探し求めたのはすっと口の中で溶けるようなやわらかいパン    

高級食パンの店がわざわざ行く場所ではなく、住宅街へと進出するなかでひと際目立つネーミング。2018年に続々とオープンさせた「考えた人すごいわ」「午後の食パン これ半端ないって!」という突き抜けたネーミングセンスで、高級食パン界に後発ながら旋風を巻き起こしたベーカリープロデューサー・岸本拓也さんが仕掛けた店舗が、またもやオープンしました。

今度の場所は、中野坂上。これまでの2店舗に比べると、都心に近く、住民だけでなく働く人も多い街への出店となる店の名前は「うん間違いないっ!」。今回も横文字が多いベーカリーとは一線を画す、食べたときの気持ちを乗せたネーミング。

遠目にも目立つ看板ですが、ベーカリー感はなし。
オープンから約1か月限定で使用するバッグ。メッセージを前面に出したデザインの次もすでに待機中。

今回の味づくりでこだわったのは、すっと溶けるような口どけ感。そして、もうひとつは風味。今回食材を探し求めていくなかで出合った奄美のざらめ糖と塩を使った食パンの2品で勝負をかけます。これだけの食材を使って、企業秘密の製法でつくられている食パンは、思わず食べた瞬間につい、うん間違いないっ!と口にしてしまうほど口どけが良いことからこの店名が付けられたそうです。

2斤サイズの食パンは、購入当日は生で翌日にトーストがおすすめ

とろける口当たりにこだわった食パンの秘密は、まずは小麦粉にあり。製粉の時点でよりきめ細やかに仕上げたものを使用し、独自の製法で焼きあげています。そこに奄美諸島のサトウキビ本来のコクと風味を持ち、ミネラルや栄養素も豊富なざらめ糖と打田原集落で自然濾過して作られた真塩(マシュ)を使い、生クリームと小麦粉と混ぜ合わせた生地をベースに、プレーンタイプの「Oh! 間違いない」とサンマスカットレーズンをたっぷり入れた「絶対100パーセント」の2種類のみの販売となっています。

実際に食べてみると、ジャムやバターなどのスプレッドはむしろ必要なし。生地そのもののおいしさだけで1斤ぺろりといけますね。

お店が推奨する食べ方は、購入した当日はトーストせずにそのまま生食で。翌日以降は、厚めにスライスし、カリっと焼き色がつくぐらいにトーストするのをおすすめしています。

さらにおいしく食べるには、オリーブオイルをまわしかけたところに塩をひとふりしたり、蜂蜜をかけたあとに塩をひとふりしたりなど、生地自体に秘められたうま味に塩味を加えることで際立たせることができます。

パンはプレーンの「oh! 間違いない」と同じ生地にサンマスカットレーズンを使用した「絶対100パーセント」の2種類。2斤サイズのみでの販売です。
プレーンタイプの「oh! 間違いない」は¥800(税別) 
耳の部分が薄く、硬い耳の部分が苦手な子供でもぺろりと食べられるふわふわ感にこだわったそうです。
「絶対100パーセント」¥980 (税別)をトーストした状態。そのまま食べてももちろんおいしいですが、トーストして蜂蜜をつけるとかなりリッチで濃厚な味わいに。ぎっしりと詰まったサンマスカットレーズンはオーストラリア産のものを使用。

パンは基本的に店内で焼き上げるものの、スペースが限られるため近隣に工房も確保しているそうです。店頭は販売窓口のみで、予約販売はなく、その日の販売予定数を売り切ったら閉店のため、可能な限り早めの時間に行くのがおすすめです!

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この記事の執筆者
TEXT :
Precious.jp編集部 
2019.4.19 更新
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WRITING :
北本祐子
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