「着尺」ってなんと読む?「ちゃくしゃく」ではありません!
明日、10月14日は『世界標準の日』です。国際規格(工業製品規格などの世界共通の基準)の重要性の認識を高め、その制定に尽力した人々へ思いを馳せる、などの目的がかかげられている国際デーのひとつです。クレジットカードのサイズ、QRコードの仕様など、国際規格によって基準化されていることによって「世界各地で同じものが使える」のです。ふだんは意識せずにその恩恵を受けていますが、記念日を通して感謝したいですね。
ということで、本日は、日本でかつて「長さの単位」に使われていた「尺」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「着尺」ってなんと読む?
「着尺」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「和服の着物一枚を仕立てるのに必要な反物の長さと幅」という意味で、口語的には「その規格の反物」そのものを指す意味でも使用されている言葉です。
<使用例>
「着尺の反物から、羽織と和装小物をおそろいで仕立てることにしたの」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 着尺(きじゃく) です。
和装関連の言葉は、日本人でも改めてその方面の勉強をしないとわからないものがございますね。とはいえ、大人の知識としては基礎的な言葉は知っておきたいところです。「着尺」という言葉、御存知なかった方は、この機会にインプットしてくださいませ。
では2問目にまいります。
【問題2】「羽尺」ってなんと読む?
「羽尺」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「大人用の和装の羽織(はおり)一着が仕立てられる長さの反物」という意味で、「着尺」と同じく、口語的にはその規格の反物そのものを指しても使われます。「着尺」より短い規格になります。
<使用例>
「羽尺の反物から着物を仕立てるのは難しいかしら?」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 羽尺(はじゃく) です。
昨今は和装が日常的でなくなったことから、着物を仕立てるに足る長さの「着尺」の反物が全体の主流として扱われておりますが、アンティークの反物などでは「羽尺(はじゃく)」もございます。「羽尺」から着物を仕立てるのは、別の反物の継ぎ足しなどをしないと難しいため、反物をお求めの際は「着尺」「羽尺」どちらであるかのご確認をお忘れなく。
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本日は、10月14日、『世界標準の日』にちなんで、「尺」という字の入った日本語から、
・着尺(きじゃく)
・羽尺(はじゃく)
を取り上げ、読み方や意味、言葉の背景などをおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/日本規格協会ホームページ/Diamond Visionaryホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱

















