厚塗りにならずに肌悩みをカバーする方法として、渡邉さんは「肌悩みに合わせて、適材適所で補正するひと手間が重要です」と話します。そのために必要なのは、コントロールカラーやコンシーラー、シェーディングだそう。アイテム選びのコツを伺いました。
ベースメイクはファンデーションだけに頼らず、色と陰影で整えるのが厚塗り回避のコツ
「ベースメイクで気をつけたいのが、ファンデーションだけですべての肌悩みをカバーしようとしないこと。一度に隠そうとするとどうしても塗膜が厚くなり、透明感や艶が失われてしまいます。
そこで取り入れているのが、コントロールカラーやコンシーラー、そしてシェーディングです。
コントロールカラーは、肌全体のトーンを引き上げてノイズをある程度飛ばすことができるので、必須アイテム。赤みが気になるときはグリーン、くすみが気になるときはラベンダーと、その日の肌状態に合わせて色を選んでいます。色ムラを均一に整えることが目的なので、顔全体に使えて肌なじみがいいものを選んでいます。
コントロールカラーの上から重ねるファンデーションは、薄づきにするのもポイント。そのあとに、気になるところをコンシーラーでカバーする方が厚塗り感を回避できます。ファンデーションの代わりにBBクリームを使うとさらに薄づきでナチュラルに仕上がるので、その日の予定に合わせて使い分けています。
コンシーラーを塗ったあとは、シェーディングでメリハリをプラスします。年齢とともに輪郭が曖昧になり、顔全体がフラットになってくるので、“小顔見せ”というよりも、本来そこにある陰影を取り戻すように仕込んでいます。
メリハリをつけるならハイライトを…と思いがちですが、この3アイテムを仕込む方が、自然で端正なベースが完成すると思います。厚塗りではないから崩れにくく、メイク直しも簡単に済ませられるというメリットもあります」(渡邉さん)
そこで、渡邉さんが愛用している名脇役コスメをご紹介いただきました。
「見た目はしっかり発色、でも肌なじみが抜群で仕上がりが自然です」(渡邉さん)
「SK-IIのミントグリーンは、“これを全顔に塗って大丈夫かしら”と思うほど衝撃的な発色ですが、赤み肌の救世主的存在です。グリーンは物によってグレーっぽくくすませてしまうこともあるから選ぶのが難しいんですよね。そこは、さすがSK-IIと思わせられた1本。赤みをしっかり落ち着かせながらも、肌浮き知らずです。
ifooは、ヘア&メイクアップアーティストの千吉良さんが手がけるブランド。常に第一線で活躍するトップアーティストさんならではの発想で、色ムラだけでなく毛穴の凹凸までカバーできます。ラベンダーカラーはくすみや黄みが気になるときに重宝。均一にトーンアップして、ファンデーションのノリもよくなります」(渡邉さん)
「赤みが強い部分を的確にカバーできる、グリーンが入っていて重宝しています」(渡邉さん)
「気になる小鼻の赤みに重宝しているのが、グリーンのコンシーラー。パレットタイプでグリーンが入っているものが少ないので、ストックを用意しているほど愛用中。なめらかなテクスチャーでパサつかず、綺麗に密着します」(渡邉さん)
「薄づきで失敗知らず。しっとりとした粉質で肌に溶け込みます」(渡邉さん)
「韓国で俳優さんたちも通うサロンでメイクをしてもらったときに出合ったシェーディング。ブラシでたっぷりとつけても濃くならず、でもしっかりと輪郭にメリハリが出て感動してからずっと愛用しています。これを使う日は“痩せた?”と聞かれるほど、使うと使わないとでは差がつきます」(渡邉さん)
※掲載している商品の価格は、すべて税込です。撮影はご本⼈によるもので、商品はすべて私物です。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 越後有希子

















