【目次】

「合う色」は?


ネイビーニットは落ち着いたカラーなので、合わせる色を選ばないのが魅力のひとつです。ネイビーニットの着回し幅を広げるために、まずは「合う色」をマスター!

「黒」ダークカラー同士でシックにきめて

 

きりっと引き締まった「黒」と高貴さ漂うネイビーというダークカラーの色合わせで、シックなオーラを放って。暗色同士が間延びしないよう、異素材をミックスするとうまくいきます。

「白」なら清潔感が溢れる

 

ブルー系であるネイビーに、クリーンな「白」を合わせると清潔感のある装いに。ダークカラー×ライトカラーになるので、メリハリたっぷりにきまるのも高ポイントです。

「グレー」となら聡明さをまとうことに成功

 

ノーブルなネイビーニットに、スタイリッシュな「グレー」を合わせれば、聡明さを演出することができます。知的さ漂う色合わせなので、ビシネスシーンにもおすすめ。

「ベージュ」で柔らかな表情へ

 

ネイビーニットの上品さをアシストして、柔らかな表情へと導いてくれるのが「ベージュ」。穏やかなメリハリを授けながら、しなやかな着こなしを実現しましょう。

「ブラウン」落ち着いた色合わせで大人顔へ

 

ダークカラーであるネイビーニットと相性がよい「ブラウン」。落ち着いた色合わせで、大人らしさ、上品さを倍増させましょう。暗色同士がのっぺりしないよう、素材でメリハリをつけたり、肌見せで抜け感をつくると好バランスです。

「ネイビー/ブルー」で一体感のある配色へ

 

パンツ、バッグ、バイカラーのバレエのシューズのトゥを、ニットの色と合わせて清潔感のある洗練スタイルに。ブルー系カラーでまとめれば、ノーブルな印象にまとまります。

「カーキ/グリーン」で程よく辛口に

 

ネイビーニットと合わせることによって、格好よさが引き立つ「カーキ/グリーン」。程よく辛口なムードを漂わせ、大人の余裕をアピールして。俳優のジェニファー・ローレンスは、カーキのコートにネイビーニットを肩掛けで投入した静かな配色で、シックにまとめました。

「赤」で生き生きとフレッシュに見せる

 

ベーシックカラー以外でおすすめなのが「赤」を合わせたネイビーニットのコーディネートです。寒色であるネイビーに暖色の赤を合わせれば、コントラストが効いて絵になります。配色で新鮮さを楽しみたい、そんなときにぴったり。

「パンツ」スタイルを知的に着こなして


ネイビーニットに合う色をマスターしたら、次にスタイル別コーディネートの着こなし幅を広げましょう。「パンツ」スタイルにネイビーニットを合わせ、知的さを漂わせて。大人に似合う実例をピックアップしました。

グレー×白合わせでカジュアルをスタイリッシュに

 

ニットプルオーバー、スラックス、スニーカーというカジュアルスタイルを大人らしく仕上げたヴィクトリア・ベッカム。ネイビー×グレー×白という色合わせなら、スタイリッシュさが漂います。スニーカーは真っ白にこだわって、キレのよさをアピール。

ストライプ柄パンツで小気味よく

 

Vネックのネイビーニットトップスに、白シャツを仕込んで立体感を獲得。ネイビーと相性のよいブルーのストライプ柄パンツを合わせ、小気味よい装いを完成させて。

ネイビーと黒ならシックにまとまる

 

ゆったりとしたボーダーニットトップスとショートパンツという愛らしい着こなしも、ネイビーと黒の引き締まった配色ならシックな雰囲気が漂います。足元には黒のロングワークブーツを迎え、スパイスをひとさじ。

ロゴニットを外し役として投入

 

ネイビー、グレー、ブラウンの穏やかな色合わせで大人らしさを意識。ダークカラーでまとめても、白シャツを仕込んでいるからこそのっぺりしません。ニットプルオーバーのロゴが抜け感に繋がり、こなれた着こなしに着地。

ロングジレを重ねてメリハリアップ

 

ネイビーニットトップスと黒スキニーパンツの組み合わせは、スリット入りのパンツでちょうどよい抜け感を確保。ベージュのロングジレを重ねれば、色のメリハリがつくだけでなく、Iラインが強調されてスタイルアップ効果抜群です。

「スカート」で上品フェミニンをつくる


もともときちんとした印象のネイビーニットに「スカート」を合わせれば、上品なフェミニンスタイルを味わうことができます。コンサバに傾きすぎず、今っぽさもクリアしたコーディネートをお届けします。

グロッシーな白スカートがネイビーニットの上品さに共鳴

 

