【目次】

気温17度を快適に過ごす、6つのポイント


 

気温17度は、春や秋の端境期に観測されることが多いです。17度そのものは快適に過ごせる気温ですが、それが最高気温なのか最低気温なのかで選ぶべき服装が変わってきます。それぞれの「3つのポイント」を押さえておけば「何を着たらいいか分からない」という悩みも解決!

「最高気温17度」の日に押さえる3つのポイント

 

最高気温17度の日は、最低気温が10度前後になることが多く、防寒対策が必要です。

【1】「パーカ」で首元からの冷えを防ぐ

コーディネートを立体的に見せてくれ、お洒落心も満たせる「パーカ」は、首元からの冷えを防いでくれるのが頼もしいです。

【2】「ニット」は厚手が安心

最高気温17度の日に「ニット」を選ぶなら、寒さを感じないように厚手のものを選ぶと安心です。

【3】「軽アウター」があれば朝晩も快適

朝晩の冷え込みが気になる最高気温17度の日。さっと羽織れる「軽アウター」があれば、どの時間帯も快適に過ごすことができます。

「最低気温17度」の日に押さえる3つのポイント

 

17度が最低気温の場合、日中には25度前後になり、汗ばむことも。涼しさを感じる服装選びを意識しましょう。

【1】「シャツ/ブラウス」一枚で快適に過ごせる

「シャツ」や「ブラウス」を一枚で着こなしても快適な最低気温17度の日。色合わせにこだわって清涼感を演出すると絵になります。

【2】「薄手の長袖」を軸にして暖かな日のお洒落を楽しむ

ロンTなどのシンプルな「薄手の長袖」を軸にして、暖かな日ならではのお洒落を楽しんで。

【3】「半袖×羽織り」のコンビで調整する

25度前後になった場合、長袖では暑いなんてことも。そんなときに備えて「半袖×羽織り」のコンビを活躍させて。

最高気温17度は「パーカ」「ニット」「軽アウター」を活用


肌寒さを感じる最高気温17度の日。パーカや厚手のニットにプラスして、軽アウターを準備しておくと服装に失敗した! なんてこともありません。

【1】「パーカ」で首元からの冷えを防ぐ

カットソーを忍ばせ着脱可能な着こなしへ

 

ゆったりシルエットがカジュアルなパーカも、緊張感のある黒レザーパンツを合わせればラフに傾かずお洒落心を満たせます。さらにパーカのインにカットソーを忍ばせておくと、奥行きが生まれるだけでなく調整もできいつでも快適。

日中の外出はスカート合わせで軽やかに

 

最高気温17度の日、日中だけのお出かけならパーカ一枚でも過ごしやすいです。程よくゆとりのある形を指名するとこなれ感を醸すことに成功。白のスカートとスニーカーを合わせ、軽快さをアピールして気温にマッチした着こなしに。

朝晩の冷えに備えて軽アウターを準備

 

一日中外出するなら、パーカに軽アウターをプラスして朝晩の冷えに備えて。カイア・ガーバーは黒のパーカとスラックスのシンプルカジュアルに、王道のベージュトレンチコートを重ねてクラシカルなムードを共存。白スニーカーがキレのよさをもたらしてくれます。

【2】「ニット」は厚手が安心

厚手のゆったりニットをほっこりさせない

 

暖かくて安心なゆったりシルエットの厚手ニットは、クリーミーなホワイトを指名して温感を上乗せ。ともするとほっこりしがちなニットには、レザー素材のパンツと小物を合わせるとほっこりせずにスタイリッシュ。ニュアンス配色に黒小物を添え、小気味よく仕上げて。

エアリーなスカートを合わせメリハリアップ

 

ハイゲージで防寒力のあるニットは、グレーを選び大人らしさを意識。そこにエアリーな白のティアードスカートを合わせると対比がついてメリハリがぐんとアップ。寒さが気になるなら、インにタイツやレギンスを仕込んでもOK。小物は白黒を選び、テイストミックスなモノトーンルックをコンプリート。

ジャケットを重ねて冷えに備える

 

厚手ニット一枚でも心配な場合、さっと羽織れるジャケットを準備して。黒のオフタートルニットと濃紺デニムのワンツーに、ノーブルなネイビージャケットとバーガンディのパンプスを合わせ、こっくり配色にするとキレイが叶います。足首周りを肌見せすれば、ワントーンがのっぺりする心配もなし。

【3】「軽アウター」があれば朝晩も快適

軽アウターの王道トレンチコートで絵になる!

