スタイリスト髙橋リタさんの最新書籍、「RITA’S STANDARD スタイリスト髙橋リタのシンプル&洗練ルール」が2019年3月19日発売されました。Preciousで活躍中のリタさんが大人世代に向けて、次なる洗練ベーシックを全撮り下ろしで紹介しています。

Precious.jpではその書籍の中から、大人の洗練スタイルを生み出すベーシックアイテムをピックアップ。選び抜かれたアイテムをどう着こなすのか? 着映えのテクニックは? など、その着こなしルールを学びます。

「クリーン・知的・品格」に今の気分をトッピングした最新ワードローブがこちら!

リタさんの最愛ベーシックをつくる10のアイテムを一堂にご紹介しています。左から黒カーディガン¥24,000・タートルニット¥19,000(スローン<スローン>)、白スニーカー¥85,000(リエート<サントーニ>)、白シャツ¥24,000(オンワード樫山<R>)、デニム¥19,000(GUEST LIST<RED CARD>)、リネンジャケット¥69,000(ビームス ハウス 丸の内<カバナ>)、黒スカート¥37,000(ロンハーマン<シーピー シェイズ フォー ロンハーマン>)、カゴバッグ[参考価格]¥94,000(ロエベ ジャパン カスタマーサービス<ロエベ>)、トングサンダル¥26,000(TOMORROWLAND<TESORONE>)、白カットソー¥8,900(ビームス ハウス 丸の内<エイトン>)、グリーンパンツ¥32,000(ドゥロワー<ドゥロワー>)
リタさんの最愛ベーシックをつくる10のアイテムを一堂にご紹介しています。左から黒カーディガン¥24,000・タートルニット¥19,000(スローン<スローン>)、白スニーカー¥85,000(リエート<サントーニ>)、白シャツ¥24,000(オンワード樫山<R>)、デニム¥19,000(GUEST LIST<RED CARD>)、リネンジャケット¥69,000(ビームス ハウス 丸の内<カバナ>)、黒スカート¥37,000(ロンハーマン<シーピー シェイズ フォー ロンハーマン>)、カゴバッグ[参考価格]¥94,000(ロエベ ジャパン カスタマーサービス<ロエベ>)、トングサンダル¥26,000(TOMORROWLAND<TESORONE>)、白カットソー¥8,900(ビームス ハウス 丸の内<エイトン>)、グリーンパンツ¥32,000(ドゥロワー<ドゥロワー>)

「シンプル&洗練」をつくるために、髙橋リタさんが選び抜いたスタンダードワードローブがこちら。タイムレスな魅力がありながら、旬のエッセンスが香るラインナップです。

いつでもどこでもシーンレスに、毎日を心地よく過ごすことができるアイテムは、リタさん自身がプライベートで愛用するものも多いそう。この春夏のおしゃれに向けてそろえておきたい、ミニマルワードローブです。

そのなかから今回は、ノースリーブTシャツにクローズアップします。リタさん自身もプライベートで愛用し、シーンを選ばずオールマイティーに着られるこちら、着回し力の高さを見ていきましょう。

「オールシーズン欠かせない!インナーにもメインにもなる一枚」がRITA’Sルール

ユニセックスなデザインがシンプルワードローブの効かせ役に。¥8,900(ビームス ハウス 丸の内〈エイトン〉)
ユニセックスなデザインがシンプルワードローブの効かせ役に。¥8,900(ビームス ハウス 丸の内〈エイトン〉)

「清涼感のあるホワイトのTシャツは、私のおしゃれをつくる上でマストな存在です。選ぶポイントは、アレンジしやすいようにつかず離れずのサイズ感やユニセックスなシルエットにこだわります。ニットのインナーや日焼けした肌に合わせることが多いので、あえてスリーブレスに。キュッと詰まったクルーネックの襟ぐりも、セレクトのポイントに!」とリタさん。

襟の詰まったタイプなら、ニットの首元からもちらりと少量の白をのぞかせることができます。この細かなこだわりが、大人の顔周りを明るく照らし、冴えた印象へと導いてくれるそうです。

そして「RITA'S STANDARD」の中から、今回は雰囲気の違う3パターンの着こなしをご紹介します。

髙橋リタ流!ノースリーブTシャツを使ったバリエーション豊富なコーデ3選

■1:一枚で着るときは、素材合わせの妙でメリハリある着こなしを

コットン素材でユニセックスなデザインのノースリーブTなら、フェミニンなスカートを合わせてもコンサバに見えません。足元はヌーディーなトングサンダルで、ミラネーゼのように小気味よくビターに仕上げて。ノースリーブTシャツ/上写真と同じ、スカート¥26,000(エストネーション〈エストネーション〉)、ネックレス¥27,000(マユ アトリエ〈マユ〉)、バッグ ¥47,000(TOMORROWLAND〈TOMMASO CANDRIA〉)、靴¥29,000(アマン〈イル サンダロ オブ カプリ〉)
コットン素材でユニセックスなデザインのノースリーブTなら、フェミニンなスカートを合わせてもコンサバに見えません。足元はヌーディーなトングサンダルで、ミラネーゼのように小気味よくビターに仕上げて。ノースリーブTシャツ/上写真と同じ、スカート¥26,000(エストネーション〈エストネーション〉)、ネックレス¥27,000(マユ アトリエ〈マユ〉)、バッグ ¥47,000(TOMORROWLAND〈TOMMASO CANDRIA〉)、靴¥29,000(アマン〈イル サンダロ オブ カプリ〉)

