清潔感があり、品格ある女性に演出してくれる白トップス。そんなトップスの夏におすすめの着こなし方をピックアップしました。

【目次】

レースを使った白トップス


【1】フィロソフィ ディ ロレンツォ セラフィニのレース白ブラウス×白スカート

【1】レース白トップス×白スカート
プルオーバーブラウス(ウールン商会〈フィロソフィ ディ ロレンツォ セラフィニ〉)、ハイアリンのスカート・ザネラートのバッグ(ストラスブルゴ)、ペンダント・リング(ナガホリ〈ロビンソン ペラム〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious5月号』小学館、2017年

白のフルレースの優雅さを、匂い立つ色気ではなく、楚々とした愛らしさで取り入れるのが、今年らしい着こなしの秘訣。オフホワイトでまとめて、上品なインパクトを与えましょう。

【2】レ・コパンのレース白カーディガン×白ワンピース

【2】レース白トップス×白ワンピース
ワンピース・カーディガン(サン・フレール〈レ・コパン〉)、ネックレス(シャンテクレール 東京店)、時計(DKSHジャパン〈べダ&カンパニー〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious7月号』小学館、2017年

クリアな白ワンピースを主役に、総レースの白のカーディガンを重ねて。ただのシンプルに終わらせない演出を心がけましょう。

ノースリーブ白トップス


【1】ディオールのノースリーブ白ブラウス×黒スカート

【1】ノースリーブ白トップス×黒スカート
シルクブラウス・スカート・バッグ(クリスチャン ディオール〈ディオール〉)、時計(クリスチャン ディオール〈ディオールタイムピーシズ〉)、リング(クリスチャン ディオール〈ディオール ファイン ジュエリー〉) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious5月号』小学館、2017年

優しい着心地のシルク素材、腕をすらりと見せる袖口のカッティング、メリハリを与える小さな襟とリボンのあしらい…。ごくシンプルに見えて細部までこだわった白のシルクブラウスが、清らかな美しさを引き立ててくれます。

【2】ランバンの白ノースリーブブラウス×黒スカート

【2】ノースリーブ白トップス×黒スカート
トップス・スカート・サングラス・ネックレス・バッグ・靴(ランバン ジャパン) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious6月号』小学館、2017年

ネイビー×白でつくるメリハリ配色はあたりまえ。トップスを艶のあるオフベージュにすることで、こんなにも端正な女らしさが漂うなんて。さらに、ミッドナイトネイビーのタイトスカートに深く入ったスリットが女度をアップ。シンプルな組み合わせなのに、印象に残る着こなしが完成します。

【3】ザ ロウのノースリーブ白ニット×黒パンツ

【3】ノースリーブ白トップス×黒パンツ
シルクコットンのニット・パンツ・バッグ(コロネット〈ザ ロウ〉)、バングル(デペッシュモード恵比寿本店〈ペリーニ〉) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious7月号』小学館、2017年

夏の定番、チュニック丈トップスよりも、さらに華やかで存在感があるロング丈の白のプルオーバーニット。前身ごろの打ち合わせの重なりで、巻きスカートのように揺れる裾が、女らしく流れ落ちるすっきりシルエットを演出してくれます。露出した腕には、大ぶりバングルで大胆にインパクトを効かせることも忘れずに。

【4】エスカーダのノースリーブ白トップス×白フレアスカート

【4】ノースリーブ白トップス×白フレアスカート
トップス・スカート(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ〉)、ブレスレット(アルテミス・ジョイエリ)(ケイテン)、バッグ(ロベルタ ディ カメリーノ)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/竹内裕二 BY:『Precious7月号』小学館、2017年

スカートのウエストにあしらった太いリボンベルトが、メリハリシルエットをつくる白のセットアップ。ハリのあるコットン地だから、甘くなりすぎず、程よくカジュアルなのがポイントです。そこに、ノーブルな黒×ゴールドのバッグと靴を配し、ピリリと効かせることで、大人にふさわしいモノトーンの着こなしが完成します。

【5】マックスマーラのノースリーブ白トップス×白タイトスカート

【5】ノースリーブ白トップス×白タイトスカート
バッグ(JIMMY CHOO)、ブラウス・スカート(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ピアス(メゾン・ド・ナディア〈ロビンソン ペラム〉)、時計(IWC) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious7月号』小学館、2017年

