【目次】

「合う色」は？

ベーシックカラーのひとつで、さらに主張が強すぎないので着回しやすいブラウンニット。まずは「合う色」をご紹介します。メリハリをプラスしたり、スタイリッシュにまとめたり… 配色を変えて、印象チェンジに繋げて。

「黒」で引き締め効果を掛け算

 

ブラウンニットと「黒」という暗色コーディネートで、引き締め力を高めればスタイルアップ効果大。落ち着いた配色なので、シックな印象にまとまります。

「白」でキレよく整えて

 

ぬくもりを感じるブラウンニットに、「白」を合わせるとキレよく整い、ほっこりしません。色のメリハリが付くので、ワンツーでも着映え力ばっちりです。俳優のソフィ・ターナーは真っ白パンツを合わせてシャープにまとめました。

「グレー」で優しげニットを辛口に着こなす

 

親近感のあるブラウンニットも、黒と白の中間色でスタイリッシュな印象の「グレー」を合わせれば辛口に。大人らしさを高めたいときにおすすめの配色です。

「ベージュ」柔和な配色でニュアンスたっぷり

 

ブラウンニットと好相性なのが、ブラウンと同じように温度を感じる「ベージュ」です。柔らかなニュアンスを添え、洒落感をアピール。

「ブラウン」異素材ミックスならのっぺりしない

 

ニットトップス以外も「ブラウン」でまとめ、大人ならではのワンカラーコーディネートにトライ。見本のように、ニット、レザー、スウェードの異素材ミックスにすれば、ワンカラーでも間延びしません。さらにブラウンの色味を変えるテクニックも取り入れて。

「ネイビー／ブルー」でクリーンさをプラス

 

暖色であるブラウンニットに「ネイビー」「ブルー」の寒色を合わせてメリハリ付け。青系ならではのクリーンさが加わって、好印象にまとまります。ネイビーとなら上品さがアップして、ブルーとなら爽やかさがアップ。

「カーキ／グリーン」でアースカラーコーデを作る

 

ブラウンニットに「カーキ」や「グリーン」を合わせてアースカラーにすれば、シックで洗練された面持ちに。穏やかなカラーに任せれば、大人の余裕を醸すことに成功。

「カラー」で着回し幅を広げて

 

主張が強すぎず、親しみのある素材で、どんなアイテムにもマッチするのが魅力のブラウンニット。ベーシックカラー以外にも、見本のようなオレンジ、イエローなど、あらゆる「カラー」を組み合わせ着回し幅を広げましょう。

「パンツ」スタイルを大人顔に

ここからは、ボトム別のブラウンニットコーディネートをお届けします。黒のような引き締め効果を備え、黒よりもソフトなブラウンニットを合わせ「パンツ」スタイルを大人顔に仕上げましょう。

真っ白パンツで軽やかさを演出

 

ふわっとした肌触りのブラウンニットプルオーバーに、プレーンな白デニムパンツを合わせ、色と素材でメリハリをプラス。真っ白なボトムを選んだことで、暖色ニットに軽やかさが加わりました。ベルト、バッグ、ブーツを黒で統一し、クラスアップを実現。

ニットONニットでこなれ見え

 

ゆったりシルエットが心地よいブラウンニットプルオーバーに、アイボリーのパンツを合わせニュアンスを漂わせて。仕上げにグレーのニットトップスをさっと引っ掛け、こなれ感と立体感をオン。

ソフトな色味で優しげに

 

オフショルダーニットとワイドデニムパンツのカジュアルスタイルは、ライトブラウンとアイスブルーというソフトな色にこだわることで、優しげなオーラを放って。先の尖ったパンプスでシャープさを加えればスタイリッシュ。

ストールはブラウンニットで代用

 

ダークブラウンのジャケットに、それよりも薄い色味のブラウンワイドパンツを合わせたワンカラーコーディネート。仕上げにストールのようにブラウンニットを巻けば、コーディネートにリズムが生まれてワンカラーが単調になりません。

ニアリーカラーを重ねて洒落感を演出

 

ブラウンのタートルニットとシャツ、キャメルのパンツ、アイボリーのコートを重ねたニアリーカラーコーディネートで、洒落感を漂わせて。バッグに柄スカーフを加え、メリハリをアップさせました。

「スカート」と合わせ上品フェミニンを堪能

落ち着いた印象のブラウンニットと「スカート」を合わせ、上品フェミニンスタイルを堪能。けっしてほっこりしない、モダンにまとまるコーディネート術をご紹介します。

レザー素材のスカートとブーツでぴりっと

 

