素晴らしい人生を送るためには、一体どうすればいいと思いますか?

マザー・テレサの有名な格言に、「性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから」という言葉があります。私達は、思考→言葉→行動→習慣→性格→運命の順番に、人生が決まるのです。

やるといい言葉や行動のひとつによく挙げられるのは、「ありがとう」を口癖にしたり、笑顔を絶やさないようにしたりすること。あとは、ポジティブ思考。

習慣化の専門家・三浦 将さんは、「こういったことを続けていると人生が素晴らしいものになる」と主張します。

性格はすぐに変わりませんが、思考回路は少しずつ変えていくことが可能。それでは、一体どんな価値観をしていると人生が好転していくのでしょうか?

三浦さんから、最高の考え方や思い浮かべるべきイメージを教わりました。人生をよりよいものにするために、以下の8つを習慣にして頭に叩き込んでいきましょう。

習慣にすると人生がどんどん素晴らしいものになる考え方8選

■1:「才能は努力次第でいくらでも伸びる」と考える

「才能は努力次第でいくらでも伸びる」と考える

ある程度のキャリアを重ねてきた年代だと、行き詰まりを感じて、自分の才能の無さを嘆く人もいるのではないでしょうか? しかし、何歳からでも才能は成長するという思い込み(成長マインドセット)をもっていると、潜在能力がどんどん出てきて、アクセルがどんどん入るそうです。

「スタンフォード大学のキャロル・ドゥエック教授らをはじめとする学術データもあるのですが、才能はいくつになっても伸びると思っている人は本当に伸びるのです。今の才能はあくまでも今の才能。結局は努力した人、習慣化して、才能を伸ばした人が勝つんです」(三浦さん)

いくらでも伸びるなら、どこまで伸びるかやってみようという気になりますよね。まずは一歩踏み出してみましょう。

■2:「人間であること自体がすごいことだ」と考える

「人間であること自体がすごいことだ」と考える

よく人間を動物に例える人がいますが、私たちは人間です。それ自体が素晴らしいことだと自覚しましょう。

「私たちは猿でも犬でもない、人間ですよ。人間であること自体が奇跡的にすごいことだと思いましょう。人間にはすごい力が元々あるんです。

力が無いと思い込んでいる人は、まだ出てきていないだけですから、どんどん潜在能力を出していきましょう。脳科学的にも、遺伝子工学的にも人間は脳の10%も使っていないそうです。力を出せばいいのです。出し方が悪いから、まだ出ていないだけなんです」(三浦さん)

うまくいかないのは、頭の使い方ひとつ。どんな人間にも優れた能力があるもの。それをを引き出すことを考えましょう。

■3:「失敗してもやり方がよくなかっただけ」と考える

「失敗してもやり方がよくなかっただけ」と考える

三浦さんによると、偉人と呼ばれる人の多くは、「失敗しても、単にやり方がよくなかっただけ」という考え方の人だそうです。

「エジソンはフィラメントをつくるのに1万回失敗したと言われていますが、なぜ1万回失敗できたと思いますか? 理論の正しさを確信していたこともありますが、絶対正解にたどり着けるんだと信じていたからです。

うまくいくやり方でないのだから失敗するでしょう。そうしたら、またやろうと思えばいいのです。同じことばかりやっていてはいけないですが、PDCAで改良しながら繰り返せば成功すると思えたら、自ずと成功します。

『七転び八起き』という言葉がありますが、成功する起業家ほど失敗しています。多くの人は途中でやめてしまうから成功しないのです。優秀な人はゴロゴロいますが、ソフトバンクの孫 正義さんや楽天の三木谷浩史がすごいのは、失敗してもやめないことなのです」(三浦さん)

失敗はして当たり前。途中であきらめることが失敗なのです。失敗で人は成長します。失敗を恐れて慎重になりすぎないようにしましょう。

■4:「最後はなんとかなる」と考える

「最後はなんとかなる」と考える

何かを始めるとき、挑戦するとき、うまくいくかどうか不安で仕方がないという人も少なくないと思います。そんな人に三浦さんは次のような言葉を投げかけます。

「頭のいい人ほど根拠を求めますが、根拠がわかっていることだけでイノベーションが起こるでしょうか? 根拠があることで成功するのだったら、誰でも成功します。根拠のない自信を持ってこそ、やり続けて成功するのです」(三浦さん)

