日本を代表する港町として発展してきた歴史から、ほかの街にはない異国情緒を纏う神戸。その中心である三宮には、各国料理店もバラエティ豊かに点在。街を包む独特の雰囲気が、食事をよりおいしく感じさせてくれます。

この記事では、三宮に数多存在するレストランの中から、餃子・点心がおいしい、高級レストランをピックアップ。プレステージなレストランの予約を得意とする『一休.comレストラン』で口コミ高評価を得ている店と、料理人の顔が見えるグルメ・レストランサイト『ヒトサラ』でシェフがオススメする店の中から、計5軒を厳選しました。

【目次】

ランチプランが人気


【1】維新號 點心茶室 神戸店

維新號 點心茶室 神戸店
維新號 點心茶室 神戸店 情報提供:一休.com

明治32年、東京神田で中国からの留学生を相手に郷土料理を提供することから始まった、老舗中華店「維新號(いしんごう)」。「よりおしゃれに、よりカジュアルに」をコンセプトにした神戸店は、三ノ宮駅より徒歩5分の神戸国際会館9階に位置します。

店内には一面に窓が巡らされており、差し込む陽光がやわらかな雰囲気を演出。プライベートな個室も同様、自然光を感じられる造りで、円卓を囲みながら穏やかなひとときを共有することができます。夜はまた雰囲気が変わり、夜景が彩る空間へと変化。個室確約プランなどもあるので、用途に応じて使い分けを。

維新號 點心茶室 神戸店
維新號 點心茶室 神戸店 情報提供:一休.com

こちらでいただけるのは、昔ながらの手づくりを貫く、上海料理・広東点心を中心とした、本格中華料理。中華には意外なほどあっさりとした上品な味付けが特徴で、世代を超え愛され続けています。

おすすめのランチプランは、「【月替わりランチ】前菜3種、蒸し点心2種、季節のお料理3品、フカヒレスープ、ちまき、デザートなど全8品 3,300円」。内容は月替わり。一例として、「三種前菜盛り合わせ」、「二種蒸し点心」、「尾付き海老の柚子胡椒仕立て」、「牛肉とキノコのカキ油炒め」、「秋鮭の黒酢ソース」、「フカヒレと蝦水餃子のスープ」、「ちまき」、「デザート」。

ランチはほかに、「小籠包セット」、「飲茶セット」なども展開。また夜は、カジュアルなコースから、「フカヒレの姿煮込み」、「北京ダック」などをメインとしたコースまで用意されています。

問い合わせ先

  • 維新號 點心茶室 神戸店
  • 営業時間/ 11:00~15:00、17:00~22:00 土日祝/11:00~22:00
    定休日/元旦
    予算/ランチ 3,000円~3,999円 、 ディナー 6,000円~7,999円
    席数/100席(個室4室)
    喫煙可否/全面禁煙
    TEL/078-230-3400
    住所/兵庫県神戸市中央区御幸通8-1-6 神戸国際会館9F

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【2】CHINESE 宗家

CHINESE 宗家
CHINESE 宗家 情報提供:一休.com

三ノ宮駅中央口より徒歩6分ほど。北野坂の途上にひっそり店を構える「CHINESE 宗家」。店内に足を踏み入れると、そこは中華らしさに満ちた異空間。鮮やかな赤をアクセントに、ちょっと非日常感もある、落ち着いた内装に仕上げられています。

個室が完備されているのも特筆すべきポイント。普段使いのランチから家族の記念日まで…気軽に訪れては楽しい時間を過ごせる、隠れ家的一軒です。

CHINESE 宗家
CHINESE 宗家 情報提供:一休.com

こちらのお店のモットーは、「安心素材の本物をお手軽に!」。その信条に則り、使用する食材は国産のみ。たとえば、干し貝柱の旨みが凝縮された出汁で、20種もの食材をいただけるヘルシーな一品「炭鍋」など、本格派北京料理をリーズナブルな価格で楽しむことができます。

コース・アラカルトともに豊富で、餃子をはじめとした点心メニューも充実しています。

おすすめはランチプラン「【一休限定】ワンドリンク付きランチ フカヒレスープ、海老チリ、水餃子など全9品 4,374円」。「山東式水餃子」はじめ、「フカヒレのとろみスープ」、「海老のチリソース」、「香酢入り酢豚」などなど全9品、ボリューム満点の内容。さらに乾杯のワンドリンクが付きます。

