スタイリスト犬走比佐乃さんが選ぶ「黒名品」
デニムの足元に品格を与えるなら迷わず、堅牢なこの一足を
「この靴の魅力はブレないところ」と語るスタイリストの犬走比佐乃さんと、J.M. WESTONとのつきあいはもう20年以上。「かつてBCBG(ベー・セー・べー・ジェー)が流行したときにパリで購入」。以来、常に靴ワードローブの中心的な存在であり続けているとか。「頑固なまでに変わらない完璧な美しさ」と犬走さんが讃える黒ローファーは、職人の技術を駆使した堅牢なメンズ靴であるのにもかかわらず、すっきりと見え、どこか品格も漂います。「デニムには、私は迷わずローファー。さらに贅沢な黒を求めるならアリゲーターを」。余裕を手にした大人がたどり着いた結論です。
犬走さんが厳選したJ.M. WESTONの端正な黒ローファー3選
アリゲーターを贅沢に使ったシグネチャーローファー
J.M. WESTONは、1891年創業の老舗シューブランドです。180以上もの工程を手作業によって製作する、創業以来変わらない職人的な手法を今も守り続けています。希少性の高いアリゲーターは、極上素材の斑のそろった部分のみを使用。だから、アリゲーターの斑のバランスが靴の左右で見事にそろっているのです。まさに職人の神ワザ。
艶×マットの異素材コンビが黒を立体的に見せる
ほのかな艶をたたえたボックスカーフとしなやかなカシミヤスエードとのコンビネーション。同じ黒でも質感の違いによって陰影が生まれ、よりリッチな印象になります。ロングのボリュームスカートの足元にぴったり。
ベーシック派におすすめはまず、黒のボックスカーフ
5枚の革を職人の手作業によってつなぎ合わせた定番ローファー。そのシンプル美をとことん味わうなら、黒のボックスカーフがおすすめです。耐久性に優れたグッドイヤー製法が採用され、履くほどに足になじみ、愛着がわいていきます。
※掲載した商品の価格はすべて税抜です。
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- 戸田嘉昭・宗髙聡子(パイルドライバー)