ブルネロ クチネリのスーツの凄みを一言で評すなら、やわらかさに尽きる。最高峰の素材と仕立てがエレガントなドレープを生み出し、ラグジュアリーへと転ずる。だからこそ、着こなしはオンもオフも自在。自由なスタイルが新しき時代の紳士像を描き出す。
新しき時代のラグジュアリーはブルネロ クチネリから始まる
シーアイランドコットンを用いた太うねコーデュロイのセットアップスーツ。ベビーキャメルのダブルブレストコートをはおった着こなしから、エレガンスがあふれ出る。
■1:徹底的にラグジュアリーに、オンとオフの垣根を超える、ブルネロ クチネリ流スタイリング自在のスーツ術
左/今季のトレンド素材であるコーデュロイを希少なシーアイランドコットンでつくるのが、ブルネロ クチネリらしいラグジュアリーさ。ジャケットとパンツをセットアップで着用すればドレスアップした印象に導け、ストライプの幅が広いシャツにウールシルクのチェックタイを合わせた柄ミックスのVゾーンが実に洒脱。コーデュロイ=カントリーという固定概念を覆す、洗練されたスーツ術だ。
右/脱構築的な仕立てこそが、ブルネロ クチネリ流。それを堪能できるのが浅めの打ち合わせが特徴のワンアンドハーフブレストジャケットだ。ヴァージンウールを用いたフランネルのやわらかさを見事に生かし、コンフォタブルに仕上げている。キャメル色のストライプシャツとオフホワイトのタートルネックニットを合わせて、ドレスダウンした着こなしに。型にとらわれない自由なスーツスタイルを象徴する。
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コーデュロイとデニムの相乗効果で、ラグジュアリーなカジュアルを
コーデュロイジャケットが持つスポーティ感を生かしたコーディネート。ウール・シルク・カシミアの撥水フランネルを表地に用いたダウンベストを重ね着することにより、優雅なオフスタイルへとシフトする。ほどよくダメージを演出したストレッチデニムのジーンズは、コーデュロイジャケットの名パートナーとして着こなしになじむ。
タイドアップでも、ボトムスの選択で新鮮なテイストを生み出せる
ネイビーチョークストライプのワンアンドハーフブレストジャケットにコットンツイルの白シャツとナローなドット柄タイを合わせれば、気品に満ちあふれた着こなしに。このトップスに対し、ポケットが特徴のアビエイターパンツをセットするのがブルネロ クチネリ流の自由なスタイリング。ほどよいラフさが加わることで、大人にこそ似合う洒脱なドレスダウンが完成する。
■2:徹底的にラグジュアリーに、オンとオフの垣根を超える、ブルネロ クチネリ流スタイリング自在のスーツ術
左/ウールにシルクとカシミアを混紡したフランネルのブラウンスーツ。ワイドピッチのチョークストライプは、今季のトレンドとして注目の的だ。タイドアップがさまになることはもちろんながら、シルクコットンのジャージーを用いたポロシャツのスタイリングも余裕で決まる。ポイントはスーツのストライプとポロシャツの色を絶妙にリンクさせたこと。大人の男にふさわしいスーツの脱力した着こなし術だ。
右/メタルボタン付きでピークドラペルのワンアンドハーフブレストジャケットと2プリーツのテーパードシルエットパンツの組み合わせは、スーツの新しいスタイル。ケーブル編みが上品なカシミア100%のタートルネックニットを合わせれば、リラックスムードがあふれる。手に携えたオフホワイトのダウンブルゾンをはおり、アウトドアテイストを加味するのも一手。
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タイドアップでもカジュアルにこなせる
メタルボタンが印象的なジャケットはブルネロ クチネリ流のアンコン仕立てで、リラックスしたフィーリング。奥行きのある発色といい、しなやかな風合いといい、上質なファブリックとはこういうものだと教えてくれる。着こなしはタイドアップしながらも、カシミア製のジップアップニットやストレッチデニムのジーンズを合わせることにより、こなれたカジュアル感を導き出せる。
ブラウン系と白のコントラストが上品
ショールカラーのダブルブレストカーディガン、その素材はカシミア100%。このラグジュアリーな一着をジャケットの上にはおれば、優雅なリラックス感がそこはかとなくにおい立つ。堅苦しいジャケットでは、こうはいかない。素材が上質で、仕立てがやわらかなブルネロ クチネリ流ジャケットだからなせるわざ。
「サルトリア ソロメオ」と銘打ったブルネロ クチネリのMTM(メイド トゥ メジャー)は、スーツに自由なスタイリングを与えてくれる。それは紳士にとって、スーツの新たな扉を開く体験だ。
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ブルネロ クチネリの今までにないメイド トゥ メジャー
紳士のためのブランドにおいて頂に立つ、ブルネロ クチネリ。そのメイド トゥ メジャーによるスーツとなれば、最高峰と呼ぶにふさわしいだろう。その特徴はブランドの世界観を踏襲していることにある。つまり、ここまでに紹介してきたスタイリング自在のスーツ術だ。
オーダーメイドで手に入れたいラグジュアリースーツの頂点
ブルネロ クチネリではそれを「Unconventional Style(型にとらわれない、自由なスタイル)」と呼ぶ。一着のスーツから広がるスタイリングの楽しさが、MTMのスーツにも浸透しているのである。タイドアップはもちろん、インナーにニットを合わせたり、ダウンブルゾンをはおったり……。オンとオフの垣根を越え、さまざまなシーンでスーツを活用する。それがMTMにも通じる。
熟練のMTMスペシャリストである銀座店の今井利一さんはこう語る。
「お客様がわれわれに期待していることは、自分にぴったりのスーツを仕立てることです。それはサイズがアジャストしているということだけではありません。スーツのタイドアップでビジネスシーンに、ジャケット単品をジーンズに合わせてドライブシーンになど、ご自身のライフスタイルに合わせて、さまざまなシーンでスーツを活用することを望まれています。ブランドが表現する世界観をより身近に感じていただき、自分らしさを投影しながら楽しんでもらえることがMTMの魅力でしょう。
そのため、既製品のコレクションでも使用しているシーズナルファブリックを選ぶ方が多いことも特徴に挙げられます。今季のおすすめは、シーアイランドコットンを用いたコーデュロイやヴァージンウールのフランネルですね」
ブルネロ クチネリのMTMは全体の約70%をハンドで仕上げる。肩や胸の周り、ラペルなど、丸みを帯びたやわらかさはやはり、ハンドメイドだからなせるわざ。ブルネロ クチネリのMTMで手に入れた特別な一着は、スーツの新たな可能性に出合わせてくれるに違いない。
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※価格はすべて税抜です。
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- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
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- クレジット :
- 撮影/長山一樹(S-14) スタイリスト/櫻井賢之 ヘア&メーク/MASAYUKI (The VOICE) モデル/Thomaz、Yaron