パールのような上品なツヤを湛えた白スカートに、ネイビーニットトップスを合わせたシエナ・ミラー。ゆったりシルエットのトップスとペンシルスカートのバランスが絶妙です。足元にはトングサンダルを迎え、気張りすぎないフェミニンをコンプリート。

ブルーコーデにボルドーを差して

 

ネイビーニットトップスに、爽快感のある水色のスカートとポインテッドトゥパンプスを合わせ、清々しく。レザースカートを選べば、モード感を両得できます。差し色のバッグは、マチュアなムードが香るボルドーを指名。

ミニスカートを大人らしく着こなして

 

チアフルなミニスカートも、ネイビー×トップグレーという知的な色合わせ、そしてコンパクトな形にこだわることで上品さを演出。首元にスカーフをあしらって、ドレッシーにまとめて。

モダン小物でコーデをブラッシュアップ

 

真っ白なスカートを合わせることで、ネイビーニットプルオーバーのクリーンさを引き出して。アニマル柄のブーツやフラッフィーバッグのように、モダンさ漂う小物を投入することでマンネリを解消。

レースカラー×ミニスカートでグッドガールな面持ちへ

 

レースカラー付きのネイビーニットトップスに、黒のミニプリーツスカートを合わせ、グッドガールな表情へ。落ち着いた色合わせのおかげで大人らしくまとまります。シューズはロングブーツを選び、肌見せ面積を調整。

「きれいめ」にまとめオフィスでも映える装いへ


ここからは、テイスト別コーディネート術をご紹介します。知的さ、信頼感のあるネイビーニットはオフィスコーデやビジネスシーンにもぴったり。大人に似合う「きれいめ」な見本をピックアップしました。

ネイビーを繋いで凛とする

 

ニットプルオーバーとスティックパンツのシンプルワンツーは、ネイビーで繋いで凛とした装いへ。アンクル丈のパンツとポインテッドトゥパンプスを合わせれば、足元が華奢に見えてスタイルアップに繋がります。ネイビーの知的さに寄り添う、オフホワイトのバッグをオン。

黒合わせでレディな佇まいへ

 

ネイビーのポロニットシャツに、黒アイテムを合わせ落ち着いた表情へ。スリットスカートとスリングバックのパンプスを合わせれば、レディなムードを演出できます。ヘアにあしらったネイビーのスカーフが好アクセント。

配色で格好よさをアピール

 

ポロニットシャツにスラックス、ジャケット、ローファーを合わせたトラッドスタイル。ネイビー、ブラウン、グレーのハンサム配色なら、格好よさが倍増します。暗色がぼんやりしないよう、手元には白のバッグを携えて。

親近感のあるブラウンパンツが効く

 

ネイビーで繋いだニットプルオーバーとノーカラーのコートで、知的な雰囲気をオン。ぬくもり感じるブラウンパンツで親近感をプラスすれば、好印象にまとまります。

「カジュアル」でこなれ感を演出


着回しやすいからこそ「カジュアル」な着こなしにもおすすめなネイビーニット。オフの日ならではの、こなれ感漂うコーディネートをご紹介します。

デニムパンツで外してオフ仕様に

 

ネイビーニットトップスと黒コートの組み合わせは、ニットのケーブル編みがあるからこそ間延びしません。上半身を品よくまとめたら、ライトブルーのデニムパンツで外して軽やかに。やんちゃなダメージ加工が立体感に貢献しています。

鮮烈な赤パンツでキャッチーにきめて

 

着映え力を高めるために、ノルディック柄がアクセントのネイビーニットプルオーバーに真っ赤なパンツを合わせて。さらにオレンジのバッグ、メタリックシルバーのシューズを投入すれば、プレイフルに仕上がります。

小物で間延び問題を解消

 

ネイビーと黒を合わせたシンプルな着こなしは、スキッパーニットトップスを選んで動きをつけて。さらにブラウンのベルトとバッグ、白スニーカーでメリハリを宿せば、リズミカルに整ってシンプルコーデが成功します。

ゆったりシルエットでエフォートレスに

 

ニットプルオーバーと七分丈パンツは、いずれもゆったりとした形を選んでエフォートレスに。上品ネイビーで繋ぎつつ、ツヤ素材のパンツを指名すれば決してラフに傾きません。足元は白靴下と黒のメリージェーンの合わせ技で、小気味よく。

爽やか配色をネイビーで引き締め

 

くすみグリーンのタンクトップとベージュパンツという、爽やかなでヘルシーな着こなしを披露した俳優のジェシカ・ビール。ネイビーのニットプルオーバーをストールのように肩掛けすれば、引き締め効果が加わって、大人らしさも倍増します。

PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香