茶の湯に精通した数奇者だから、和服に関することもよくご存知よ」

かな4文字です。
かな4文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 数奇者(すきしゃ) です。

「すきもの」とも読めますが、そちらで読むと「好色な人」という意味にもなってしまいます。
「すきもの」とも読めますが、そちらで読むと「好色な人」という意味にもなってしまいます。

「数奇者」という言葉のルーツは『伊勢物語』の昔で、「好色な人」を言う「好き者(もの)」から来ています。しかし、中世になって「風流を好む人」という意味で、特に「茶の湯の道と修行に打ち込んでいる人」などの「風流人」を言う「数奇者(すきしゃ)」という表記と言い方が定着しました。「数奇者」を「すきもの」と読んでも不正解ではありませんが、「すきしゃ」と読むと「風流人」という意味で使う向きが強くなります。

では、2問目にまいりましょう。

【問題2】「数珠繋ぎ」ってなんと読む?

「数珠繋ぎ」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「糸でつないだ玉のように、多くの人や物をひとつなぎにすること。また、そのような様子」のことです。

<使用例>

「高速道路が渋滞していて、長い間、車が数珠繋ぎの状態だったの」

「○○○○○ぎ」。
「○○○○○ぎ」。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 数珠繋ぎ(じゅずつな-ぎ) です。

「数珠(じゅず)」、読めましたか?

お経を唱えるときに使用する「数珠(じゅず)」の玉のように、者や人がたくさんつながった状態のになっていることを言う、定番の表現ですね。「数珠」も「繋ぐ」も難しい読み方ではありますが、「数珠繋ぎ」はポピュラーな言葉ですので、読めるようにしておきたいですね。

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本日は、1月23日『算額文化を広める日』にちなんで、「数」という字の入った日本語から、

・数奇者(すきしゃ)

・数珠繋ぎ(じゅずつな-ぎ)

の読み方、言葉の背景についておさらいいたしました。

この記事の執筆者
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Precious.jp編集部 
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参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/『改訂新版世界大百科事典』(平凡社)/日本記念日協会ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
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ILLUSTRATION :
小出 真朱