【Emilio Pucci/エミリオ プッチ】力強い配色とフリンジが、主役級の存在感を放つ一枚

120 ×120×170㎝(エミリオ・プッチ ジャパン)
120 ×120×170㎝(エミリオ・プッチ ジャパン)

生地のエッジにフリンジを施した、大判のトライアングル型スカーフ。ブラック×イエローという大胆な配色からは思いもよらないカモメが飛び交う柄が、気高きインパクトを与えてくれる。そのサイズ感とフリンジを生かすように、ゆったりと巻くのが格好いい。

【Brioni/ブリオーニ】ヴェネチアングラスの清冽さを、その身にまとえ

140× 140㎝(ブリオーニ ジャパン)
140× 140㎝(ブリオーニ ジャパン)

ヴェネチアングラスの彩色から着想を得たという、清々しく、それでいてミステリアスなカラーブロックが施された大判スカーフ。コットンとシルクの混紡生地で表現した、奥深い光沢感も男心をくすぐる。

【Boglioli/ボリオリ】涼やかなモダニズムを、着こなしに添えて

65×65㎝(ボリオリ 東京店)
65×65㎝(ボリオリ 東京店)

イタリアンモダンを代表するデザイナ ー、ジオ・ポンティの作品から着想を得て、美しい幾何学模様とカラーブロックをあしらったシルクスカーフ。ジャケットスタイルに取り入れれば、知的かつ静謐なムードが漂う。

【Pierre-Louis Mascia/ピエール ルイ マシア】芸術性と気軽さを併せ持つ、ダブルフェイスストール

65×190㎝(トゥモローランド〈ピエール ルイ マシア〉)
65×190㎝(トゥモローランド〈ピエール ルイ マシア〉)

抽象的な幾何学模様から具象的な柄まで、ありとあらゆる色柄を組み合わせてしまう、天才デザイナーによるブランド。その代表作が表面にシルクツイル、裏面にカシミア混モダールを使用した、ダブルフェイスストールだ。マフラー感覚で気軽に巻こう。

この記事の執筆者
TEXT :
山下英介 MEN'S Preciousファッションディレクター
BY :
MEN'S Precious2016年夏号「孤高の紳士に、スカーフを一枚」より
MEN'S Preciousファッションディレクター。幼少期からの洋服好き、雑誌好きが高じてファッション編集者の道へ。男性ファッション誌編集部員、フリーエディターを経て、現在は『MEN'S Precious』にてファッションディレクターを務める。趣味は買い物と昭和な喫茶店めぐり。
クレジット :
撮影/渡辺修身 構成/山下英介(本誌)