「扶翼」ってどういう意味?使い方も覚えておきたい言葉です!
明日、10月15日は『たすけあいの日』です。全国福祉協議会が1965(昭和40)年に制定した記念日で、日常生活でのたすけあいや、ボランティア活動への参加を呼びかけることを目的としています。現在では『こくみん共済』を扱うこくみん共済coopが、この記念日を大きくピックアップしています。共済は保険と仕組みはほぼ同じですが、前者は非営利団体が扱う仕組み、という特徴がございます。本日は「助け合い」をキーワードにした日本語クイズをお送りします。
【問題1】「互替り」ってなんと読む?
「互替り」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「互いに関わり合ってすること。交互」という意味です。
<使用例>
「共済は、加入者が互替りに助けあう、という精神性に基づく仕組みなのね」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 互替り(かたみがわ-り) です。
「互に(かたみ-に)」という言葉の語原は「片身に」で、「ふたり以上の人間が、同一の行動や心情を互いに相手に対してとる状態」を意味します。つまりは「自分ごとのように互いに考えたり、助け合ったりする関係性」を凝縮した言葉です。まさに共済や互助の関係を表していますね。この延長上に「互いに関わり合ってすること」を意味する「互替り(かたみがわ-り)」という言葉があるのです。
ちなみに、服の意匠にも「かたみがわり」と呼ばれるものがございますが、こちらの漢字表記は「片身替り」で、「右半身と左半身、および袖の左右の模様や色合いなどの変わっている衣服」と、物理的な「半身=片身」を言います。大胆な配色の意匠ですが、和服でも安土桃山時代に流行したといわれており(織田信長が好みそうなイメージですね)、現在でも舞台衣装やおしゃれ着などにこの意匠の着物が散見されます。
では2問目にまいります。
【問題2】「扶翼」ってどう使う?
「手助けすること」を言う「扶翼(ふよく)」という言葉は、どのような立場の人からの手助けに使うのがふさわしいでしょう? 以下の選択肢の中から正しいものを選んでください。
1:目上
2:同等
3:目下
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 1:目上 です。
「扶」という字には「手で添えて助ける。または倒れそうなものを起こし助ける」という意味がごさいま。「翼」も実は、「翼(たす)ける」という表外読みをもっており、「扶翼」という言葉は「倒れそうな状態、危い状態に手を添えて助ける」という「救い助ける」イメージです。つまり「より強い力をもった者からの援助」ということで「目上」の方に使います。
似た表現に「補翼(ほよく)」があり、こちらは「補う(おぎな-う)…足りていない部分に加勢する」という意味の字を使いますので、ビジネス上であれば同僚や部下などからの手助けについて使います。
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本日は、10月15日、『たすけあいの日』にちなんで、
・互替り(かたみがわ-り)
・扶翼(ふよく)
という日本語を取り上げ、読み方や意味、言葉の背景などをおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/朝日新聞Buisiness Hubホームページ/こくみん共済Coopホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱

















