「SAINT LAURENT RIVE DROITE(サンローラン リヴ・ドロワット)」と名付けられたこの店は、クリエイティブ・ディレクターのアンソニー・ヴァカレロがキュレーターとなり提案する、カルチャー・コンシャスでクリエイティブな新コンセプトストアです。

サンローランがコレット跡地にコンセプトストアをオープン!

「RIVE DROITE(リヴ・ドロワット)」の名前は、故ムッシュ イヴ・サンローランが1960年代に主流だったオートクチュールというラグジュアリーファッションの概念を革新的に変えたプレタポルテライン「SAINT LAURENT RIVE GAUCHE(サンローラン リヴ・ゴーシュ)」に由来して命名されました。

1階は、ラジカセ、スケートボード、靴などを展開。 COURTESY OF SAINT LAURENT 

このブティックにはサンローランのコレクション以外に、本やアート作品、ヴィンテージアイテムも並べられ、アンソニー・ヴァカレロによって概念化されたイメージやアイディア、ライフスタイルなど、まったく新しいサンローランの世界観を表現する空間となっています。

3階構成で表現される、サンローランの新たな世界観

地下はメンズ・ファッション、1階はラジカセ、スニーカー、Tシャツ、そして2階はウィメンズ・ファッションという構成。特に2階にはヴァカレロが個人的に収集した本がデコレーションとして飾られていて、彼のインスピレーション源を探るのも面白いです。

2階フロアのサントノレ通り側は、家具やアート作品がおかれて、サロンのようなしつらい。 COURTESY OF SAINT LAURENT 
同じく2階のウィメンズ・フロア。奥にデスクがおかれ、本を閲覧できる。 COURTESY OF SAINT LAURENT 

奥には希少なヴィンテージ本が販売されているコーナーもあって、昭和の日本のアンダーグラウンドな本がいくつも! アラーキーこと荒木経惟の『センチメンタルな旅』の初版限定本もありました。

希少な『センチメンタルな旅』初版限定本は、6,000ユーロで販売されています。 
店の前に置かれた車。実は、オブジェであり、動きません。アート作品として販売されていました。

このコンセプトストアはロサンゼルスのロデオドライブにも登場。今日的なサンローランの世界観を発信しています。

問い合わせ先

 

この記事の執筆者
某女性誌編集者を経て2003年に渡仏。東京とパリを行き来しながら、食、旅、デザイン、モード、ビューティなどの広い分野を手掛ける。趣味は“料理”と“健康”と“ワイン”。2013年南仏プロヴァンスのシャンブル・ドットのインテリアと暮らし方を取り上げた『憧れのプロヴァンス流インテリアスタイル』(講談社刊)の著者として、2016年から年1回、英語版東京シティガイドブック『Tokyo Now』(igrecca inc.刊)を主幹として上梓。