真夏の大人の着こなしの定番といえば、黒や白のモノトーンでまとめたコーディネート。
モノトーンはキリッと涼しげで素敵ですが、少し飽きたかな…と感じたときにおすすめしたいのが、ファッション誌『Precious』8月号(7月5日発売)で特集している、「スパイスカラー」配色です。
まず、「スパイスカラー」とはどんな色のこと?
「スパイスカラー」とは、シナモンやローリエ、ナツメグなどの香辛料(=スパイス)のような色合いのこと。
今季はサファリテイストのトレンドもあり、雰囲気豊かでドライな「スパイスカラー」を取り入れて、オフィススタイルの鮮度をアップしましょう。
ここでは、特集のスタイリングを手がけた戸野塚かおるさんに「スパイスカラー」を上手に着こなすポイントを、動画で教えていただきました。
■1:「スパイスカラー」をオフィス・スタイルに取り入れるポイント
アイテム選びを間違えるとリラックス感が強くなってしまう、エスニックな「スパイスカラー」。オフィスシーンに取り入れるなら、ほっこりしない上質素材をチョイス! さらに形はシンプルなものがおすすめです。
■2:「スパイスカラー」を簡単に取り入れるなら、モノトーンと組み合わせて
「スパイスカラー」を簡単に取り入れるなら、白や黒のモノトーンと組み合わせるのが簡単です。実例コーディネートを見てみましょう。
例:クミン色×ホワイトの配色術
オフィスの定番的なブラウススタイルが、くすみイエローの「クミン」で夏らしくエキゾチックにアップデート。清新な白とのコンビネーションで、会議やプレゼンにも万全な、爽やかで知的なスタイルに仕上がって。バングルで取り入れたグレージュが、クミンと絶妙なニュアンス配色を奏でるのにも注目を。
メインの「クミン」色のブラウスは…きちんとしたシャツ風デザインながら、ゆったりとしたビッグシルエットでさりげなく今の気分を表現。艶やかなシルクサテンは肌映りがよく、大人にうれしい効果もあります。
■3:よりスタイリッシュに着こなすなら「スパイスカラー」のグラデーションを!
「スパイスカラー」をワントーンでまとめ、グラデーションで変化をつけた着こなしは、おしゃれ上級者感が漂います。その実例を、動画と写真とでご確認ください。
例:ナツメグ色のワントーングラレーション
明るい赤みブラウンの「ナツメグ」は、とろみのある生地を選べば信頼感や落ち着きが生まれ、オンタイム仕様に。濃色のパンツと淡色のブラウスがつくる雰囲気抜群のカラー・グラデーションは、遠くからでも視線を奪うかっこよさを放ちます。
以上、『Precious』8月号の「真夏の"スパイスカラー"配色」特集から、スパイスカラーの着こなしのコツをお届けしました。
ここでご紹介したほかにも、雑誌には大人の女性をシックに鮮度アップする、素敵なコーディネートやテクニックがさらにたくさん紹介されています。やわらかな雰囲気と上品さが際立つ「スパイスカラー」を、今年の夏はぜひ取り入れてみて。
※掲載した商品の価格はすべて税抜です。
- PHOTO :
- 熊澤 透
- MOVIE :
- 安念美和子
- STYLIST :
- 戸野塚かおる
- HAIR MAKE :
- 福沢京子
- MODEL :
- RINA
- COOPERATION :
- 丸ビル 三菱地所、丸の内二丁目ビル 三菱地所
- EDIT&WRITING :
- 長瀬裕起子、中村絵里子(Precious)
- RECONSTRUCT :
- 安念美和子