ノースリーブTにテロンとした艶やとろみは必要ありません。ユニセックスなタイプを選べば、甘すぎずにすっきりとした印象に着られるところが見逃せないポイントに。

■2:モノトーンスタイルを地味に終わらせない少量の「白」を効かせるテク

ニットの襟ぐりと裾から白をちらりとのぞかせて清涼感を。ノースリーブTシャツ/上写真と同じ、ニット¥29,000(スローン〈スローン〉)、パンツ¥24,000(オンワード樫山〈R〉)、帽子¥24,000(アマン〈アルテサーノ〉)、ネックレス¥25,000・バングル¥53,000(ショールーム セッション〈MARIA BLACK〉)、サングラス¥43,000(アイヴァン 7285 トウキョウ〈アイヴァン 7285〉)、バッグ¥219,000(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン〈ロジェ ヴィヴィエ〉)、靴¥88,000(トッズ・ジャパン〈トッズ〉)
ニットの襟ぐりと裾から白をちらりとのぞかせて清涼感を。ノースリーブTシャツ/上写真と同じ、ニット¥29,000(スローン〈スローン〉)、パンツ¥24,000(オンワード樫山〈R〉)、帽子¥24,000(アマン〈アルテサーノ〉)、ネックレス¥25,000・バングル¥53,000(ショールーム セッション〈MARIA BLACK〉)、サングラス¥43,000(アイヴァン 7285 トウキョウ〈アイヴァン 7285〉)、バッグ¥219,000(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン〈ロジェ ヴィヴィエ〉)、靴¥88,000(トッズ・ジャパン〈トッズ〉)

ニットの襟ぐりから1cmほど、ノースリーブTのリブ部分をのぞかせるのが好バランスに。少しの白がメリハリになって、着こなしが引き締まって見えます。

■3:カジュアルなTシャツ効果で、鮮やかなカラーボトムを小粋なタウン仕様に

夏に映えるシトラスカラーのボトムを合わせて軽やかに。黒小物を合わせると重たくなってしまうので注意を。軽やかなトーンのベージュで統一させて端正な雰囲気を楽しみます。ノースリーブTシャツ/上写真と同じ、パンツ¥42,000(ドゥロワー 青山店〈ドゥロワー〉)、ストール¥40,000(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、バングル上から¥19,000・¥17,000(カオス丸の内〈キャッツ〉)、バッグ¥267,000(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉)、靴¥48,000(アマン〈ペリーコ〉)
夏に映えるシトラスカラーのボトムを合わせて軽やかに。黒小物を合わせると重たくなってしまうので注意を。軽やかなトーンのベージュで統一させて端正な雰囲気を楽しみます。ノースリーブTシャツ/上写真と同じ、パンツ¥42,000(ドゥロワー 青山店〈ドゥロワー〉)、ストール¥40,000(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、バングル上から¥19,000・¥17,000(カオス丸の内〈キャッツ〉)、バッグ¥267,000(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉)、靴¥48,000(アマン〈ペリーコ〉)

パンツのトーンと同じベージュ小物でそろえておくと、統一感が出て洗練されたムードが漂って。「只者ではない」おしゃれオーラを放ちます。


一枚で着たときも、インナーにしたときも、クリーンな印象をもたらし、使い勝手のいい白のノースリーブT。女性らしさはもちろん、シャープさまでも自由自在に演出できて、幅広く使えるところが魅力です。

今回は着こなしを選ばずにコーディネートできて、清潔感のある印象を高めてくれるノースリーブTシャツについてご紹介しました。

大人の女性がシンプルな着こなしで輝くためのヒントが詰まった「RITA’S STANDARD スタイリスト髙橋リタのシンプル&洗練ルール」

「RITA’S STANDARD スタイリスト髙橋リタのシンプル&洗練ルール」¥1,300 発売中(小学館)
「RITA’S STANDARD スタイリスト髙橋リタのシンプル&洗練ルール」¥1,300 発売中(小学館)

大人のベーシックアイテムの提案、シーンに合わせて今の気分を反映したスタイリングにはじまり、ステディブランドとのコラボレート、セカンドハウスのある七里ヶ浜、東京で行きつけのレストラン、毎年バカンスで訪れるハワイについてまで、リタさんのプライベートについてもご紹介しているので、見逃せない一冊に。

※掲載した商品はすべて税抜です。

髙橋リタさん
スタイリスト
(たかはし りた)シンプルベーシックをベースに、旬の気分が絶妙に反映されたスタイリングが幅広い年代の女性から支持されている。大人のラグジュアリー誌『Precious』でも、本当に素敵なものを選ぶ独自の審美眼に信頼が集まっている。
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この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
PHOTO :
佐藤 彩
EDIT&WRITING :
佐野有紀