かぶらない最新の奈良土産、見つけました!
古都奈良が美しい表情を見せるのが、新緑の季節。最近は「青紅葉」と呼ばれる、色づく前の紅葉を愛でる旅も人気です。5月からは気候もよく、高い建物がない奈良を散策する際に「奈良しかない」お土産をどうしようかと思っている方におすすめしたいのが、こちら。
中川政七商店の「しかじか 米こがし」は鹿をモチーフにした奈良素材の土産菓子ブランド「しかじか」のデビュー第1弾。イメージしたのは奈良公園に集う鹿で、そのぎっしり感を表現したのだとか。
そもそも、中川政七商店は奈良の地で1716年(享保元年)に創業。現在は全国にさまざまなスタイルの直営店も展開していますが、こちらのお菓子が買えるのは奈良県内の直営店である中川政七商店 近鉄百貨店奈良店、日本市 奈良三条店、遊 中川 本店の3店舗のみ。それもデビューが2019年4月20日(土)からなので、大型連休となるこのGWのお土産にぴったりですね。
フレーバーは定番3種類と季節限定1種類でスタート
生地に使われているのは、奈良県産の赤米。そのため、一般的な米菓子よりも香ばしく仕上がっています。そこにつけられたのが3つのフレーバー。関西らしい旨味が広がる「だし醤油」味に、奈良の自然豊かな茶畑で育てられた「大和茶」味。そして1000年前の和製チーズといわれる“蘇(そ)”をイメージした「古代チーズ」味と、奈良の歴史を感じられるチョイスになっています。
これに加え、季節限定で登場する期間限定フレーバーとして「塩レモン」をラインアップ。こちらのボックスのみ、鹿が水浴びしているという遊び心も加えられています。
思わず並べて遊びたくなるアイディアも
中川政七商店の広報・佐藤菜摘さんは、「奈良公園を持ち帰る」ような鹿の形のお菓子を並べて吹き出しをつけてみるアイディアを教えてくれました。このアイディアはどのタイミングで浮かんだのでしょうか。
「3つの鹿たちがどうしても製造の過程で少し欠けてしまったりつぶれてしまうなど、出来上がりに個性が出てしまいました。そこで逆手にとって、自分なりのストーリーを膨らませられてたら楽しいな、ということで生まれました」
ちなみに、佐藤さんのイチオシはだし醤油味。
「ベーシックな味なのですが、だしの旨味と香ばしさは、一度食べたら止まりません! 一つひとつが小さいサイズ感なので、仕事の合間にデスクでポリポリいただけます。気がついたらあっという間に食べ終わっているので、おまとめ買いがおすすめです」
確かにいただいてみると小分けの袋があっという間に空っぽに! この春から夏にかけて奈良を訪れるならば、ぜひ贈るだけでなく、自分へのお土産にもおすすめです。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 北本祐子