2019年秋のブーツトレンドといえば、レースアップ、スクエアトゥ、アニマル柄、スウェード素材など色々ありますが、何と言っても本命は、ちょっとルーズなシルエットの「ニーハイブーツ」です。
先日、ファッションウィークを終えたニューヨークでも、ニーハイブーツをシックに着こなしたファッショニスタたちが、街を席巻していました。
やっと気温がマイルドになりつつある、この頃。そろそろ足元を「サンダルからブーツへーー」と思案中なら、海外のお洒落なセレブたちの着こなしを、ぜひ参考にしてみていただければと思います。
■1:ショート丈のボトムに、「あえての」ロングブーツで今年らしさをアピール
オリビア・パレルモ
2020年春夏ファッションウィーク開催中のニューヨークでキャッチされた、ソーシャライトのオリビア・パレルモ。
白のトップスに、黒のボトムというシンプルなモノトーンコーデながら、大人の肌を美しく見せる白のトップスは、トレンドのベルスリーブ。マニッシュな黒のキュロットは、パテントレザーの様な質感で、今年らしさ満点です。
合わせたニーハイブーツは、スムースなレザーで、キュロットとの質感の違いがリズムをつくり、退屈させないコーディネートに。
オリビアは、ボトムとブーツの境目の肌を見せないコーデが、今シーズンマイブームのようで、ほかの会場でもモノトーンプリントのミディ丈ドレスに、同じブーツを合わせる着こなしを披露していました。
■2:洗練された印象。クリーミーベージュのワントーンコーデ
ケイト・ボスワース
おしゃれ番長と呼び声高い、女優のケイト・ボスワースがニューヨークのストリートで披露していたのは、温かみのある、ベージュのワントーンコーデです。
ニーハイよりもさらにエッジの効いたサイハイブーツを合わせていますが、彼女のブロンドヘアやスキントーンに馴染む、クリーミーなベージュなので、落ち着いた、洗練された印象に。
リブニット素材のIラインドレスは、夏から人気が継続しているアイテム。ケイトのようにブーツを合わせれば、秋口も十分楽しめそうです。
どんな着こなしにも合わせやすく、週3で活躍しそうなニーハイブーツですが、定番人気のデニムの「ブーツインスタイル」にもハマります。スキニーではなく、ストレートなシルエットのデニムを、ルーズなニーハイブーツにインすると、今年らしい印象をもたらします。
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ひと足早くブーツを楽しむ海外セレブたち。ぜひこの秋のスタイリング計画に、彼女たちの着こなしアイディアを取り入れてみていただければと思います。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子