バイク乗りたちが溺愛する、ベルスタッフのモーターサイクルジャケットに新しいモデル、サーキットマスターが登場した。ハードなイメージをラグジュアリーなファッションシーンに落とし込んだベルスタッフの功績は大きい。本気のライダーはもちろんのこと、この本格ウエアを「我が良き友」として身ににまとい、いつか地平線の向こうまで走り続けたいと、憧れを胸に秘めた伊達男たちの支持も厚い、希有なブランドとなった。両胸に配されたスラントポケットや調整可能なそで口のカフス仕様など、ライダースジャケットに必要なディテールを搭載。バイクに乗らずとも街中で着こなせるライダーススタイルを紹介する。

ハードなアウターは粋に着こなすのが正解

ムートンのラグジュアリー感が手伝って、着こなしを制限することなく楽しめる一着には、紳士必携の小物を効かせて洒脱に遊びたい。

アウター¥641,000(ベルスタッフ・ジャパン カスタマーサービス〈ベルスタッフ〉ニット¥42,000(ビームスF 新宿〈スカリオーネ〉) パンツ¥40,000(PT JAPAN〈PT01〉)帽子¥115,000(ボルサリーノ ジャパン〈ボルサリーノ〉) スカーフ¥18,000(ブリティッシュメイド 青山本店〈ドレイクス〉) グローブ¥21,000(ヴァルカナイズ・ロンドン〈デンツ〉) 靴¥67,000(ブリティッシュメイド 青山本店〈ジョセフ チーニー〉)

英国のモーターサイクルスタイルといえば真っ先に思い浮かぶのがベルスタッフ。その功績は、生粋のファンクションウエアをファッションとして定着させたことだろう。実際にバイクを駆ることがなくても、そでを通すと、ハードボイルドな男になれる、気がする。そこに、男の匂いを感じることができるのだ。

この『サーキットマスター』は名のとおり、レーサー用ジャケットとして誕生したモデル。人間工学に基づいた動きやすいパターンで、スリムフィットにすることによってモダン、つまり今のファッションの勘所をつかんでいる。さらにベルスタッフは機能的なワックスコットンを十八番とするが、これは豊かなふくらみのムートンを採用。贅沢すぎるほどのレザーアウターが注目されるムードも併せ持つ。

まさに、伝統的でありながら新しいライダースだ。チェックパンツとセミブローグを合わせた王道の着こなしも新鮮に映る。

※価格は全て税抜です。※価格は2016年秋号掲載時の情報です。

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撮影/戸田嘉昭・唐澤光也・小池紀行(パイルドライバー/静物) スタイリスト/武内雅英(code) 文/鷲尾顕司