白を活かしてモノトーンでまとめたり、どんな色にも合う白だからこそカラーを組み合わせて。ふわっと広がるワイドパンツやフレアスカートにもマッチする上に、デニムパンツとならクリーンで軽やかな印象に。まさに春コーディネートの軸になる白ロンTの活用法を解説します。
■1:アンナ・ウィンターは…ロンT×ビッグTのレイヤードで上級カジュアルを制覇
ベルリンの街中でスナップされた、デジタルクリエイターのアンナ・ウィンター。プレーンな白ロンTの上に、同じカラー、素材感のビッグTシャツを重ねて立体感を確保。このちょっとしたひと手間で、シンプルなのに凝ったお洒落を楽しむことができます。ボトムはすっきりシルエットのスラックスをチョイス。定番の黒ではなく、黒よりもソフトなチャコールグレーを選ぶことで無難を解消。足元でも白をリピートすると、春らしい軽快さを盛り上げることができます。
■2:マリア・バルテッコは…ニュアンス配色の繋ぎ役として白ロンTを投入
2024年3月31日、デジタルクリエイターのマリア・バルテッコをベルリンでスナップ。ジャケット×パンツのきれいめコンビは、いずれもビッグシルエットを選ぶことでリラックスムードをまとって。さらに淡いグレーとクリームホワイトの柔らかいニュアンス配色が、爽やかな春の気候によく似合っています。そんな曖昧カラーがぼんやりしないよう、トップスはプレーンな白ロンT、バッグは黒を選んでメリハリを授けました。
■3:フランチェスカ・シナは…リブロンT×肩掛けニットで小気味よく仕上げて
ラストはインフルエンサーのフランチェスカ・シナの、ミラノ ファッションウィークでのコーディネートをピックアップ。白のロンTは、リブ素材を選ぶことで縦長効果ときちんと感を獲得。ハリのあるベージュチノパンツを合わせれば、ワンツーでメリハリを確保できます。着こなしのこなれ感を高めていたのは、肩にさっと引っ掛けたニットプルオーバーの存在です。ふっくらとした厚めのニット、穏やかな引き締め効果をプラスしてくれるくすみカラーでリズミカルにまとめました。
定番「白ロンT」がこなれて見える着こなし術を、海外インフルエンサーのスナップからお届けしました。シンプルなアイテムだからこそあらゆるアレンジを楽しめるのが魅力です。ぜひ、ご紹介したコーディネートを参考にしてみてくださいね。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香