自信を持ち、「最後は何とかなる」という言葉を口癖にする。これにより、不安はなくなります。

■5:「人は完璧でなくても素晴らしい」と考える

「人は完璧でなくても素晴らしい」と考える

仕事はできればソツなくこなしたい、完璧に仕上げて評価されたいと思いますよね。でも、三浦さんのアドバイスは、それとは正反対です。

「完璧を求めると、どうなるでしょうか? 窮屈で自分が苦しくなっていきます。完璧でなくてもいいという思い込みをもっていると、苦しさがなくなっていくのです。そうすると、相手にも完璧を求めなくなる。自分だけでなく、周りも幸せにすることができます」(三浦さん)

人は失敗するもの、不完全なものと思っていれば、肩の力が抜けて、もっとのびのびと仕事に取り組むことができるのではないでしょうか。これは「リラックスして挑戦する」という感じで、「いい加減にやる」ということとは、全く違ったことなのです。

■6:「私はいつも守られている」と考える

「私はいつも守られている」と考える

「最後はなんとかなる」と一緒に、「私はいつも守られている」も口癖にすることでも人生は素晴らしいものになっていくと言います。

「どうしても人は怪我や病気もするかもしれない、と思いがちですが、『私はいつも守られているから大丈夫』と思えば、心配や不安は少なくなります。

こういう考えの人は、神社には、『いつも守ってくれてありがとう』とお礼をしに行きます。多くの人は、『仕事がうまくいきますように』とか『彼氏ができますように』とお願いばかりしますが、神社はそういうことをしに行く場所ではありません。

『いつも守っていただいてありがとうございます』という気持ちで行くと、神様ももっといろいろやってあげようという気になるのではないでしょうか」(三浦さん)

パワースポットと言われる場所や、ご利益があると評判の神社仏閣にお参りに行くのが好きな人も多いでしょう。求めるだけではなく、感謝の気持ちをもつことが大切のようです。

■7:最高の瞬間のイメージを自然に思い浮かべる

最高の瞬間のイメージを自然に思い浮かべる

よくイメージトレーニングが大事だということも聞きますが、最高の瞬間のイメージを自然に思い浮かべるというのは、よっぽど自信のある人でないとできないのでは、と思っていませんか?

「例えば、一流のアスリートは、筋力や体力が高いのはもちろんですが、本当のトップ選手は、金メダルを取るとか優勝するといった最高の瞬間をイメージする力を習慣的に鍛えているんです。

最高のイメージをすると、技術や体の動きがイメージに追いついてきます。仕事ができる自分をイメージして、周りから『何を勘違いしているの?』と言われても気にしないことが大事です」(三浦さん)

心の中で思っているだけなら、人からケチつけられることもありません。勝手に思うところから始めましょう。

■8:お金に関してポジティブなイメージを自然に思い浮かべる

お金に関してポジティブなイメージを自然に思い浮かべる

人前でお金の話をするのははしたないとか、お金は汚いというようなイメージを持っていませんか? それは間違いです。三浦さんは、「お金を稼げる人は、お金に対するポジティブなイメージを持っています」と言います。

「稼げない人は、お金に対してネガティブなイメージを持っています。『お金は素晴らしい』というと、『何この人?』と思われるかもしれないですが、思っていていいんです。お金は素晴らしいものなのだから、『大好き』と言っていい」(三浦さん)

お金にポジティブなイメージを持っていると、自然と自分についてくるのだそうです。

以上、8点、今のあなたはできていますか?

三浦さんは、「こんなこと当たり前だと思われたかもしれません。でも、実際、多くの人は当たり前のことができていないのです。だから、習慣にしようということです」と言います。

頭ではわかっていても、潜在意識にこびりついているものは無意識になっているので変えるのが大変。でも、その当たり前化している思い込みを変えることで、人生はどんどんよくなっていくとのこと。それを信じて、ひとつずつ、思い込みを変えていきましょう。

三浦 将さん
「習慣力」エキスパート、人材育成・組織開発コンサルタント/エグゼクティブコーチ、チームダイナミクス代表取締役
(みうら しょうま)英国立シェフィールド大学大学院修了(理学・経営学修士)。大手広告会社、外資系企業を経て、エグゼクティブコーチとして独立。並行して、人材育成の企業研修を行う、株式会社チームダイナミクスを設立。認知心理学、アドラー心理学、コーチングコミュニケーションなどを基にした、効果的かつ独創的な手法で、習慣力研修、リーダーシップ研修、チームビルディング研修などを始め、国内外の企業の人材育成をサポートしている。『自分を変える習慣力』『相手を変える習慣力』(クロスメディア・パブリッシング)の習慣力シリーズは、累計20万部を突破。
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この記事の執筆者
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WRITING :
あわいこゆき
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