どこかマリンな趣を備えた「ネイビージャケット×ジーンズ」の組み合わせを頼りに、装いの季節感を一気に更新。きれいめにもカジュアルにも寄りすぎない、ちょうどいいバランスが軽やかな季節にフィット。その着こなしの秘訣を紐解きます。

■1:マーリーズ・ピア・ファイフホハーは…引き締めとゆるみ、重心を操って単調にさせない

パンプスはポインテッドトゥを選び、ルーズなデニムをすらっと整えて。
パンプスはポインテッドトゥを選び、ルーズなデニムをすらっと整えて。

インフルエンサーのマーリーズ・ピア・ファイフホハーを、ミュンヘンでスナップ。かりっとしたネイビーのダブルブレストジャケットに、薄いブルーのルーズジーンズを組み合わせて。同じブルー系でまとめながらも、端正なジャケットとゆるいデニムで緊張と弛緩を共存させ、単調さを防止。ボリュームが下にあっても重く見えないのは、白Tシャツとブルースカーフで視線を上に誘導しているから。

小物は、春なら白を合わせても素敵ですが、彼女は黒をセレクト。爽やかに傾きすぎず、都会に映えるシックなムードに着地しました。

■2:ローラ・ノルテマイヤーは…フレアジーンズで端正な装いに柔らかさをプラス

トートバッグをさらりと抱え、小粋なムードを演出。
トートバッグをさらりと抱え、小粋なムードを演出。

ハンブルクでスナップされた、インフルエンサーのローラ・ノルテマイヤー。白の上下にネイビーのジャケットを効かせ、春らしくクリーンな佇まいに。膨張しがちな白も、ネイビーで輪郭を引き締めつつ、ピンストライプ模様で縦ラインを強調すると好バランス。さらにジーンズはフレアシルエットをセレクトし、お堅くなりがちなシャツ×ジャケット×パンツの装いに余白をもたせて。小物は黒でリンクし、コーディネートに安定感をもたらしました。

3:リサ・エイケンは…ブルー系コーディネートは異なる要素を組み合わせて

寒色のなかで映える暖色バッグをアクセントに。
寒色のなかで映える暖色バッグをアクセントに。

2026年2月15日、NYファッションウィーク開催中のストリートでキャッチされた「VOGUE Shopping」のエグゼクティブ・ファッション・ディレクターを務めるリサ・エイケン。直線と揺れ、コンパクトとワイド… 対照的な要素を組み合わせたブルーコーディネートを披露しました。上半身では春らしい軽快さを演出しながら、ボトムには大胆なバギーデニムを迎え、意外性をもたらして。ふわりと舞うボウタイブラウスが、すっきりとしたジャケットとゆったりデニムのあいだで緩衝材のように機能し、異なる要素を自然に調和させています。


「ネイビージャケット×ジーンズ」の春コーディネートをお届けしました。端正とカジュアル、締まりとゆるみ、曲線と直線。コントラスト設計を意識するだけで、装いはぐっとクリーンな印象に。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

関連記事

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香