問い合わせ先

  • CHINESE 宗家
  • 営業時間/11:30~14:00、17:30~22:00
    定休日/火曜日(祝日の場合営業)
    予算/ランチ 3,000円~3,999円 、 ディナー 6,000円~7,999円
    席数/40席(個室1室)
    喫煙可否/全席喫煙可
    TEL/078-242-8722
    住所/兵庫県神戸市中央区中山手通1-21-13

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餃子・点心がおいしいおすすめレストラン


【1】東天紅 神戸三宮・センタープラザ店

東京・上野に昭和36年創業した中華料理の老舗「東天紅」。その間違いのない味を、三宮でおなじみのセンター街で楽しむことができます。

お店があるのは、三宮センタープラザの19階。足を踏み入れると、商店街の喧騒が嘘のような絶景が広がります。ダイニングを囲む一面の窓からは、ポートタワー煌めく神戸ベイエリアを一望。また、併設の宴会場からは、六甲山側を見渡します。

個室も完備され、各線三宮駅から徒歩5分とアクセスも抜群。遠方からのゲストのもてなしにも、うってつけの1軒です。

日本人の舌に合う広東・福建料理をベースに、独自のアレンジを加えた「東天紅料理」。老舗が追求してきた味は、子どもから年配まで、老若男女に好まれるところです。

ランチから営業しており、飲茶や御膳など、幅広い価格帯のメニューを提供。ふかひれの姿煮が登場するディナーコースなどは、華やかな宴席にも申し分ありません。

おすすめのプランは、ディナーコース「【セレクトコース】窓際確約!選べるお料理5品+冷菜盛合せ+デザートの全7品!お好みのお料理をご堪能 5,808円」。

冷菜盛合せからスタートし、続く小菜、スープ、海老料理、肉料理、豆腐・玉子・野菜料理、食事は、テーブルごとに5品好きなものを選ぶことができます。さらにデザートまで付いた、盛りだくさんのコースです。

選べる内容の一例として、小菜「海老蒸し餃子と肉焼売」「棒焼き餃子」「海の幸とパクチー入りハーブサラダ」、スープ「酸辣湯」「ふかひれスープ(+500円)」、海老料理「海老のチリソース煮」「大海老のオーロラソース ライムを添えて」、肉料理「牛肉とピーマンの細切り炒め」「特製黒酢の酢豚」「鶏肉とカシュ-ナッツの朝天唐辛子炒め」、豆腐・玉子・野菜料理「土鍋入り麻婆豆腐」「ベジタブル八宝菜 腐乳ソース」、食事「五目あんかけ焼きそば」「牛肉入りオイスター風味焼きそば」など。

問い合わせ先

  • 東天紅 神戸三宮・センタープラザ店
  • 営業時間/11:30~15:00、17:00~22:00 土日祝/11:30~22:00
    定休日/年末年始
    予算/ランチ 2,000円~2,999円 、 ディナー 6,000円~7,999円
    キャパシティ/292席(個室5室)
    喫煙可否/全面禁煙
    TEL/078-332-5467
    住所/兵庫県神戸市中央区三宮町1-9-1-1900 三宮センタープラザ19階

東天紅 神戸三宮・センタープラザ店 の詳細・Web予約はこちら >>

【2】施家菜 點心坊(シーカサイ テンシンボウ)

施家菜 點心坊
施家菜 點心坊 情報提供:ヒトサラ『シェフがオススメするお店』

トアロード沿いに立つ、中華風の重厚な佇まいが印象的な「施家菜 點心坊」。こちらは、広東料理の名店「施家菜」が手掛ける、点心専門店。木材をふんだんに使用した内装は高級感がありつつ、どこか懐かしさを感じる温かみも。飲茶ワゴンが回る店内は、本場・香港の下町を思わせます。

