外側にズレてしまった眉山は、眉メイクで矯正できる

眉山は黒目の外側の延長線が正解位置。まずはその場所に点で印をつけてみるとわかるのですが、こんなに? と思うくらい内側です。そもそも眉山は正面顔と横顔の境界を示すもの。眉山が外にズレた地眉のまま描くと、正面顔は横に広がり、間延びしたたるみ顔を強調してしまう…。眉山を思いきって正解位置に矯正してみると、途端に顔が引き締まり、シャープ顔に。また眉山は鋭角的にするときつくなるので、なだらかに仕上げましょう。

眉山を尖らせると老ける。なだらかラインが洗練された太眉の秘訣

思いきって内側に描くことで夏の疲れたるみ顔を引き締める
[Precious2018年8月号162ページ]  

顔をキュッと縮めるには眉山の位置は内側に設定するのが重要ポイント。さらに眉山はカクッと鋭角的に仕上げるときつく見えて老けるので、なだらかなカーブに仕上げましょう。

■Step1:黒目の外側の延長線上が正解。ブラシの柄を使い、眉山の位置を確認する

黒目の外側の延長線上が正解。ブラシの柄を使い、眉山の位置を確認する
[Precious2018年8月号162ページ]  

この世代の多くは、たるみで地眉の山は外側にズレているはず。眉山はちょっと内側のほうが顔の横幅が狭まり小顔効果があるので黒目の外側の延長線上に設定。まずは鏡を見ながら眉山位置の確認をしましょう。

  • Point眉山の位置をチェックしたらアイブロウペンシルで薄く印をつけておく。ここを起点に描くと失敗しません。

■Step2:眉山の頂点から眉頭の上辺に沿って色をのせる

眉山の頂点から眉頭の上辺に沿って色をのせる
[Precious2018年8月号162ページ]  

太く仕上げたいからと、眉の上部をはみ出して描くと不自然になるので要注意。また鋭角的に描くのもNG。地眉の上辺の高さに合わせ、ゆるやかな眉山に仕上げましょう。

  • Point次に眉山頂点にペンシルを置き、眉尻方向に描いていく。眉尻はあとから微調整できるので太くなっても短くても大丈夫。

■Step3:アイブロウマスカラで斜め上方向にとかし、毛並みを強調

アイブロウマスカラで斜め上方向にとかし、毛並みを強調
[Precious2018年8月号162ページ]  

ペンシルで濃く描くよりも、毛並みと立体感を強調するほうが自然です。寝ている毛を起こし、眉山方向へと毛を立ち上げて。眉に厚みが生まれ、上から見られても、横から見られても美しく仕上がります。

  • Point眉山は鋭角的になるときつく見えるので、なだらかに描くこと。角ができてしまったら、綿棒で拭き取って修正を。
PHOTO :
鈴木 宏
TAGS: