数あるメゾンブランドの中でも、もっとも歴史があるブランドのひとつで、スペイン王室からも愛されるロエベ。レザーのクオリティが高いことでも知られるスペインの中でも最高級の素材を使い、製品の上質さは他の追随を許しません。

『フラメンコ』[縦24.5×横26×マチ13㎝]各¥203,000(税抜)
『フラメンコ』[縦24.5×横26×マチ13㎝]各¥203,000(税抜)

そんな格式高いロエベのクリエイティブ ディレクターに、気鋭のデザイナー、ジョナサン・アンダーソンが抜擢されて3年目。さまざまなアイコンバッグに新しい命を吹き込んできた彼が今シーズン、初めてベルベット素材の『フラメンコ』を発表しました。

上質な素材と斬新なクリエイションが合わさった、クラシカルだけれども新しいアイコンバッグは、多面的な魅力をもつ大人の女性向き。表面は味わいのあるベルベット、内側はやわらかなナパレザーのコンビで、使っていくごとに自分に馴染んでいく感覚が気に入っています。フォルムはやわらかで気取らない、でも素材は最高級なので、カジュアルだけじゃない、コンサバだけでもない、振り幅の広さも魅力。

今買ってすぐ使いたい旬感もありながら、愛用して熟成させた10年後の風合いも“MY VINTAGE”として楽しめる、そんな予感でいっぱいです。

 

■『アマソナ』と並ぶロエベのアイコンバッグ、『フラメンコ』。フラメンコに使うカスタネットに形が似ている、ということが名前の由来。日本女性が使いやすいサイズ感と、ベルベット×ナパレザーならではの軽量さも魅力のひとつ。

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この記事の執筆者
TEXT :
長澤実香さん スタイリスト
BY :
『Domani10月号』小学館、2016年
1974年、札幌生まれ。 1997年、スタイリスト黛 比佐子氏に師事。 2000年、フリーランス・スタイリストとして独立。 2015年 TOKYOEDGE.co.,ltd. を立ち上げる。 好きなもの:黒、白、赤リップ、赤ネイル、和な花や木、ヴィンテージ全般、着物、民族衣装生地、マッシヴ・アタック、ポーティスヘッド、マニー・マーク、レディオヘッド、The xx、マドンナ、マイケル・ジャクソン、忌野清志郎、ゴッホ
クレジット :
撮影/佐藤 彩 スタイリスト/長澤実香 文/菊谷まゆ