白のブラウスとスカートに合わせたバッグの前面は、ヘリンボーン状に編み込んだラフィア素材。ナチュラルカラーにシルバーを吹き付けた表情は、軽やかでクールな印象です。服に当たる背面と底面は、ライトモカ色のやわらかなレザーに。ハンドルをライトグレーにした4配色が、装いを上品にまとめます。

【6】オルドスのノースリーブ白ニット×黒パンツ

【6】ノースリーブ白トップス×黒パンツ
ニット(オルドス ファッション ジャパン)、パンツ(オールウェイズ〈ナンバー エム〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈グッチ〉)、アルテミス・ジョイエリのチェーン・マッティオリのトップ(アルテミス・ジョイエリ)、GEORGES LARONDELLEのバングル・MODERN WEAVINGのバッグ(GALERIE VIE 丸の内店)、靴(アノア〈リビアナ・コンティ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2018年

白のシンプルなノースリーブのニットには優雅に揺れるワイドパンツで、最愛のモノトーンスタイルを鮮度アップさせましょう。

白トップス×スカートコーデ


【1】エストネーションの白ブラウス×カーキミドル丈スカート

【1】白トップス×カーキミドル丈スカート
ブラウス(エストネーション〈エストネーション〉)、フレアスカート(ASPESI 六本木〈アスペジ〉)、ベルト(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、ピアス・ネックレス(ダミアーニ銀座タワー)、バッグ(バリー 銀座店)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious7月号』小学館、2017年

バルーン袖の白ブラウスとリネンのフレアスカートで、気になる部分をカバーしつつも、太ベルトを用いたウエストマークで旬の表情に。ナチュラルな雰囲気で終わってしまわないよう、ベルトやバッグは黒でぐっと締め、シャープさをひとさじ加えましょう。

【2】Tibiの白ブラウス×黒スカート

【2】白トップス×黒スカート
ブラウス・スカート(ユニット&ゲスト〈Tibi〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/竹内裕二 BY:『Precious7月号』小学館、2017年

鎖骨の見える絶妙な襟開きの白トップスはスカートにインして、上半身をコンパクトにまとめると、着やせして見えるだけでなく、ハイライト効果で顔周りの印象もぐっと華やかに。スカートの色味とリンクする黒いストラップサンダルを投入し、統一感を図りつつ、キレのある足元を演出しましょう。

【3】M・filの白Tシャツ×ゼブラ柄スカート

【3】白トップス×ゼブラ柄スカート
Tシャツ(オールウェイズ〈M・fil〉)、スカート(ザ シークレットクロゼット神宮前〈シクラス〉)、眼鏡(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン〉)、ネックレス・ブレスレット・リング・時計(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious8月号』小学館、2017年

バイカラーにマンネリを感じ始めたときこそ、インパクト柄ボトムの出番。迫力のある白の着こなしは、唯一無二の反対色、黒のアクセントカラーによって違った表情が楽しめます。

【4】キートンの白トップス×白黒タイトスカート

【4】白トップス×白黒タイトスカート
トップス(キートン)、ジャケット(三崎商事〈マロ〉)、スカート(ザ シークレットクロゼット神宮前〈シクラス〉)、バングル(ファンエンパイヤ)、バッグ(ウールン商会〈ブルマリン〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2017年

白と黒の分量を同率にすることで、モノトーン特有の威圧感を払拭し、大人の女性にふさわしい品格が手に入ります。人前に出る際に、白トップス+白黒ボトムの単品コーディネートだけでは心もとないので、この夏のオンシーンに欠かせないロングジレがここでも活躍。かごバッグやヒールなど小物は黒を選び、細部まで気を抜くことなく心地よい緊張感をキープしましょう。

【5】マックスマーラの白トップス×カーキロングスカート

【5】白トップス×カーキロングスカート
マックスマーラのTシャツ・サングラス・エス マックスマーラのスカート(マックスマーラ ジャパン)、帽子(アマン〈ドリア 1905〉)、バッグ(アタリー)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/小池紀行・宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious8月号』小学館、2017年

シャーリングをあしらった白Tシャツの袖が、気になる二の腕から視線をそらしてくれる。ジャストウエストで絞りをきかせたカーキのロングスカートに、ウエストインしてスタイルアップ。ナチュラルな夏素材の小物はシックな差し色効果も期待できます。

【6】レキップの白Tシャツ×オレンジスカート

【6】ノースリーブ白トップス×オレンジスカート
Tシャツ(レキップ)、スカート(コロネット〈エアロン〉)、ピアス・ネックレス(マルコ・ビチェゴ ジャパン)、リング(デペッシュモード恵比寿本店〈ペリーニ〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious8月号』小学館、2017年