施家菜 點心坊
施家菜 點心坊 情報提供:ヒトサラ『シェフがオススメするお店』

そんな雰囲気のある空間でいただくのは、香港から招かれたスーパーシェフによる、本格的な飲茶。店内を巡る飲茶ワゴンは、「蒸し」・「鉄板焼き」・「お粥」の3種類。ワゴンから好きなものを選べるほか、直接オーダーすることも可能です。

自慢の点心の中から、一例をご紹介。「黒トリュフ入り海老餃子」は、香港人シェフ手づくりの皮に、プリプリの海老を入れた蒸し点心。黒トリュフを加えた、現代的アレンジを楽しめます。

また、中華街を擁する神戸にも珍しい、香港式蒸しクレープも見逃せません。同店では香港から機械を導入し、高い技術を必要とするこちらのメニューを本場そのままに再現。「貝柱クレープ」はじめ、具材を変えラインナップされています。そのほか、「ニラ海老饅頭」など、焼き点心・揚げ点心も。

味のレベルが高いのはもちろんですが、SNS映えしそうなキュートなルックスも話題。たとえば可愛い目玉の付いた「流れるカスタード饅頭」。こちらは、提供時に付くハサミで饅頭の口部分を切ると、中からトロリとしたカスタードが流れ出す仕掛け。そのほか、「子豚チャーシュパオ」や「香港式エッグタルト」など、デザート類も充実しています。

問い合わせ先

  • 施家菜 點心坊
  • 営業時間/11:30~14:30、17:30~21:30
    定休日/水曜日
    予算/ランチ 2,500円、ディナー 5,000円
    席数/38人(宴会・パーティー時立席:40人着席:30人)
    喫煙可否/完全禁煙
    TEL/078-381-8137
    住所/兵庫県神戸市中央区下山手通3-11-17

施家菜 點心坊 の詳細・予約はこちら >>

【3】楽関記(Rakkanki)

楽関記(Rakkanki)
楽関記(Rakkanki) 情報提供:ヒトサラ『シェフがオススメするお店』

手づくりの皮で注文が入るたび包む、小籠包が人気の中華料理店「楽関記(Rakkanki)」。シックな色合いの店内は、中国のモダンな食堂をイメージしているそう。

1階部分は、10席程度のカウンタースタイル。外から中の様子をうかがえるため、入りやすい雰囲気も魅力です。そのほか地下に、テーブル席20席ほどを用意。照明を落とした隠れ家感もどこか本場ぽく、好評なのだとか。

楽関記(Rakkanki)
楽関記(Rakkanki) 情報提供:ヒトサラ『シェフがオススメするお店』

会社員時代、出張先の上海で食べた小籠包の味を忘れられず、ついには退社し自ら本場で修行を積んだという、店主の城野 肇氏。上海で食べた小籠包店はなんと150店以上。帰国後、神戸にある有名中華店に数か月勤務し、満を持して「楽関記」をオープンするに至りました。

自慢の小籠包は、皮、スープ、餡、すべてにこだわり抜いた至高の逸品。あっさりなのにコクがあり、日本人の口にも非常によく合います。

独自ブレンドの小麦粉を使った皮は、薄くてコシがあり、モチモチの食感。国産豚スネ肉を粗挽きにした餡はコリコリの食感がまた絶妙で、国産豚骨と鶏ガラを4時間以上じっくり炊いたスープが、噛むほどにあふれ出ます。

また、天然物にこだわった魚料理も評判。その日に市場から仕入れた鮮魚を、強火でふっくら蒸し上げ提供する「天然鮮魚の清蒸」は、魚の旨みとネギ油、海鮮醤油の味わいがマッチする、シンプルなのに奥深い一品です。

問い合わせ先

  • 楽関記(Rakkanki)
  • 営業時間/11:30~14:30、17:30~22:00
    定休日/火曜日 ※第3月曜日(月曜日が祝日の場合は別週月曜日に振替)
    予算/ランチ 1,000円、ディナー 4,000円
    席数/30人(宴会・パーティー時着席:30人)
    喫煙可否/完全禁煙
    TEL/078-334-7172
    住所/兵庫県神戸市中央区北長狭通3-6-5 GONIビル1F

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※本記事で紹介したプランの価格はすべて税込です。
※本記事は2019年10月30日(水)時点での情報をもとに作成しています。

この記事の執筆者
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