春めいた季節に着たくなるのがピンク。ただ最近では、ピンクをただ甘く着こなすのではなく、かっこよくスマートに仕上げると旬のムードが高まります。

それでは、さまざまなシーンでピンクを素敵に着こなしていた2人の海外セレブの着こなしを見ていきましょう。

幸せ感が香って春らしさ抜群!スタイリッシュな大人のピンクスタイル

流行のアスレジャースタイルも、全身ピンクでまとめると新鮮

セレブ_2
パンツが短めの丈なので、足首のキュッと締まっている部分が抜け感になり、スタイルアップして見えます。

モデルのジジ・ハディットは、3点ともピンクでまとめたアスレジャールックで颯爽と。淡いトーンのピンクを全身着ても、それぞれのアイテムに切れがよくかっこよさがあるので、軽快なスポーティーテイストを演出できます。

ジムでのトレーニングにはもちろん、アスレジャースタイルが全盛の今は、街中で着ても違和感なく、かえっておしゃれっぽさが際立ちます。

着るだけで絵になるワンピースは、モードに見えるデザインを選択

セレブ_3
足元には反対色のブルー系のヒールパンプスを投入して、辛口のスパイスを加味しています。

上半身からウエストまでは細身のコンシャスシルエットで、スカート部分がフレアーに広がったワンピースを堂々と着こなしたヴィクトリア・ベッカム。やや青味がかったピンクにはモードさが漂って、まったく甘く見えません。まさに辛口フェミニンをこれ一着で表現できます。肩がちらっと隠れるフレンチスリーブだから、いちばん太い部分をカバーしてくれる優秀なデザインです。


ピンクを甘くかわいく着こなすのはひと昔前のスタイリング。おしゃれな海外セレブたちのように、辛口フェミニンにすっきりと仕上げるのが今っぽく新鮮なアプローチに。手持ちのピンク服も、アイテム合わせや着方のアレンジで切れよくスタイリングしてみては?

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
佐野有紀