鎖骨をわずかにのぞかせる襟元がフェミニンな雰囲気を醸し出す白Tシャツ。まるでブラウスのような上品さは、細番手のコットンが生む光沢感や、袖口をダブルで仕上げることで表現。みずみずしいオレンジ色のミモレ丈スカートとクリーンな白Tシャツのコンビネーションが、夏にふさわしい爽快なイメージを演出してくれます。

白トップス×パンツコーデ


【1】ジル・サンダーの白シャツ×キャメルワイドパンツ

【1】白トップス×キャメルワイドパンツ
シャツ・パンツ・バッグ(オンワードグローバルファッション〈ジル・サンダー〉)、眼鏡(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン〉)、バングル( ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious5月号』小学館、2017年

黒のピンストライプが効いた白シャツを主役にした余裕が漂う装い。キャメルのワイドボトムを合わせた優しい配色バランスが、クールなシャツスタイルに親しみやすさをもたらします。眼鏡やレザーバッグなどの黒小物で オフィスシーンにも通用する心地よい緊張感を忘れずに。

【2】バルバの白シャツ×ブルーデニム

【2】白トップス×ブルーデニム
靴『BB』(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉)、バルバのシャツ・セバスチャン ジョフリーモンフォールのバングル・スティーブン デュエックのリング(ストラスブルゴ)、デニム(アクネ ストゥディオズ)、ベルト/私物 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious5月号』小学館、2017年

白シャツとデニムのごくごくシンプルな着こなしも、うっとりと見惚れるほど美しいターコイズブルーのパンプスがあれば、ハッとするほど洗練されます。どこから見ても、女性の脚を完璧なほどに美しく形づくるパンプス『BB』には、「すべての女性はブリジット・バルドーのエレガントな歩き方を学ぶべき」というデザイナー・マノロ氏の想いがあふれています。

【3】クロエの白カットソー×黒パンツ

【3】白トップス×黒パンツ
パンツ・カットソー・ネックレス・靴(クロエ) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious6月号』小学館、2017年

夏の日差しの下、モノトーンが重たく感じられたら、白のトップスには黒に近いネイビー=ミッドナイト・ブルーを選びましょう。かすかな違いに見えても、醸し出されるこなれたニュアンスが、別次元のおしゃれに。ウエストと足首をキュッと絞ったハーレムパンツ風の、メリハリのあるシルエットが、今年らしくてかっこいい。カットソーもカットに存在感があるものを選んで、脱シンプルにするのが鍵です。

【4】wbの白プルオーバー×白パンツ

【4】白トップス×白パンツ
パンツ(オンワード樫山〈ジョゼフ〉)、プルオーバー(wb)、バングル(デペッシュモード恵比寿本店〈ペリーニ〉)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious6月号』小学館、2017年

シンプルな白のプルオーバーに合わせたいのは、「透けにくい白パンツ」で定評のあるジョゼフ。定番素材のイタリア製ギャバジンストレッチは、程よく地厚なので体のラインを拾わず、ストレッチもしなやかで動きやすい。シグネチャーパンツの『クイーン』は、スタイリングを問わないシンプルな美シルエットでベストセラーを誇ります。

【5】ロベルタ フルラネットの白ブラウス×赤センタープレスパンツ

【5】白トップス×赤センタープレスパンツ
シルクのブラウス(ストラスブルゴ〈ロベルタ フルラネット〉)、パンツ(キートン)、スティーブン デュエックのリング・ハムのブレスレット(ストラスブルゴ)、時計(ブライトリング・ジャパン)、バッグ(トッズ・ジャパン) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious7月号』小学館、2017年

鮮やかなオレンジは、夏を象徴する差し色! これから出番が増えるシンプルな白シャツ×パンツスタイルに投入すれば、どんなに暑くてもシャキッと前向きな気分になれそう。迷いのない大胆な配色で、凛として、すっきりした印象派美人を目指しましょう。

【6】ブルネロ クチネリの白Tシャツ×白パンツ

【6】白トップス×白パンツ
Aライン白Tシャツ・パンツ・ニット・バッグ(ブルネロ クチネリ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious7月号』小学館、2018年

白Tシャツ×ドローストリングパンツでつくる休日の遊び着は、ピュアな白が心地よい緊張感をもたらして、リラックス感が漂いながらも美しいたたずまいに。裾に向かって程よく広がるAラインシルエットが上半身をコンパクトに見せるので、スポーツテイストのパンツもバランスよく着こなせます。