ルイ・ヴィトンのフレグランス・コレクションから新たな香りが登場
2016年にスタートしたルイ・ヴィトンのフレグランス・コレクション。そのウィメンズコレクションの10番目となる香調が9月、世界で一斉にローンチされました。発表会が開催されたのは、オートクチュール・コレクション期間中のことでした。
会場は、開放感を満喫できる、ルイ・ヴィトン本社の屋上です。当日は抜けるような青空が広がって、遠くにサクレ・クール寺院が見えました。
![招待客が寛げるように屋上にソファが置かれています。奥のブースが発表会の会場です。残念ながら撮影禁止でした。](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/d/d/720mw/img_dd294dddb3b64ce635edb9f708e97ace258961.jpg)
![DJがムードを盛り上げます。彼の肩越しに見えるのが、モンマルトルの丘にあるサクレ・クール寺院です。](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/1/b/720mw/img_1b30fc0c53111aad03e283b370c0a3f1242026.jpg)
ルイ・ヴィトンはもともとトランクのメーカーですので、旅と密接な関係にあります。そして、香りで旅をさせてくれるのがフレグランス。イマジネーションをかきたて、空想の旅に誘います。
フェミニンとクールを漂わせる、上品な香り「クール・バタン」
今回、披露されたのはドキドキと高鳴る心を意味する名前がつけられた「Coeur Battant(クール・バタン)」。ウッディ・フローラルの香調で、クリエーションを担当したルイ・ヴィトンのマスター・パフューマーは、南仏グラースにクリエーションのアトリエをもつジャック・キャヴァリエ=ベルトリュード。
印象的なのは、ファーストノートのスイートで瑞々しい洋梨の香り。ロマンチックなエジプト産のジャスミン、スイセンのミドルノートへと続き、さらにベースノートであるパチョリ、苔(モス)の深い香りに移っていきます。
甘さと爽やかさがコントラストをつくり、神秘的な深いグリーンへと収束して行くのです。
![「Coeur Battant(クール・バタン)」](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/1/f/720mw/img_1fa580e4ebfdd72cec605dfa31aaf74e147965.jpg)
フラコンは100mlと200mlのふたつのサイズで、イニシャルのカスタマイズも可能だそう。
![ルイ・ヴィトン オー ドゥ パルファン(クール・バタン)100ml ¥32,000・200ml ¥45,000(税抜)](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/1/6/720mw/img_16c4d588da3844c26f4f38f3295359a6102776.jpg)
![ルイ・ヴィトン トラベルスプレー(クール・バタン)7.5ml(4本入)¥32,000(税抜)](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/4/9/720mw/img_49d1c63a02a0f9d771cbc0c552d261a6113535.jpg)
フェミニンで上品かつクールさを漂わせるこの香り。まるで、見た目は女性らしくしなやかだけれど、賢くて芯が強い現代女性を思わせます。ルイ・ヴィトンのフレグランスにファンが増えそうな予感です。
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![](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/d/a/-/img_da02ac99521d554c8cb32f206f197c30205411.jpg)
- TEXT :
- 安田薫子さん ライター&エディター