親しみやすいブラウンニットプルオーバーも、レザー素材のスカートとロングブーツ合わせなら辛口になり都会的。黒と白の配色がはっきりとしたカラーコントラストを授けてくれ、モードにまとまっています。

温感ニットに軽やかシアースカートを合わせる

 

ビターなブラウンが大人らしいニットトップスに、シアー切り替えのスカートを合わせて素材で軽重を表現。トップスのインに白タートルニットを仕込むことで、リズミカルに誘導。

ボリューム袖ニットにはタイトスカートがマッチ

 

ボリュームスリーブがアクセントのブラウンニットカーディガンに、ロングタイトスカートを合わせメリハリシルエットを形成。白というカラー、バックスリットで軽やかさがアップしています。

ツヤスカートでクラスアップを図って

 

ツヤたっぷりのサテンスカートを合わせることで、ブラウンニットをクラスアップ。同じブラウンで繋いだことで、優雅さが際立っています。黒レザーバッグとメタリックゴールドパンプスで、きりっとスタイリッシュに。

ニット×デニムも配色にこだわればシック

 

ゆったりニットとデニムスカートという気負いない着こなしも、ブラウンとライトグレーの大人らしい配色ならシックな印象を両立できます。シルバーネックレスと黒のビットローファーで立体感を授けて。

「秋冬」コーデに取り入れぬくもり倍増

次に、季節別のブラウンニットコーディネートをご紹介します。ぬくもりを感じるブラウンニットは「秋冬」シーズンにベストマッチ。温度のある装いなら、見た目にも温かで着映えが実現。

ブラウンニットを重ねて季節感を更新

 

白タンクトップとブルージーンズという夏に活躍した着こなしに、ブラウンのニットプルオーバーを重ねて秋らしく更新。ブラウンレザーのショルダーバッグとブーツで季節感を上乗せ。

レザーのボトムコーデでスパイシーに

 

ブラウンニットを使ったワンカラーコーディネートは、ともするとほっこりしがち。レザー素材のハーフパンツとロングブーツを合わせれば、辛口になりキレよくまとまります。仕上げにイエローのバッグを差し色として投入し、フレッシュに誘導。

トップグレーのパンツで軽快さと格好よさを両立

 

ダークブラウンのニットプルオーバーにスウェードロングコートを重ね、色と素材でぬくもりを表現。白に近いトップグレーのスラックスを合わせれば、軽やかさと格好よさを両立することに成功します。

暖色と寒色を小気味よくリピート

 

ブラウンのタートルニットと濃いブルーのデニムパンツの着こなしに、ネイビーコート、ベージュ×ブラウン×オレンジのストールをプラス。暖色と寒色をバランスよくリピートすれば、リズムを感じる着こなしに整います。

リブニット×Iラインスカートでスタイルアップ

 

トップス、スカート、コート、そしてブーツをすべてブラウンで繋いだ冬のぬくもりスタイル。ダークブラウンのブーツが引き締めを叶えます。リブニットとIラインスカートを掛け合わせつつ、コートをラフに羽織れば縦長になりスタイルアップに繋がります。

「春夏」は軽やかさを意識すると良バランス

秋冬のイメージが強いブラウンニットも、軽やかさを意識すれば「春夏」シーズンにも役立てることができます。明るいカラーを合わせたり、肌見せすることが鍵に。

ピンク、白、オレンジで高揚感を授ける

 

ピンクのビッグジャケット、白のパファーミニスカート、オレンジパンプスの高揚感漂う組み合わせ。落ち着いたブラウンニットでまろやかに中和しているからこそ、けっして派手になる心配がありません。

ボーダー×ミニスカートで軽やかに

 

ブラウンのニットプルオーバーは、ボーダー柄を選んでカジュアルダウンしながら軽やかに。黒のミニスカートとサンダル合わせでヘルシーに肌見せし、春らしい着こなしへと導いて。

初夏に試したい立体コーディネート

 

爽やかな気候の初夏には、ニット素材のノースリーブトップスとレザースカートを合わせて新鮮に。ブラウンと黒の色合わせでシックなムードを獲得。フラットパンプスで適度に力を抜けば、こなれ感が漂います。

ライトブラウンのニットをさっと引っ掛けて

 

グレイッシュなライトブラウンのタンクトップに、セージグリーンのパンツを合わせた夏のアースカラーコーディネート。トップスの色と同じケーブルニットを引っ掛け、単調になりがちな夏の装いにメリハリをプラス。仕上げにブラウンのレザーバッグを添え、引き締めを実現。

PHOTO ：
Getty Images
EDIT&WRITING ：
阿部芙美香
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