シミやくすみ、シワなど加齢トラブルが目立つ大人の肌・・・。これらをすべてカバーしようとしてつい厚塗りになりがちですが、実は大人こそ「薄塗り」が大切なのです。
今回は、気温や湿度がピークを迎えるこの時期におすすめしたい、ナチュラルな「サマーベージュメイク」の作りかたをご紹介します。
崩れてもキレイ!「サマーベージュメイク」ってこういうこと
\クリームアイシャドウならではの透け感&光沢で美しい陰影に。ナチュラルなのに、印象的な強い目元に/
気温&湿度はピーク! だからメイクは薄塗りが大人の常識
強い紫外線のもとでは、シミ、くすみ、シワなどの加齢トラブルが浮き上がるように目立つ…。これらすべてを厚塗りにならず、ナチュラルにカバーするためには、粉っぽさは厳禁。繊細な光のヴェールをまとうように、艶を重ねていくのが正解です。
その要となるのがベースメイクですが、ここではジェルとカラーピグメントを混ぜる、艶がメインのシャネルの最新ファンデーションを使用。手で塗るよりも付属のブラシでクルクルと塗布するほうが、毛穴や小ジワの凹凸にもムラになることなくフィットし、均一の極薄膜の仕上がりに。
そして、チークは艶のあるクリーム系コーラルベージュを。指を使ってなじませれば、肌と一体化し自然な血色に。指で塗る→密着感が高まる、これも覚えておきたいポイントです。
さらに、どんなメイクでも大人の女性が外せないのは、アイライナーで黒い瞳を際立たせ、マスカラで黒く艶めくまつげをつくること。そしてリップはベージュ系で目元や頬とトーンをそろえると、洗練度がアップします。
仕上げに、ゴールドラメ入りボディオイルで首、デコルテ、二の腕のエイジングカバーまで完了したら、夏の日差しに美しく映えるサマーベージュメイクの完成です。
メイク崩れが目立たない、艶を重ねる夏メイク6ステップ
■1:ブラシ使いでムラなく薄塗りに。艶ファンデを塗布
ブラシで小さく円を描くように塗布していく。小鼻の脇、口周りなど細かな部分もブラシ塗りなら均一に塗布できる。
■2:クリームチークで艶をトッピングし、血色とメリハリを
頬骨に沿って3か所にのせてから、指でなじませていく。クリームチークは多くつきやすいので、指で少量ずつのせて。
■3:薄く幅広く! 単色でもクリームシャドウなら立体まぶたが完成
中指に色をとり、まぶたの中央にのせてから、ワイパーのように指を動かしながら、アイホール全体にのばしていく。
■4:アイシャドウが薄塗りだからフレームはくっきりと
アイラインは目尻を7~8mmほど長めに描き、目の横幅を強調。さらにマスカラで目の縦幅を強調し目力アップを。
■5:落ちにくいのに艶をキープするベージュリップを塗布
リップもベージュでそろえることで洗練された印象に。フィット感はマットなのに、ほのかに艶が生まれる最新リップ。
■6:ゴールドのきらめきでデコルテ&首がすっきり。ボディオイルを塗布
首に多くのせるとシワの間にゴールドパールがたまりやすいので、まずデコルテに塗ってから首に向かってのばすこと。
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いかがでしたでしょうか?次回は、今回のサマーベージュメイクを応用した、夜のシーンで映えるドラマティックなメイクをお届けします。
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