 

ニットとパンツを黒で揃えたミニマルシックな装いに、軽アウターの王道であるトレンチコートを重ねれば、クラシカルな趣が漂い絵になります。アウターが要らないときは、さっと携えてアクセサリー代わりに。

淡色でまとめれば重くならない

 

季節の変わり目に多く観測される気温17度。真冬のような着こなしは避けたいので、エクリュのノーカラーロングアウターに、ラベンダーのトップス、アイスブルーのジーンズを合わせ軽快さを演出。小物は黒よりコントラストが付かず、淡色のソフトさを損なわないビターブラウンを採用。

トラックジャケットで軽快さを演出

 

最高気温17度のときでも、最低気温10度前後のときでも浮かないトラックジャケットを活用。軽やかなジャケットに、清楚な水色シャツ、黒スカート、赤のポインテッドトゥパンプスを合わせてミックススタイルにするとこなれ見え。

最低気温17度は「シャツ/ブラウス」「薄手の長袖」「半袖×羽織り」を活用


最低気温17度の日は、最高気温が25度以上の夏日なることもあるので、通気性のよさを意識したり、調整可能な服装にしておくとどの時間帯でも快適です。

【1】「シャツ/ブラウス」一枚で快適に過ごせる

淡いカラーシャツで透明感と涼感を両立

 

薄手のシャツ一枚で快適に過ごせる、最低気温17度の日。淡いカラーシャツを選ぶと、透明感と涼感を両立できます。清楚なシャツには、やっぱり端正なスラックスがお似合い。ノーブルなネイビーは爽やかなカラーシャツともよくマッチします。

軽やか&スタイリッシュなライトグレーデニムを添えて

 

爽やかな気候の日に映える、白のブラウスを着用していたケイティ・ホームズ。過ごしやすい気温の日には、アクティブさを備えたデニムパンツがしっくり。ケイティはライトグレーを選び、軽快さとスタイリッシュなムードを実現しました。

涼しげな色合わせに頼って

 

すらっとしたIラインスカートをセレクトして、シャツとのシンプルなワンツースタイルに洗練を呼び込んで。水色と白の瑞々しい配色が清涼感を醸してくれます。引き締め役のブラウンバッグは、さっと小脇に抱えてこなれ感をアピール。

【2】「薄手の長袖」を軸にして暖かな日のお洒落を楽しむ

グリーンが爽やかな気候にマッチ

 

ロンTなどのシンプルな「薄手の長袖」トップスを軸にして、思い思いの組み合わせで暖かな日のお洒落を楽しみましょう。濃いグリーンのボーダーロンTに、色味を変えたコーデュロイワイドパンツを合わせ高揚感漂うワンカラーコーディネートにトライ。キャメルの編み込みレザーバッグでアースカラー配色にし、洗練を宿して。

レーススカートでカジュアルロンTを退屈にさせない

 

半袖を着るにはまだ少し早い… そんなときに重宝する白のロンTは、ロング丈を選んでおくとあらゆるコーディネートにマッチさせることができます。シアーな白レーススカートは、カジュアルなロンTとなら身近な存在に。反対にスカートはロンTをクラスアップしてくれます。

透け感のあるボリューム袖ブラウスを主役に

 

ほんのり透け感があって通気性の良いブラウスは、白で清潔感を、ボリューム袖のデザインで華やかさを獲得。ボトムはすっきりとした黒のスリットパンツを選び、メリハリラインを形成。小物も黒でリンクしつつ、フラットシューズで適度に力を抜くとあか抜けます。

【3】「半袖×軽アウター」のコンビで調整する

コンパクトなカーディガンなら荷物にならない

 

気温が25度以上になったときに備えて、半袖を着用しておくと安心です。ダコタ・ジョンソンは白Tシャツとライトブルーデニムパンツのカジュアルスタイルを、黒のカーディガンと白パンプスでクラスアップ。コンパクトで軽量なカーディガンなら、脱いだときにも荷物になりません。

オールホワイトで颯爽と!

 

シンプルな白Tシャツに、同色のオーバーサイズシャツをさらりと重ねてキレのよさを演出。オフホワイトのイージーパンツで色味に変化を付けつつ、フレアラインでほんのりフェミニンを両立。小物は、白の相棒的存在である黒がやっぱりしっくり。

カジュアルとスーツの組み合わせならいつでも様になる

 

知的さ漂うネイビーのスーツに、白Tシャツとスニーカーのカジュアルアイテムをミックスすれば、ジャケットを着たときも脱いだときも様になること間違いなし。暑苦しくならないよう、ジャケットは風をはらませるようにばさっと肩掛けするとgoodバランス。

【番外編】雨や夜の冷え込みには上着やコートが必須!


気温17度の日は、夜は肌寒くなったり、雨の日には体感温度が低くなるため上着が必須です。実用性と洒落感を叶えた服装選びのコツをチェック。

撥水コートとブーツで雨の日を快適に

 

撥水性のあるシャカシャカコートを取り入れることで、雨の日ならではの着こなしを楽しんで。黒アウターのインに、ベージュのハーフジップニットとプリーツスカートを仕込んでメリハリをプラス。シューズは水はね対策になるブーツをチョイス。

重ね着術を使って三段階調整可能にする

 

シャツ、ジップアップニット、ブルゾンを重ねることで、調整の効く着こなしへ。ボーダーとキルティングの合わせ技なら、立体感が叶います。レイヤードスタイルなので、ボトムは黒パンツと白スニーカーのミニマルコンビですっきりと。

主役級コートを使って着映え力の高さを確保

 

肌寒いときに重宝するクラシカルなベージュステンカラーコートは、パワーショルダーデザインを選んでモダンに刷新。シューズはブーツをセレクトし、さらにこなれ感漂うブルー刺繍キャップを取り入れることで冷えから守って。

PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香
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