今なお人気の、永遠の妖精ことオードリー・ヘプバーン。一流のハリウッドフォトグラファーたちが撮りためた、魅力的な写真が約200点が公開される写真展が、2018年1月10日(水)~22日(月)の期間中、日本橋三越本店 新館7Fで開催されます。

改めて知りたい、オードリー・ヘプバーンが愛される理由

写真展で見られるさまざまなオードリー・ヘプバーンの姿
写真展で見られるさまざまなオードリー・ヘプバーンの姿

オードリー・ヘプバーンが生まれたのは1929年。両親の離婚や第二次世界大戦などのもと、壮絶な幼少期を過ごし、バレリーナとして頭角を現しました。しかし、170cmという高身長ではバレエの世界でトップになれないことから、挫折。戦後の恵まれない経済状況もあり、女優へ転身します。その後、1953年に公開された映画『ローマの休日』で初主演に抜擢。これが大絶賛され、アカデミー主演女優賞を受賞。その後も、数々の賞を獲得します。

 Mark Shawによる写真
 Mark Shawによる写真

その後、『麗しのサブリナ』『ティファニーで朝食を』『マイ・フェア・レディ』などでスターとしての地位を揺るぎないものにします。グラマラスな女優がもてはやされていた当時の映画界において、すらっとした体に大きな瞳、長い手足をもつ可憐な佇(たたずま)いのオードリーは、それまでの女優のイメージを一新。映画界における役者としての評価だけでなく、時代を象徴するファッションアイコンとしても人気を博しました。

インターナショナル・ベスト・ドレッサーとしても殿堂入りしており、今日においてもファッション業界や現代の女性たちから支持を集めています。

また、強い精神力をもって自己研鑽を積み続けたことや、愛に生き、晩年にはユニセフ親善大使として積極的に活動したことなど、その生き方や人間性に共感する人も多数。残した言葉は名言として、多く語り継がれています。

若き日の可憐な表情や姿にほれぼれ!オードリーの魅力が詰まった写真たち

Mark Shawによる写真
Mark Shawによる写真

今回の「写真展 オードリー・へプバーン」で公開されるのは、カリフォルニアのmptv社が所蔵する約1,500点の彼女の写真から、厳選された約200点。

ファッション・映画・プライベートの3部構成で、どの切り口においてもオードリーが愛された理由が伝わってくる、貴重な写真展となっています。

今見ても色褪せない、ファッションアイコンとしてのスタイリッシュさ、女優としての存在感、そしてひとりの女性としての愛らしさ。オードリー・ヘプバーンという稀代の女性を、改めて見つめてみたいものです。

問い合わせ先

  • 写真展 オードリー・ヘプバーン
  • 会場/日本橋三越本店 新館7F 催物会場
    会期/2018年1月10日(水)~22日(月)
    時間/10:30~19:00(19:30閉場)
    ※最終日は17:30まで、18:00閉場
    入場料/一般・大学生¥800、高校・中学生¥600(小学生以下無料、税込)
    TEL:03-3241-3311(日本橋三越本店 大代表)
    住所/東京都中央区日本橋室町1-4-1

この記事の執筆者
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EDIT&WRITING :
安念美和子