日本橋三越本店の、緑と水辺をたたえる屋上庭園に注目

デパートの屋上が子供向けの施設があったのはもう遠い話。最近の都心のデパートの屋上は緑化が進み、大人の憩いの場へと生まれ変わっています。リモデルオープンした日本橋三越本店の本館屋上は、「つながりのもり」をコンセプトに緑と水辺をたたえる開放感あふれる空間に。

実は日本橋三越本店の本館の高さは、皇居の標高と同じ百尺(約31m)。そこから、皇居の豊かな森の植生にならい、屋上空間に配植。 都市のなかに自然とのつながりを取り戻す起点をつくり、 人間だけでなく生きものにとっても居心地のよい環境づくりを目指したそうです。

日本橋に豊かな自然を再生する庭園として「日本橋庭園」と命名。「集いの広場」「季節を映す水辺」「遊びの野原」「鎮守と伝統の杜」「四季の森」の5つのゾーンで構成された広場では、イベントやレストランスペースなど、多彩な用途での活用が予定されています。

「季節を映す水辺」ゾーンには、本館の吹き抜け空間にある天女(まごころ)像のちょうど上部にあたる場所に水盤を設置。「空を映し出す鏡」として、抽象的に表現しています。
開閉式の大屋根のもと、季節ごとのフードイベントを展開する「集いの広場」。
「鎮守と伝統の杜」ゾーンには、墨田区向島にある三井家の守護神「三囲神社」の分霊が祀られている「三囲神社」が設置されています。

吊り下げ型の苔玉から伝統的な盆栽までそろう「盆栽 清香園」もリフレッシュオープン

江戸末期創業の「盆栽 清香園(せいこうえん)」も、新たにオープン。伝統的な盆栽から、草花を添えて小さな庭に見立てる清香園オリジナルの「彩花(さいか)盆栽」、最近人気の苔玉など多彩にそろっています。盆栽も手ごろなサイズからそろっているほか、剪定用の道具や清香園こだわりの盆栽用の鉢も購入できます。

美しい枝ぶりの盆栽が100点前後都心で並んでいるのは最近ではあまりみない光景です。
注目の苔玉も紅葉など葉がついたものがたくさんそろっています。
清香園の山田寅幸さん(写真左)と浦壁良太さん(写真右)。豊富な知識をもったスタッフが常駐しているので、自分が盆栽を置きたい環境なども相談しながら選べます。

夏季期間限定のフードコートも5店舗オープン!

屋上にはフリーで使えるテーブル席が用意されていて、2019年9月16日(月)までの期間限定でフードコートが出店中。

神田のイタリアンレストラン「チーズ ファイサル」、本格タイ料理「タイの食堂」、イタリア フィレンツェのチョコレートジェラート専門店「ジェラテリア・ヴィタリ」など、食事からデザートまで夏の野外にぴったりのメニューを提供する5店舗から好きなメニューをピックアップできるスタイルです。

日本橋のビルの屋上に、こんなちょい飲み穴場スポットがあったとは!
日替わりで14種類のジェラートから選べます。2種盛りで¥551(税込)

ちょい飲みしたい人には、1913年に英国に設立された英国国際フィッシュ&チップス協会により正式認証を受けたアジア唯一のお店「マリン」のフィッシュ&チップスと、「MIRAI SAKE×COEDO」でクラフトビールのCOEDOビールとの組み合わせがおすすめ。

屋上フードコートの営業時間は、平日午前11時から午後9時30分(オーダーストップ午後9時)、土・日・祝午前11時から午後9時(オーダーストップ午後8時30分)まで。 ※一部店舗で変更の場合もあります。

都心の新たなエアスポットを息抜きに活用してみては?

「マリン」のフィッシュ&ポテト。
「MIRAI SAKE×COEDO」は吉祥寺にある日本酒セレクトショップ&バー「未来日本酒店」とクラフトビールブランド「COEDO」によるMade in Japan酒をテーマにしたコラボレーションバー。
こだわりのセレクトの日本酒や梅酒を楽しめます。

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この記事の執筆者
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WRITING :
北本祐子