空港で車を降りた後、人ごみをかき分け、カウンターへ向かうとき。ヨーロッパの街中の、アスファルトでない凸凹したレンガの道を歩くとき。旅行用の荷物を詰め込んだ手元のスーツケースが「億劫」「重い」「邪魔」「ドラえもんの四次元ポケットに入ればいいのに」などと感じる瞬間って、多々ありますよね?
訪問先の国が暑くて、飛行機内で着ていたアウターをスーツケースの中にしまってしまいたいのだけれど、外国の空港でスーツケースを開けるのは気が引ける。ホテルをチェックアウトしたあとに買ったちょっとしたお土産を、スーツケースに入れるタイミングを逃し、中途半端に手持ちになり、荷物が増えてイライラ…。そんな、スーツケースへの荷物の出し入れで悩む瞬間も多々、ありますよね?
この「スーツケースの移動そのものが面倒」「スーツケースの外側にも機能が欲しい」という、旅行中でたびたび発生するふたつの悩みを解決してくれる革新的なトラベルケースが、ヨーロッパ最大のハブ空港・スキポールを抱える国、オランダから上陸しました。
押すスーツケース「バガブー ボクサー」
この「バガブー ボクサー(Bugaboo Boxer)」が、それ。なんと、スーツケースを体の横や後ろで引いて「運ぶ」のではなく、体の前で「押す」という、新しい使い方ができるんです!
さながらベビーカーのように、荷物カートのように、「トラベルケースを押しながら」運ぶことが可能に。しかも、この押して運ぶバガブー ボクサーの「ライトプッシュステアリング」機能は、人間工学に基づいてデザインされているため、これまでのスーツケースであったような、腰や腕への微妙な負担がなくなります(スーツケースを勢いつけて引いて肩や腕に変な痛みが出る、なんてことからもサヨナラ!)。
そのうえ、ケースの内側にコバンザメのように付き、着脱できる「オーガナイザー」ケース(上写真中央のマットな黒部分)には、ちょっとしたお土産やノートパソコン、パスポート、充電器、歯磨きセットなどを入れておくとすぐ使えて便利。
オーガナイザーにPCを入れておけば、ちょっとカフェで作業…なんてときも楽ちん。アウターは、くるっと巻いてケース上部のストラップで留めておくことができます。こちらの動画をご覧いただけると、その機能性の高さがおわかりいただけると思います。
Bugaboo Boxer - Feature - Keep your essentials close from Bugaboo on Vimeo.
つまり「スーツケースの移動そのものが面倒」「スーツケースの外側にも機能が欲しい」という、移動の2大悩みを見事に解決してくれる、うれしいトラベルケースなのです。
また、ケースやバッグを連結して使うことができるため、仕事の出張や短期の旅行など、予定に合わせて組み合わせを選ぶことが可能に。自分だけでなく、パートナーや家族の都合に合わせて、この3セットから選ぶことができます。
この素晴らしい商品を開発したオランダのモビリティブランド、バガブー(Bugaboo)の共同創設者兼最高デザイン責任者のマックス・バレンブルフ氏は、本商品の発表時にこう述べています。
「どこの空港でも、電車の駅でも、バスの乗り場でも、構内を歩いてみればわかります。旅行客が荷物の扱いに困っている。そこを改善するときです。当社のデザイン理念(人の自由な移動を手助けする)を旅行業に持ち込むときがやってきたのです」。まさに!
旅や出張の快適性を引き上げてくれるこのバガブー ボクサー、すでに2017年3月1日よりオンラインでの販売が始まっています。
移動の細かいストレスを軽減し、荷物を多く抱えることになる夫や彼などのパートナーの負担を軽減し、旅先への没入感をさらに増やしてくれる、この新しい「移動システム」があれば、今夏のバカンスがより待ち遠しいものになってきそうです。
スタイリッシュなベビーカー「バガブー ビー」
ちなみに…先ほど「ベビーカーのように」と書きましたが、そもそもこのバガブー、革新的なベビーカー「バガブー ビー」を生み出したことで知られるブランド。
サスペンションやパッド入りシートなどの機能を搭載し、折り畳める上に走行性はスムーズ、見た目もスタイリッシュという、都会生活を送る親子が快適に過ごせる機能が徹底しています。
このバガブー ビー、3月には最新モデル「バガブー ビー ファイブ」が登場。15種類の色や素材、ホイールキャップ、持ち手などをカスタマイズし、我が家だけのベビーカーをデザインすることが可能に。両親が自分たちの好きな色を詰め込んだ、心地よいベビーカーづくりをすることができるように!バガブー ビー(bugaboo bee)
また、この最新ベビーカー「バガブー ビー5」は、2017年4月20に開業した東京・銀座の商業施設「GINZA SIX」で、無料レンタルされるベビーカーに採用されています。
その使い心地をお子さんやお孫さんと確かめつつ、広大なGINZA SIXの敷地内を、ゆったりショッピングをすることができそうです。
問い合わせ先
- Bugaboo Japan TEL : 03-6712-6072
- TEXT :
- Precious.jp編集部