ホームパーティの多いこの季節に、シャンパンに合うお料理をさっとつくれたら、素敵ですよね。

ホームパーティで褒められること間違いなしの簡単レシピを、ぱぱっと作れて見た目も美しいお料理がInstagramで大好評のフードクリエイター、RYO UNOさんに教えてもらいました。

シャンパンに合う一皿「イワシのインボルティーニ、リンゴのコンポート添え」
シャンパンに合う一皿「イワシのインボルティーニ、リンゴのコンポート添え」


今回ご紹介するのは、ホリデーシーズンに欠かせないシャンパンとの相性抜群の『イワシのインボルティーニ リンゴのコンポート添え』

インボルティーニは使う食材も調理方法も地方や家庭によってさまざまで、アレンジをたくさん楽しめるイタリア料理です。

そもそも「インボルティーニ」とは、イタリア語で包むという意味。イワシに包んだタマネギ、リンゴやレーズンのやさしい甘さと、フェタチーズのまろやかな塩気、レモンの程よい酸味とが口のなかで混じり合う、豊かな気分になれるひと皿です。

できたてはもちろん、冷めてからでもおいしく食べられます。

【材料】4人分

①インボルティーニ
イワシ 8尾
パン粉 35g
タマネギ 1/2個
レーズン 2つまみ
フェタチーズ 20g
クルミ 4かけ
イタリアンパセリ 2枝
白ワイン 40ml
レモン 1個
ローリエ 適宜
オリーブオイル 適宜
塩胡椒 適宜
砂糖 適宜

 

②コンポート
リンゴ 1/2個
砂糖 大さじ1
レモン 1/2個

【つくり方】

1)イワシを3枚おろしにした後、厚みをならすように厚い部分をさらに背に向けて包丁を入れて、切り離さないように気をつけながら開く。全体に塩胡椒を振り、バットに移す。

2)フライパンにパン粉と少量のオリーブオイルを入れ、軽く色付く程度に弱火で炒めて、冷ましておく。

3)タマネギをみじん切りにして、少量のオリーブオイルとともにフライパンに入れて、しんなりして色付くまで弱火で炒めて、冷ましておく。

4)2と3、きざんだレーズン、ほぐしたフェタチーズ、細かく砕いたクルミ、きざんだイタリアンパセリ、塩胡椒をボウルに入れ、白ワインとレモンの搾り汁(1/2個分)を加える。材料を混ぜながら、しっとりするまでオリーブオイルを少量ずつ加えて調整する。

5)イワシの頭の方から1/4ほど空けて、4を乗せて、頭の方からていねいに包む。

6)包んだ端の部分を下にして、イワシ、半円状に薄くスライスしたレモン(1/2個分)、ローリエを交互に耐熱皿に敷き詰めて、最後に上から砂糖を軽くまぶす。

7)200℃に予熱したオーブンで10分ほど焼く。

8)薄くスライスしたリンゴと砂糖、レモンの搾り汁を小鍋に入れ、中火で色が透き通るまで数分煮込む。

9)焼き上がったイワシのインボルティーニにリンゴのコンポートを添える。お好みでフェタチーズをさらに上からまぶしても美味。

シャンパンに合う一皿「イワシのインボルティーニ、リンゴのコンポート添え」
シャンパンに合う一皿「イワシのインボルティーニ、リンゴのコンポート添え」


シャンパンにはもちろん、ロゼワインとの相性もばっちり。この冬のホームパーティに是非お試しあれ。

 

この記事の執筆者
TEXT :
RYO UNOさん フードクリエイター
2017.6.30 更新
名店と言われる都内のピッツエリアでのアルバイトをきっかけに、料理にのめり込む。Instagram(@r.uno)へのレシピ投稿でワールドワイドに支持を集め、2016年より料理家として本格始動。趣味はサーフィン。
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クレジット :
構成/渋谷香菜子(LIVErary.tokyo)