持たないこと、買わないことが尊ばれるなかで、本当に必要なものを見つめ直すとき、名品と呼ばれるもののなかに、その答えがあることに気付きます。
そこで、雑誌『Precious』12月号では特集「持たない時代に心を満たす最旬名品ファイル36」を展開しました。27名のおしゃれ賢者に今、手に入れるべき名品について徹底調査。
長く愛せるものはもちろん、最旬のデザインで今の自分を輝かせるもの、訳もなく心ときめくものなど、理由はさまざまですが、確実に名品選びの最新スタイルが見えてきます!
この特集のなかから、本記事では、ヴァン クリーフ&アーペルの『ペルレ』をご紹介します。
「ヴァン クリーフ&アーペル」の『ペルレ』
●リングの特徴:丸みのあるシェイプに色石を添えた1968年誕生の『フィリピン リング』に明るく、ポップな現代的解釈を加えたもの。ブレスレット『ペルレ ゴールドパール』
●ブレスレットの仕様:粒揃いのゴールドビーズが5連並ぶ贅沢なつくり。
「堂々とした重量感がありギラギラせず、ヴィンテージの味わいがするゴールドジュエリー。大人になった今だからこそ欲しくなる名品です」(伊藤美佐季さん・スタイリスト、ジュエリーディレクター)
「このゴールドは、色も煌めきも特別。若い頃には選ばない、今だからこそ似合うもの」と語るのは、いつも存在感のあるゴールドブレスレットを手元に欠かさない伊藤美佐季さん。
熟練の職人の手でよく研磨された繊細なゴールドビーズの煌めきは、華やかな分量感があるのにあくまで上品。ずっと昔からしていたかのように手になじんでしまうのです。
「クラシックで上品。見た瞬間に 『欲しい!』と心躍ったリングです。『マジック アルハンブラ』のオニキスのネックレスと合わせたら、きっと素敵!」(押田比呂美さん・スタイリスト)
そして黒をこよなく愛する押田比呂美さんは、瑞々しく、艶やかなオニキスがあしらわれた新作リングにひと目惚れ。「他のジュエリーとの相性のよさも魅力。ビーズとダイヤモンドのあしらいが効いています」と分析。
『ペルレ』はもともと宝石を縁どるアクセントの一部だったゴールドビーズ自体が、アイコニックなモチーフへと進化したもの。その愛らしさのなかに、ハイジュエラーとしての力量が感じられて、ファッションプロを魅了するのです。
【ここが名品!】
〈ATELIER〉
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
※文中の表記はYG=イエローゴールドを表します。
問い合わせ先
- PHOTO :
- 小池紀行・池田 敦(CASK)
- STYLIST :
- 三好 彩
- COOPERATION :
- BACKGOUNDS FACTORY、PROPS NOW
- EDIT&WRITING :
- 藤田由美、兼信実加子、池永裕子(Precious)