■4:飲酒した状態でSNSやメールを使用する
大きな課題や目標を達成した日の夜は、自分のために祝杯をあげたくなりますよね。もちろん、自分の頑張りを評価し、適量のお酒でリラックスすること自体は問題ありませんが、酔った状態でSNSに書き込んだり、メールを送信したりするのはご法度です。
「アルコールで気分がたかぶっていたり、判断能力が低下していたりすると、つい勢いに任せてSNSでネガティブな書き込みをしたり、メールで配慮に欠けたメッセージを送ったり、取り返しのつかないミスをやってしまいがちです。
実際に、私の知人でも、悪口などごくプライベートなメッセージを親しい人に宛てて送るつもりが、ビジネスグループ全体に送信して信用を失うなど、しらふではありえない失態を犯したケースがあります。
夜間に仕事関係のメールを受け取った場合など、込み入った用件でなければ、その場で返信してしまいたいという人もいるかと思いますが、酔っているときの即レスは粗相のもと。『明日にしよう』が賢明です」(後藤さん)
著名人による酩酊状態での不祥事がニュースになることもよくありますよね。お酒に強い人ほど「自分はそれほど酔っていない」という慢心が怖い……。どうしても気になって何か書かずにいられないときには、せめて下書きにとどめておきましょう。
そのコントロールさえ自信がない人は、お酒を飲んだからには、メールやSNSなど、自分が発信できるツールには一切アクセスしないのが得策かもしれません。
■5:寝る直前まで仕事をする
これは会社員よりも、フリーランス、自営業者に当てはまりやすいNG習慣ですが、寝る直前まで仕事に夢中になるのは、あまりおすすめできないとのことです。
「成功者はオンとオフの切り替えが、とても上手な傾向があります。日中は仕事に全神経を注ぎ、その分、夜は思い切りリラックス。就寝前のひとときは、仕事のことを考えず、自分を自由に解放するのです。
リラックス重視という点では、エアロバイクを漕ぐなど汗をかくような激しい運動も、控えたほうがいいでしょう。交感神経が活発化して、眠りの妨げになってしまいますからね。もし、運動するとすれば、アロマを焚いてのヨガなどがおすすめです」(後藤さん)
超人的な体力の持ち主であっても、目が覚めている間ずっと仕事モードでは、集中力がもつわけがありません。また、仕事とはまったく無関係の自分の趣味に没頭することで視野が広がり、ビジネスにもプラスの影響が期待できます。明日のパフォーマンスを高めたいなら、夜寝る前にはあえて、仕事から距離をおくようにしましょう。
*
以上5つの習慣の中で、あなたに当てはまるものはありましたか? 成功者に近づきたいなら、ぜひこの機会に改善しましょう。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 中田綾美